高槻駅はバスロータリーが北と南の2箇所ありますが、ポンポン山のバスは北口から出ています。
バスの車掌さんや駅の方に聞くと快く教えてくださいました。
神峰山口行きのバスに乗車しましょう。運賃は片道210円です。
登山口の最寄りとなる「神峰山口」に到着しました〜!
善峯寺方面から登る逆のルートもありますが、今回はこちらからアタックします。
動きやすい服装に雨具、水分、食糧、防寒を忘れずに。
しばらく進むとコンクリートで補装された道に出ました。
ここから先にある神峯山寺へはハイキングコースと一般道沿いを進む2種類のコースがありますが、
今回は自然を求めハイキングコースを進みました!
耳を澄ますと鳥のさえずりと共に川のせせらぎが聞こえてきました。
しばらくすると新緑に包まれた朱色立派な山門が見えてきました。
神峯山寺は1300年以上の歴史を持つ、日本最初の毘沙門天安置の霊場。
厄除け厄払い祈願や初詣だけでなく、新緑や紅葉スポットとしても人気の場所です。
新緑に囲まれた境内では鮮やかな青紅葉が至るところから参拝者を出迎えます。
都心に住んでいると、これほどまでの緑に囲まれることが壮々ないので、驚きと感動に加えて今日一日で視力回復しそうな勢いです。笑
また空気も澄んでいてとっても気持ちが良かったです。
せっかくなので境内もさくっと散策することに。
朱色の山門をはじめ、3体の毘沙門天が祀られている本堂や、厄除け魔除け祈願の護摩で使用する化城院など見所満載。
歴史ある建築物を包むような新緑により、写真も映えます。
なんとこちらには滝もあります。
境内にある九頭龍滝は龍神の口という言い伝えがあり、龍神様により山が守られています。
同じくお一人でいらしていたご婦人と立ち話に花を咲かせるなど、
さくっと散策するつもりでしたが、あまりの美しさと神秘さに長居をしてしまいました。
先を急ぎましょう!笑
神峯山寺のさらに奥へ進むと「神峯山寺開成院霊園」が見えてきます。
ここには簡易的ですが、お手洗いもあります。
というのもここから次のチェックポイントとなる「本山寺」までは急な斜面に加え、45分ほどかかるので厳しそうな方は済ませておくのがおすすめ。
かなり傾斜の強い斜面を進むと見えてきたのが、1200年の歴史を持つ「本山寺」。
奥の院とあって、息を飲むほど神秘的な雰囲気が漂っています。
本尊である「毘沙門天」は鞍馬寺、朝護孫子寺と並び「日本三毘沙門天」とも言われています。
こちらにもお手洗いがありますよ。
個人的に気に入ったのが境内にある、杉。
一本の杉が、途中から二本に別れているのがまるで夫婦のように寄り添いとっても印象的でした。
騒音も喧騒も一切届くことがなく、聞こえてくるのは鳥たちのさえずりと草木のざわめきだけ。
まるで世間から取り残されて違う場所にいるみたい。
立ち止まって目を閉じて深呼吸。めちゃくちゃ贅沢です。
さらに階段を登った先にあるのが「本堂」。
本堂の端に見つけた立て看板。
どうやらポンポン山へはこの道をさらに奥へ進らしい。
ついに山頂が見えてきました!
すでに足がカクカクしています。笑
今回は登山日がGW初日ということもあり、50人以上の方とすれ違いました!
人気ぶりがうかがえます。
ついに到着しましたー!
時間は9時からスタートしてゆっくり登って3時間ほど。
山頂にはベンチがたくさん設置されているのでお弁当なども問題なく食べることができますよ。
山頂には678.8mとの看板もありました。
この日は黄砂で町の様子はクリアではありませんでしたが、快晴の日は京都タワーなども見えるのだとか!
絶景と昼食を楽しんだら下山しましょう!
帰りは逆の善峯寺方面から帰ることにしました。
ひたすら下山すること1時間ほどで田園風景広がる「杉谷」に到着。