どうもどうも、無類の猫好きDoremiです。
冬旅行といえば東北や北陸に行きがちですが、東京からもアクセスがよく温泉巡りも楽しめる静岡県はいかがでしょうか?
…の第2弾です!
(第1弾はこちら→冬の熱海~伊豆高原マイナードライブ!温泉好きに刺さる「走り湯」~崖カフェで絶品パフェを食べる旅①)
本記事では、記念日やお誕生日に連れていきたい最高かつちょっぴり変わったコンセプトのホテルを中心にご紹介します。
それでは行ってみよー!
伊豆・城ヶ崎海岸より徒歩7分。
海を見下ろす高台に立つホテルが今回のお宿「南回帰線」さんです。
伊豆高原は賑やかなイメージがありますが、こちらはやや奥まった別荘地にあり
陶芸工房やパン屋さんなど知る人ぞ知るお店がちょこんちょこんと点在しています。
南回帰線は海外駐在歴の長いオーナー夫妻が、長く過ごしたアフリカのリゾートを模して設計、運営している温泉宿。
宿に足を踏み入れた瞬間、アフリカの風を感じます。
南回帰線のモットーは「遠来の古い友人を自宅にお招きするようにおもてなしする」
それがこちらを選んだ一番の理由です。
誕生日旅行ということで、「お部屋を飾り付けたい」と無理を言ったところ…
なんと「時間を取らせちゃうと大変だから…」とオーナー夫婦が飾り付けをしてくださいました…。
これには大感動!
イメージをざっと伝えただけなのに、すんばらしい空間ができていました。
サプライズ大成功~!
お部屋は「Zanzibar(ザンジバル)」
ザンジバルとは、タンザニアのインド洋沖に浮かぶ真っ青な海とサンゴ礁に囲まれた島で、タンザニア随一のリゾート地。
インド洋交易の拠点としてアジアとアフリカの文化が混じり合った独自の文化を生み出し、ユネスコの世界遺産にも指定されています。
天蓋付きのキングサイズベッドはそんなザンジバルから運んできたそう。
日本ではない、非日常空間が作られまさにリゾート気分。
お部屋は、一風変わったアフリカ家具や動物たちのぬいぐるみがあったりと、異空間でありながら落ち着ける居心地のよさが広がっています。
サプライズが成功し一息ついた後は、お待ちかねの夕食!
南回帰線のお料理は、楽しく、珍しく、美味しく食べられる料理がコンセプト。
新鮮野菜と伊豆の海の幸を使った、見ても楽しい季節の創作料理が味わえます。
ご主人の赴任先タンザニアや各地の料理がベースになっており、はじまましてのお味も。
癖は少なめなので食べたことないお味でもおいしい!と感じました。
この日は
・ピンチョス
‐パリソワ
‐鴨とあんぽ柿
‐牡蠣のマヨネーズ焼き
‐海老のカダイフ揚げ
・アミューズ
‐野菜のパフェ
・前菜
‐畑のサラダ
・お造り
‐炙りまぐろのカルパッチョ~アジアンスタイル~
・焼き物
‐ジャンボ椎茸の味噌グラタン~うちの畑で獲れました~
・お口直し
‐ぐり茶のジュレと梅甘露
・本日のメイン
‐金目鯛のポワレともちぷりリゾット~春菊のあったかスープ添え~
デザート
‐栗のアイスクリームモンブラン風
…という何とも贅沢なコース料理!
一皿一皿、新鮮&新感覚なのにおいしい…!
ジャンボ椎茸には木の器で自然を表現し、金目鯛リゾットはお魚のお皿と器にもこだわりを感じます。
お供は看板犬のケイ君。
人懐こくおりこうさんで、みんなに挨拶しに来てくれます。
お誕生日ケーキはデコレーション文字が施されたショートケーキ。
オーナー夫婦や周りのお客さんがハッピーバースデーを歌いながら登場。
少しばかり照れくささもありましたが、こちらのお宿に決めてよかった~と改めて思ったひとときでした。
ケーキはお部屋に持ち帰りできるのでお腹がいっぱいでも安心。
私たちは早朝、朝日を浴びながらホール食いするという、だらしなくも贅沢な時間を過ごしました。
朝日とともに目覚めてやってきたのは南回帰線から7分ほど。
つり橋で有名な「城ケ崎海岸」です。
海の透明度はピカイチで、つり橋はかなりスリリング。
昼頃には混雑するので、あさんぽは近くに泊まった人だけの特権です。
朝ごはんは、完璧なプレートモーニング。
窓の外には鳥やリスたちが遊びにくる、ファンタジーの世界。
サラダにソーセージ、スープ、デザート。
動物たちを眺めながら最高の朝のスタートです。
南回帰線のお風呂は、貸し切り風呂で露天風呂も。
温度もちょうどよく最高の時間を過ごせました。
さて、ケイ君に見送られて宿を後にします。
人懐こくてかわいいケイ君、また会いに行きます。
伊豆高原から下田までは車で50分ほど。
海沿いドライブをしながら下っていきます。
少し遠くても行きたいのが、こちらの「Ra-Maru」
外の席はわんこもOKです。
注文したのはイチオシの「下田バーガー」(1,000円)!
ハンバーガーといえば肉!というイメージですが、こちらは金目鯛をあまじょっぱいタレでカラッと揚げたハンバーガー。
上にはチェダーチーズ、さらにカマンベールが乗っていてこれがまたコクを加えとんでもない美味しさに。
なんどでも食べたくなる中毒性の高いハンバーガーです。
お帰りの際は下田をぶらりするのも◎
”ペリーロード”と呼ばれる小川の両端には、ちょっとしたカフェや雑貨屋さんもあり散策にうってつけです。
こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひ。
伊豆半島ぐるっとドライブ1泊2日!西伊豆~下田の絶景&ハンバーガーを巡る旅へ
それでは!