どうもどうも、無類の猫好きDoremiです。
冬といえば雪。しんしんと雪が降る趣深い町並みの石川県金沢市へ。
東京から新幹線で約2時間半とアクセスもよく、冬の北陸旅行におすすめです。
前回につづき、王道観光スポット「兼六園」やおすすめ美術館、さらには一度は泊まりたい”憧れホテル”をご紹介します。
それでは行ってみよー!
まず向かったには「金沢城公園」
金沢駅東口バスターミナル(6.7番)から約7分「兼六園下・金沢城」下車です。
前記事でご紹介した「金沢白鳥路 ホテル山楽」に泊まれば歩いて5分ほど。
天正11(1583)年、前田利家が金沢城に入ってから本格的に造られたお城として知られています。
しかし宝暦9(1759)年の火災で城のほとんどが焼失。
その後の再建では、実用性を考慮し二の丸を中心とした整備が行われ、
本丸の櫓(城郭内に防御や物見のために建てられた仮設や常設の建築物のこと)は再建されませんでした。
その後も何度か火災の被害を受けたのち再建されたのが現在の姿です。
金沢城公園とつづいている、金沢に訪れたら必ず立ち寄りたい「兼六園」
名前くらい聞いたことがある…という人が多いくらい有名なスポットです。
入園料は大人320円 小人100円。
兼六園は日本三名園の一つに数えられる、廻遊式(土地の広さを最大に活かして、庭のなかに大きな池を穿ち、築山(つきやま)を築き、御亭(おちん)や茶屋を点在させ、それらに立ち寄りながら全体を遊覧できる庭園)の庭園。
四季折々、美しい景色が見られますが冬は格別!
冬の風物詩である「雪吊り」は、傘を逆さにしたような形をしていて雪害から樹木を守る役割をしています。
2月頃には梅も咲きはじめ雪とのコラボレーションも楽しめます。
雪がレフ版の役割をしてキラキラと輝き、いっそう花の美しさを際立たせます。
見逃したらもったいないのが「金沢城・兼六園四季物語~秋の段~」ライトアップイベント!
2022年10月14日(金)~16日(日)、11月3日(木・祝)~27日(日)までの18:30~20:45(閉園21:00)にて開催中。
なんと無料開放されるので、ぜひこの機会に行ってみてください。
吹雪いてきたので兼六園から徒歩2分ほどの「石川県立美術館」内にあるカフェへ。
辻󠄀口 博啓氏監修の「 ル ミュゼ ドゥ アッシュ 金沢店」は食べログ百名店2022に輝いたパティスリー。
美術館内にあるので落ち着いた雰囲気の穴場カフェです。
ショーケースの中にあるケーキはどれも芸術的な美しさ。
店内はガラス張りで目の前には緑が生い茂る、癒しの空間が広がっています。
ケーキ、ドリンク共に500円前後。
美術館外には「美術の小怪」というお散歩スポットもあるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。
さてまた美術館をはしごいたします。
お次は徒歩7分、SNSで映えスポットとして話題の「金沢21世紀美術館」へ。
こちらの美術館はなんと入館無料。
展覧会ゾーンのみ有料区間です。
まずはこちらのワンちゃん、見覚えある方もいるのでは…?
そうです!かの有名な「奈良美智」さんの作品《奈良美智 Dog-o-rama》Pup Up the Dog(パップ・アップ・ザ・ドック)
白い箱のような空間にどどーんと迫力あるワンちゃんが寝そべっています。
ほかにもVoyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moonなどが展示されています。
外にも作品がたくさん展示されています。
スイミング・プール(レアンドロ・エルリッヒ作)ならぬ『レアンドロのプール』と呼ばれる作品は、
水面を挟んでゆらりと来館者が見える不思議なアート。
天気によっても雰囲気が左右されるのでその日その時で楽しめる作品です。
ほかにも摩訶不思議で考えさせられるもの、クスッと笑えるものなど幅広い現代アートに触れられます。
美術館巡りを後にし、本日のお宿へ。
金沢駅東口6番乗り場から約25分「湯桶温泉」下車。
「湯涌温泉 湯の出旅館」は湯桶温泉郷にある高級旅館です。
厳かな雰囲気の館内には目にも鮮やかな伝統工芸品が飾られています。
お部屋に入る前から期待が高まります。
本日お邪魔するのはこちらのお部屋「なでしこ」
加賀伝統工芸品や地元の作家さんの作品が並んだ、ほかの客室よりも「加賀百万石」の魅力が味わえるお部屋です。
装飾品はもちろん、圧巻の建築美にほぅ…っと感嘆のため息がでます。
安土桃山時代から続く伝統的な日本の建築様式の一つ「数寄屋造り」が用いられ、ゆるりとくつろげる造りになっています。
お部屋について提供されるお抹茶ときんつば。
さらに金箔がふんだんに使われたスキンケアセットまで…!
さらにさらに客室露天風呂付き。
源泉かけ流しの露天風呂で肌に優しい弱アルカリ性塩泉。
木々や鳥のさえずりえを聴きながら、いつでも好きな時間に旅の疲れを癒せます。
お待ちかねの夕食は人目を気にすることなく部屋食で。
目にも鮮やかな加賀料理の数々。
上品な味付けで一品一品丁寧に作られていることがわかる、まさに職人技のお料理です。
料理を彩る焼き物が美しく、次はどんなものが運ばれてくるのか胸が高まります。
こちらは北陸の高級魚、のどぐろの焼きもの。
のどぐろを食べたことない方はぜひこの機会にご賞味ください。
魚の概念が変わるほどのおいしさです。
上質な脂がジュワっと口の中に広がりとろけていきます。
薬味や付け合わせにもひと手間加えられており、より一層料理を引き立てています。
冬といえばこちらも食べずには帰れません…。
蟹足は蟹みその酢で。
飯物は蟹がたくさん入った炊き込みご飯。
品数もちょうどよく素材を生かした味付けなので最後までおいしく食べられます。
加賀料理を満喫した後はお待ちかねの晩酌タイム。
部屋自体が美術館のように美しい造りをしていて小上がりで飲んでもよし、雪見温泉をしながらでもよし、
どこで飲んでもとびきりの時間が過ごせます。
客室露天風呂の醍醐味は、やっぱり朝風呂。
肌を刺すような冷たい空気、足をのばして至福のひとときを。
小鉢がかわいらしい朝食を済ませてお暇します。
湯涌温泉 湯の出旅館は全国旅行支援対象。
通常なら「なでしこ」プランは1人47,300円。
全国旅行支援を適用すればクーポンももらえてお得に宿泊できるのでぜひ。
さてこれにて金沢旅は終了。
冬ならではのとっておきの体験をお楽しみください。
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