どうもどうも、無類の猫好きDoremiです。
冬の北海道で体験したいレジャーといえば「ワカサギ釣り」!
極寒かと思いきやハウスの中は比較的あたたかく手軽に釣りが楽しめます。
新千歳空港から一番近いワカサギ釣り会場へ。
それでは行ってみよー!
新千歳空港は「北海道ラーメン道場」などグルメが豊富。
またお土産屋さんもひと通りあり空港内だけで1日いられるほどエンターテイメントに富んでいます。
新千歳空港から快速エアポート(札幌行)に乗り約40分(1,150円)。
そこから札幌駅前(北口)3のりばから、北海道中央バスひまわり団地線(あいの里4条1丁目)で終点で下車。
バスが来るまでの間、ご当地駅弁をいただきます。
北海道は食べ物が各別!
北海道は面積がとてつもなく広く、奥まで行くとコンビニも歩いていけない距離になるので、
駅前で少し食べてから行くかお弁当を買うのがおすすめです。
札幌駅から終点、あいの里4条1丁目までは約40分!
雪景色を眺めながらたどり着いたのは「とれた小屋ふじい農場」さん。
事前にネットか電話予約が必須です。
とれた小屋ふじい農場
※送迎つきプランもあります!
あたりは一面の銀世界!
ハウスやテントが何軒か立ち並んでいます。
料金は平日3.5時間たっぷりコースで6,000円~。
15,000~で雪中ジンギスカンがたのしめるプランも!
テントに案内されてびっくりしたのが、予想以上に暖かかったこと…!
この日は2月の中旬にしては気温が高く0℃前後、ハウスでは上着はいらないくらいの体感温度でした。
足元には穴が複数、平日ということもあって貸切。
混んでいると相席になる日もあるんだとか。
注意点は穴に落下すると二度と戻ってこないこと…ポケットに入れて落下なんて考えるだけでゾッとします(スマホバキバキ族)
さて、はじめてのワカサギ釣り開始です!
ワカサギ釣りのエサは、虫エサのサシと呼ばれるハエの幼虫に色を着けて使うのが主流。
正直、行く前は「疑似餌かな~」とのんきなことを考えていたので
見た瞬間、5秒止まりましたが覚悟を決めてブスっと…これが案外むずかしくエサを付けるだけで時間がかかりました。
写真は虫恐怖症の方もいらっしゃると思うので気になる方は、ぜひ検索してみてください…。
ワカサギ釣りの難しい点は、サッパなどと違いじっと待っているだけでは釣れないこと。
時間帯や穴などで釣れたり釣れなかったりするのでタイミングも重要です。
竿を地面に置いて前傾姿勢で釣るスタイルか、足の間に挟んで釣るスタイルかですが
はじめは床に置いた方が振動がなくワカサギがつっついた感覚が分かりやすいかなと思います。
①まずはエサを付けて湖の底まで重りを落とし糸を引っ張り、一度リールが跳ねたときに固定
糸を緩めずピンと張った状態で竿先から水中の様子を探ります
②竿を動かしたり指でおしたりしてエサが生きているように躍動感をだす
③「ちょんちょんと糸を小刻みに動かす」「数秒待つ」「小刻みに動かす」の繰り返しで生きているように見せる
④大事なのは「アタリ」…ワカサギがエサをくわえた感覚をつかむこと
動かして少し竿に振動や引き込まれたりしたら「アワセ」…竿を上げて魚の口に針を掛ける動作を行う
アタリがきたらすぐに竿を上に持ち上げ引っかけます。一度で釣るというより②~④を繰り返しひっかける
⑤アワセが成功すると糸がピンと張りぐるぐる回遊するので
ゆっくりとリールを巻いて引き上げる
⑥釣りあげたら、かえしが引っかかっているところをゆっくりと抜く
…というような工程です。
ワカサギは新鮮なエサに食いつくので引っかからなくなったらこまめにエサを変えしましょう。
本当にびっくりするほど食いつきが違います(笑)
感覚を掴むまでが難しいですがコツを覚えると、あれよあれよと踊り食い状態。
節度をもって自分が食べられる分だけとりましょう。
湖にはワカサギだけでなく外来種もウヨウヨ。
とくにモツゴはワカサギと見た目が判断しにくいですが、ワカサギを追いやる厄介な外来種。
釣れてしまったらすぐにリリース。
こいつがいると釣れなくなるので別の穴で試すのも手です。
また午前中は光も入らず釣れないこともしばしば。
午後の日の光が入る穴はワカサギもやってくるので狙い目です。
成果は全部で20匹ほど。
時間もたっぷりあり、施設の方が丁寧に釣り方を教えてくれるので初心者でも安心。
周りは団体や友達同士のお客さんが多かったですが、おひとりさまでも気兼ねなく楽しめました。
釣りの後は食堂に移り、アツアツの天ぷらを作っていただきました。
自分で釣ってその場で食べるという行為が新鮮で、普段なんとなく忘れてしまっている命のありがたみを再確認する尊い経験ができました。
また食堂の方が親切でお芋のフライなどもいただきました。
北海道、なんでもおいしくて人も親切でまたひとつ大好きな場所が見つかりました。
今夜のお宿は、札幌駅からとれた小屋ふじい農場の中間にある「ちょい寝ホテル札幌手稲」
手稲駅から歩いても15分弱。
国道沿いに面していて、名前の通りちょっと寝るために便利な宿です。
施設はとてもきれいで、部屋はなくドミトリー、共用キッチンやシャワー室、ちょっとした食品など。
ドミトリーは思ったよりも広く着替えも不自由がなく、ホテルにこだわりがなく安く済ませたい方や連泊にうってつけのお宿だなと思いました。
次回の記事では札幌ならではのグルメをご紹介します。
それでは!