東京から一関駅まで、東北新幹線で約2時間です。
ここからは、レンタカーで、陸前高田まで1時間半。大船渡までは2時間ほどです。
電車やバスを利用して行くこともできます。JR大船渡線と、BRT(バス高速輸送システム)をのりついで1時間半くらいです。
陸前高田市に到着。道の駅高田松原や、国道45号線と340号線の交差点にある陸前高田物産センターに車を止められます。
ジェットコースターのように、ベルトコンベアが縦横に走ります。
山では高台移転の住宅のための整備が進み、山で削られた土砂が、ベルトコンベアで平地に運ばれます。
地盤沈下した土地がかさあげされています。1時間にトラック600台分の土砂が運べるようです。
津波で唯一のこった一本松です。復興のシンボルとして「奇跡の一本松」と呼ばれます。ここまでは歩いて15分から20分くらい。現在のものは、防腐処理がほどこされています。
周辺の景色から、まだまだ復興までは長い道のりがあることを感じ取れます。
大船渡市の観光名所、碁石海岸へ。遊歩道をお散歩しましょう。ここは大船渡の観光復興の象徴的な場所です。
灯台のある碁石岬からは絶景がのぞめます。すぐ近くには世界の椿館や大船渡市立博物館もあります。
碁石海岸は、小型観光遊覧船に乗れます。
えびす浜を出発し、碁石岬、乱曝谷、巾着岩、穴通磯を約40分で巡り、自然が生み出す変化に富んだ景観を楽しめます。
料金:大人2000円、小人1000円 営業:4月上旬~10月下旬
三陸鉄道・盛駅近くにある、百樹屋さんへ。かつての店舗は、津波で流され、いまの場所に移転。
もっちりとした麺に、具はタマネギと豚肉のみ、長年継ぎ足ししてきた秘伝の醤油ダレが味の決め手です。ピリリとくる大人のカレーうどん650円です。
醤油ダレは、店ごと津波に流されましたが、災害に備え実家に小さいカメで避難させていたものが奇跡的にのこりました。ここは飲み屋としても利用できます。奥に座敷があるので、事前に予約しておけば、団体もいけます。
ちなみに、福山雅治さんご贔屓のお店です。
営業:ランチ11:30~14:00、ディナー17:00~21:00定休:不定休
三陸鉄道・盛駅前に移動します。駅のロータリーに駐車できます。
三陸鉄道南リアス線です。終点まで、およそ1時間の鉄道の旅を楽しめます。
小石浜駅では、少々停車するので、帆立貝に願い事を書くことができます。
車窓からも、津波の傷跡がうかがえます。
終点の釜石駅です。ここまで約1時間ほど。
ここからJR山田線で、宮古駅を目指せます。宮古駅からは『あまちゃん』で有名になった三陸鉄道の北リアス線にのることも可能です。
今回はそのまま、盛町へと引き返します。
夜は、かつての大船渡駅があった周辺にある大船渡屋台村へ。
『鮨・季節料理 ささき』というお店へ。東北の日本酒や、三陸の海の幸が楽しめます。
営業:ランチ11:30~14:00 ディナー17:00~22:00
定休日:月曜
ホヤやウニなどの三陸を代表する食材のほか、マンボウ、マンボウの卵巣、サメの心臓(モウカの星)といった、ここならではの変わった食も楽しめます。いろいろな店があるので、はしごも楽しいです。この日は大船渡の宿に宿泊。
翌日、一関方面へ移動します。途中、寄り道していきます。
猊鼻渓(げいびきょう)は、北上川支流の砂鉄川沿いに、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、およそ2kmにわたって続く渓谷です。
猊鼻渓舟下り1600円、90分の旅を楽しめます。