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秋田県の穴場観光スポット・八郎潟をドライブ♪日本一低い山を登る!

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2019/05/21
秋田県の穴場観光スポット・八郎潟をドライブ♪日本一低い山を登る!
秋田県には、かつて日本で二番目に大きい八郎湖という湖がありました。その湖は、今は埋め立てられて八郎潟となり、埋め立てた土地の上には、大潟村という新しい村が誕生しました。360度の田園風景や、ひたすらまっすぐの道、珍しいモール温泉、日本で最も低い山など、意外な見所が満載です。人が作った干潟という場所のせいか、何か不思議な空間で、遠い異国の地に来たような、ハラハラワクワクするような冒険気分を味ます。わずかに残った八郎潟の景色は、とても美しく感動的でした。
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琴丘森岳IC

秋田駅周辺でレンタカーを借りて、秋田自動車道を走ります。八郎湖SAで休憩すると八郎湖伝説の看板があります。琴丘森岳ICでおり、男鹿・大潟方面へ向かいます。

長い橋を渡ると、八郎潟です。ここまで秋田市から1時間半くらい。ひたすらつづく一本道と、縦横に水路がのびる光景が印象的です。

農道

ここ八郎潟は、かつて日本第二位の面積(220km²)を誇る八郎湖という湖でしたが、大部分が米の増産の目的に陸地化されました。

1964(昭和42)年、大潟村という新たな村が誕生。全国から公募された入植者が住みはじめました。現在人口は3200人ほど。

とにかく広大な田んぼや畑、牧場などが広がっています。ほかではなかなか見られない、スケールの大きな農村風景が楽しめます。

大潟村温泉保養センター (ポルダー潟の湯)大潟村温泉保養センター (ポルダー潟の湯)大潟村温泉保養センター (ポルダー潟の湯)

大潟村には、村民の憩いの場となっている温泉施設「潟の湯」があります。県道46号沿いです。

ここは秋田では唯一の「モール温泉」という珍しい泉質。温泉源は、500万年前の海水が地層水となったものです。

入館料:400円、営業:6:00~22:00、定休:第二火曜※8月のみ第四火曜

出典:http://www.katanoyu.com/

道の駅 おおがた道の駅 おおがた道の駅 おおがた道の駅 おおがた

県道46号をさらに進むと、道の駅があります。大潟村の農畜産物を購入できます。お土産に最適です。

野菜をつかったジェラート260円はなかなか美味。食べたのはトマト味。

大潟村干拓博物館大潟村干拓博物館大潟村干拓博物館大潟村干拓博物館

道の駅おおがたの中には、「大潟村干拓博物館」があります。どのように干拓されていったのか、その歴史がわかります。

入館料:300円、営業:9:00~16:30(入館は16:00まで)、休館:4月~9月は第2・第4火曜、10月~3月は火曜※祝日の場合は翌日休

大潟村干拓博物館
場所:秋田県大潟村字西5-2
営業時間:9:00〜16:30※入館は閉館30分前まで
秋田県農業研修センター 生態系公園秋田県農業研修センター 生態系公園秋田県農業研修センター 生態系公園秋田県農業研修センター 生態系公園

大潟村には、花が楽しめるスポットも。生態系公園は秋田の自然をモデルにして作られた野外公園とランやハイビスカス・ブーゲンビレアが咲く熱帯観賞温室が楽しめます。

入園:無料、開園時間:9:00~17:00、休園:月曜※祝日の場合は翌日休

大潟村カントリーエレベーター公社大潟村カントリーエレベーター公社大潟村カントリーエレベーター公社

大潟村で収穫した米と麦を貯蔵するカントリーエレベーターがずらりと並びます。

米(乾籾)7基35000トン、麦(玄麦)1基6000トンなどが貯蔵。合計46,000トンの処理能力は東洋一の規模。その建物の様相は、圧巻です。

経緯度公会点(北緯40度東経140度)

大潟村には、東経140度と、北緯40度が交わる点があります。10度単位で経度と緯度が交わる、日本で唯一の地点です。

北緯40度の看板を見つけたら、その矢印が指す方向へ、舗装されていない道をひたすら突き進むとあります。

途中で、チュウヒというタカの仲間を目撃しました。

大潟富士大潟富士大潟富士大潟富士

大潟村には、こんな珍スポットも。日本一低い山です※低い山の定義はいろいろな説があり。

高さは、富士山の1,000分の1の3.776mで、かつ山頂の標高が0mです。

登頂まで、実に23歩でした。登頂記念スタンプも押せます。

八郎潟調整池

さて最後におとずれるのは八郎湖(八郎潟残存湖)です。調整池として、かろうじて一部分その姿を残していました。

湖の光景は、なぜか感動的ですらありました。アクセスする場所によって、違う八郎湖の景観を楽しめます。冬は凍結し、また違った表情を見せます。

伝説によると、龍となった八郎太郎は、もうこの湖には住んでおらず、田沢湖で辰子と一緒に暮らしているといいます。主を失った八郎湖は、どこか旅愁をさそいます。

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