こんにちは!
神社仏閣大好き♡御朱印ガールの nori です。
今回は、上野にやってきました。
実は、この辺りに有名な俳優さんが願掛けをして、見事役をもらえたと言われる神社さんがあるんだそうです。
その神社さんは、素敵な御朱印がいただけるとして、若い女子にも人気が高いのだとか…
早速向かってみたいと思います。
ところで、上野と言えば、やっぱり西郷さん♪(笑) いつでもここから見守ってくれています。
まずは、公園内を散策しながら歩いて20分。
鶯谷駅北口より徒歩1分の場所にある、着いた先は「元三島神社」です。
場所を知っている方なら、改札出てすぐに見えるこちらの神社さん。ちょっと高い場所に鎮座されております。
本殿に向かうには、重厚かつ急な石段を登って行きまが、さすが都会のど真ん中にある神社!と言う事で、かなりスタイリッシュな雰囲気があります。
電車の車窓からも見えるという、こちらの神社さん。
参拝のおすすめ時期は、新年最初の初詣はもちろん、満開の桜咲く4月と茅の輪が設置される6月です。
特に6月は「夏越しの大祓」と言って、半年の厄を落とすためにお詣りする時期でもあり、その時には大きな茅の輪が出現します。
これがSNS映えすると、若い人の間で人気に。最近話題の場所なんだそうですよ。
元三島神社からは、歩いて10分ほど。着いた先は「小野照崎神社」です。
ここは以前から気になっていた神社さん。今回、念願叶ってのお詣りでした。
最寄り駅は、東京メトロ日比谷線 入谷駅、4番出口より徒歩3分、JRだと山手線鶯谷駅から南口より徒歩7分になります。
最近は徒歩ナビなどもあるので、現地まで迷うことなく行けるようになりましたね。
文明の利器はすごいっ!(笑)
東京の下町「入谷」に鎮座する小野照崎神社。
御祭神は、百人一首にも撰された平安初期有数の歌人であり、漢詩は「日本の白楽天」と呼ばれ、その文才は天下無双、「その才は神に至る」と評される程の絵の大廈でもあり、法律に明るい当代きっての学者で、参議という国の要職も務めた 小野篁公(おの たかむら)です。
852年(仁寿2年)、篁公が御東下の際に住まわれた上野照崎の地に創建され、寛永寺の建立とともに現在の地に遷されました。
江戸後期には、 学問の神様である菅原道真公(すがわら みちざね)も回向院より御配神として当社に遷され、境内にある末社を含めると、 15柱もの神様がお祀りされています。
こちらの神社の逸話として有名なのが、あの”寅さん”で有名な渥美清さん。
まだ名もない役者の卵として苦労していた時、「大好きな煙草をやめるので、今よりももっと活躍できるように」と願掛けをしました。
その願いは参拝の直後に通じ、ついに念願だった国民的映画『男はつらいよ』の主役の座を手に入れ、その誓願は生涯守られたといわれています。
こうしたエピソードも手伝い、芸人や音楽家、 芸術家たちはもちろん、仕事の成功を願う多くの方がお詣りされているそうです。
こちらの神社のパワーはそれだけではありません。
この御本殿は、未曾有の火難を二度逃れ今もなお、この場所に建ち続けております。
1923年(大正2年)、関東大震災で発生した激しい火が下町を包んでいました。
その火の手は勢いを増し小野照崎神社にも迫ろうとしていましたが、寸前のところで火は食い止められ事なきを得ました。
また、東京中が業火で包まれた大東亜戦争の最中でも、空襲の被害を受けることなく無傷で過ごしました。
この歴史的な二度の火難を逃れたのは、篁公の御神威と、住人たちの祈りが起こした奇跡かもしれません。その後、ますます御神威も加わり、今も変わらぬ姿を残しています。
まさにパワースポットと言える場所に違いありませんね。
天明2年(1782)に築かれた富士塚「下谷坂本富士」。
その昔、富士山に誰もが行けるわけではなかった時代、その霊験あらたかな姿を伝えるべく作られた直径は約15m、高さ約6mのミニチュアの富士山。
一合目から順に十合目まで記されており、南無妙法と書かれた石碑や修験道の開祖である役小角の尊像も残る等、神仏習合の名残が見て取れます。
先人の山守りの知恵によって今も当時の荘厳な姿を残しており、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
また、境内に鎮まるお稲荷さんは、元は「長左衛門稲荷」と呼ばれ、当社が上野照崎の地より遷る前から下谷坂本の地の地主神としてお祀りされ、多くの逸話を残してきた古いお社です。
戦後、縁結びの神様である織姫神社が合祀され、今では恋愛と仕事を結ぶ、むすびの神様として深い信仰があります。
恋する女子のみなさん、こちらにお詣りの際は、忘れずにお立ち寄りを♡
そして、最近、特にこちらの神社さんが人気なのは、素敵な御朱印がいただけるからなんです。
月替わりで登場する御朱印は、季節を感じさせるものばかり。
つい、何度も足を運びたくなります。
小野照崎神社からさらに歩くこと10分弱。こちらは、「三島神社」です。
こぢんまりとした神社さんですが、境内はとても綺麗にされており、とても気持ち良く、清々しい空間です。
三島神社の御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)(おおやまづみのみこと)。「やまつみ」とは「山を持ち坐(いま)す」という意味を表しており、大山祇命は山の神様です。また、大山祇命は『伊予国風土記』では和多志大神(わたしのおおかみ)とされており、「わた」は海の古語であることから、海の神様でもあります。
大山祇命は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の兄にあたる神様で、日本総鎮守の神様といわれています。配祀としてお祭りしている、上津姫命は磐長姫命(いわながひめのみこと)、下津姫命は木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)と考えられており、大山祇命の娘にあたる神様です。
弘安4年(1281年)、元寇の役の際、河野通有(こうのみちあり)は氏神である大山祇神社(三島大明神)に戦勝祈願して出陣、大山祇神社の神使(しんし)、白鷺(しらさぎ)の導きによって勝利を得たと言われています。
その帰陣にあたり、夢の中で受けたという神のお告げにより、武蔵国豊島郡に三島大明神の分霊をお迎えし、上野山内の河野氏の館に遷座鎮祭したことが三島神社の始まりとされています。
慶安3年(1650年)、徳川三代将軍家光公より社地移転を命ぜられ、金杉村(現在の台東区根岸)に遷座。
さらに宝永7年(1710年)、社地が幕府の御用地に指定されたため、浅草小揚町(現在の台東区寿)に遷座されたそうです。
しかし、氏神様が遠くて困るという氏子一同の念願から、分霊を金杉村字金杉町(現在の台東区下谷)に勧請。これが現在の三島神社になるそうです。
ちなみに、三島神社の宮司は代々河野通有の子孫が奉仕しているそうです。
昔、武蔵野の原野は雷が多く、里人たちはいつも怖い思いを強いられていました。そんなある日、三島神社の境内に雷が落ちたときのことです。
神主が雷を井戸の中に封じ込めたところ、雷が「井戸から出してくれ」と頼んだそうです。神主は「二度とこの地に落ちない」ことを約束させ、雷を許してあげたという伝説が残っています。
以来、この地には雷が落ちないといわれており、井戸は雷除けの井戸として信仰されています。
この雷井戸伝説に由来した「不落(落ちない)守」は、試験・売上・人気・運気などのあらゆる「落ちない」をかなえる御神徳があります。
また、三島神社の横にある道路は、かつては川。その土手は吉原に通じていました。人々は、川にかかる橋を渡って参拝し、橋は「三島様の石橋」として親しまれていました。明治の末期より、その石橋の一部を東参道の敷石として保存しております。
樋口一葉(ひぐちいちよう)の『たけくらべ』に、「三島神社の角をまがりてより、これぞと見ゆる家もなく」との一文があり、これはこの道筋のことです。台東区の「一葉記念館」にも、この内容が記されています。
本当に地元のみなさんに愛されている神社さんなんですね。
さらに、境内には火除稲荷社(三島神社の地主神)が鎮座されています。
昔、徳川氏が上野山内の火難方位除けのために勧請したと伝えられており、古くは「ミサキ稲荷社」と称していました。
後に、この地が火除地と定められ、その際、火除稲荷と改称されましたが、その創建年代等、詳しくはわかっていません。
今日では、火難除け、商売繁盛、家内安全、防災、安全の神様として敬われています。
こちらでも、素敵な御朱印がいただけます。
通常は二種類の御朱印ですが、季節限定、期間限定の御朱印もあります。
スタート地点の上野公園に到着!
この辺りは神社仏閣がとても多いですが、歩いて回ってもそれぞれがとても近いのでいいお散歩コースになります。
また、大通りから一歩中に入ると、下町感があってすごく雰囲気が良いです。
そして、ここ上野恩賜公園もいいですよね。広いので蜜にもなりにくいです。
中央の大噴水広場まで戻ったら、スタバもあるので、少し歩いて疲れたらここで休憩しましょう!
噴水を眺めながらゆっくりすると、なんとなく癒されちゃう。上野公園は、やっぱり都会のオアシスです♪
これから夏にかけて気温が高い日が多いので、熱中症には特に注意!
こまめに水分補給しながら、楽しい散歩をしましょう♪
休憩して、パワーチャージしたのでさらに公園内をお散歩♪
ここに来たら、必ず立ち寄る上野東照宮。家康公のご利益にあやかりたい♡(笑)
「東照宮」とは東照大権現たる徳川家康を祀る神社であります。
日光東照宮が有名ですが、全国には東照宮と名の付く神社が多数あります。
ここ「上野東照宮」もそのひとつです。
時期になると敷地内の「ぼたん苑」で美しい牡丹の花を愛でる事もできます。
ここ上野ぼたん苑は、1980年(昭和55年)、日中友好を記念して開苑されたのがぼたん苑です。
春は110品種600株、冬は40品種200株が栽培され、私たちを楽しませてくれています。
気になる方は、ぜひ、その時期に合わせてお詣りくださいね。
今回は、上野界隈のご利益たっぷりな神社をご紹介しました。
お出掛け可能になりましたら、足を運んでみてください。