ジブリパークへは、地下鉄東山線「藤が丘駅」から、日本初の実用磁気浮上式リニアモーターカー「リニモ」に乗って向かいました。
先頭車両の一番前の特等席に座ることができ、息子は大興奮!13分ほどでジブリパーク最寄り駅の「愛・地球博記念公園駅」へ到着しました。駅改札外の「ジブリパーク・マップ」で方角チェックをしておきましょう!
駅を出ると広大な敷地である「愛・地球博公園」がすぐに見え、「ジブリパーク」の建物も視界に入ってきました。敷地内を走るバスも、さっそく発見。入口ゲート前にはジブリ映画『アーヤと魔女』に登場する魔女の「ベラ・ヤーガ」のオブジェが!思わず通り抜けたくなりますね。
入口ゲートでの手続きを終え、最初に向かったのは新エリア「魔女の谷」!「ハウルの城」をバックに『ハウルの動く城』に登場するカカシの「カブ」との写真撮影を。その後、子どもたちは「フライングマシン」に乗り、大はしゃぎ!
「魔女の谷」エリア内には、もうひとつ、絶対に乗っておきたいアトラクションがあります。それが「メリーゴーランド」です。
『魔女の宅急便』の「黒猫ジジとキキの箒(ほうき)」や「トンボのプロペラ付き自転車」など、映画内で登場するさまざまな乗り物が用意されています。娘はメリーゴーランドをぐるっとひと回りしながら「これはあの映画の、あの乗り物!」とひとつひとつチェックしていました。
次は事前予約でチケットをおさえていた「ジブリの大倉庫」エリアへ向かいます。ジブリの大倉庫は、「アイススケート場」のとなりにあります。
ジブリの大倉庫に入ると、テレビのニュースなどでもよく取り上げられていた、あの見覚えのあるカラフルな建物や中央階段がみえてきました。
エリア到着後、真っ先に足を運んだのは『となりのトトロ』の世界をイメージした「ネコバスルーム」!
木の小路をくぐりぬけるとトトロに出会え、小学生以下なら「ネコバス」に乗ることもできます。このエリアは写真撮影ができないため、カメラやスマホをしまって、思う存分『となりのトトロ』の世界を満喫してください!
その後は「南街」へ!ジブリ映画どこかで見たような気分が味わえる、なんだか昭和な雰囲気が漂うスポットです。ここにはジブリ関連書籍が置いてある「熱風書店(ねっぷうしょてん)」や、懐かしい模型を販売する「大空模型(おおぞらもけい)」があります。
南街にある「駄菓子 猫かぶり姫」では、実際に子どもたちが駄菓子を購入しました。「極ふつうのラムネ・レモネード」は、その場でいただくこともできます。
『借りぐらしのアリエッティ』に登場する小人「アリエッティ」の気分を味わえるコーナーもあります。人間よりも高い草花が生い茂っていて、ダンゴムシの大きさにもびっくりです。「空きビン」は写真スポットになっています。
『風立ちぬ』がお好きな方には「シベリア(カステラであんこを挟んだお菓子)」をいただくことができる「ミルクスタンド シベリあん」に立ち寄ることをおすすめします。地元産の牛乳も販売されていて、オリジナルデザインの瓶で提供されています!
『天空の城ラピュタ』の「空飛ぶ巨大な船」をあらためてじっくりと眺めてみたり、タイル装飾の中に『となりのトトロ』の「まっくろくろすけ」を発見したり、最新映画『君たちはどう生きるか』の鳥をみあげてみたりと、「ジブリの大倉庫」を見納めして、次のスポットへむかいました。
愛知名物のラーメンが食べたいとのリクエストが子どもたちからあった為「スガキヤ モリコロパーク店」へ!子連れのランチですと、気軽に入れるお店ですね。セットメニューも充実していました。「先割れスプーン」が用意されていましたが、MoMA美術館が認めた芸術品でもあるとのことです。
一度食事休憩を挟み、その後は「どんどこ森」エリアへむかうため、立派な「日本庭園」沿いを歩きました。きれいに整備された庭園で、広い池もあります。季節が変わると、また違った景色が楽しめることでしょう。親子でゆったりと良いお散歩ができました。
自然たっぷりな丘をのぼると「どんどこ森」エリアが広がっています。ここでは『となりのトトロ』の世界を味わうことができました。
「どんどこ堂」とよばれる木製遊具のトトロに出会えて、娘も思わず感動していました。小学生は「どんどこ堂」の中に入ることができるとのことで、さらにテンションがあがって大興奮!また「どんどこ売店」ではジブリパークならではのキュートなお守りも販売されていました。
なお、『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を眺めルことができる展望台も、比較的近くにあります。体力に余裕があれなら、ぜひ立ち寄ってみてください。
「ロタンダ風ヶ丘」とよばれる「愛・地球博公園」入口にほど近いエリアには、ショップとカフェテリアがあります。今回はカフェテリアに立ち寄り、ほっと一息。軽食をとったりお茶をしたりとのんびり休憩ができます。
ショップにはジブリグッズがたくさん販売されているので、お土産を忘れないようにチェックしておきましょう。
アトラクションや展示についつい目がいってしまいますが、パーク内にはジブリファンにはたまらない、細かな仕掛けがたくさんありますので、お見逃しなく!ベンチなどもチェックしてみてくださいね。
我が家はお土産として「ジブリの大倉庫」内のお土産売り場「冒険飛行団」でオリジナルグッズを購入しました。帰宅後に見るたびに楽しい思い出がよみがえる、素敵な記念の品となっています。なお、ショップに用意されている商品はジブリパーク限定商品が多数あるため、お買い忘れのないように。
今回、我が家は「魔女の谷」エリアのオープン2日目にあたる3月17日に足を運びましたが、パーク内はファンの熱気で寒さを忘れるほど。
オープン日当日は各放送局のニュースでも取り上げられていましたし、中日新聞に特集記事が組まれていたため、じっくり情報を読み込んだ上で訪れました。広大なパークなので、事前に情報収集した上で訪れてみてくださいね。
ちなみに、ジブリパークのすべてのエリア、スポットをじっくり見てまわるには、なんと数日かかるとのこと。我が家もまた愛知に足を運んだ際には、今回見て回れなかった「青春の丘」「もののけの里」エリアに立ち寄りたいと考えています。
新エリアもオープンし、ますます目を離せなくなったジブリパーク。何度も足を運びたくなる素敵なスポットです。ぜひ家族でおでかけしてみてください!