秋田駅周辺でレンタカーを借りて、秋田自動車道を走ります。八郎湖SAで休憩すると八郎湖伝説の看板があります。琴丘森岳ICでおり、男鹿・大潟方面へ向かいます。
長い橋を渡ると、八郎潟です。ここまで秋田市から1時間半くらい。ひたすらつづく一本道と、縦横に水路がのびる光景が印象的です。
ここ八郎潟は、かつて日本第二位の面積(220km²)を誇る八郎湖という湖でしたが、大部分が米の増産の目的に陸地化されました。
1964(昭和42)年、大潟村という新たな村が誕生。全国から公募された入植者が住みはじめました。現在人口は3200人ほど。
とにかく広大な田んぼや畑、牧場などが広がっています。ほかではなかなか見られない、スケールの大きな農村風景が楽しめます。
大潟村には、村民の憩いの場となっている温泉施設「潟の湯」があります。県道46号沿いです。
ここは秋田では唯一の「モール温泉」という珍しい泉質。温泉源は、500万年前の海水が地層水となったものです。
入館料:400円、営業:6:00~22:00、定休:第二火曜※8月のみ第四火曜
県道46号をさらに進むと、道の駅があります。大潟村の農畜産物を購入できます。お土産に最適です。
野菜をつかったジェラート260円はなかなか美味。食べたのはトマト味。
道の駅おおがたの中には、「大潟村干拓博物館」があります。どのように干拓されていったのか、その歴史がわかります。
入館料:300円、営業:9:00~16:30(入館は16:00まで)、休館:4月~9月は第2・第4火曜、10月~3月は火曜※祝日の場合は翌日休
大潟村には、花が楽しめるスポットも。生態系公園は秋田の自然をモデルにして作られた野外公園とランやハイビスカス・ブーゲンビレアが咲く熱帯観賞温室が楽しめます。
入園:無料、開園時間:9:00~17:00、休園:月曜※祝日の場合は翌日休
大潟村で収穫した米と麦を貯蔵するカントリーエレベーターがずらりと並びます。
米(乾籾)7基35000トン、麦(玄麦)1基6000トンなどが貯蔵。合計46,000トンの処理能力は東洋一の規模。その建物の様相は、圧巻です。
大潟村には、東経140度と、北緯40度が交わる点があります。10度単位で経度と緯度が交わる、日本で唯一の地点です。
北緯40度の看板を見つけたら、その矢印が指す方向へ、舗装されていない道をひたすら突き進むとあります。
途中で、チュウヒというタカの仲間を目撃しました。