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復興へ向かう、陸前高田&大船渡おすすめ観光ツアー!奇跡の一本松・碁石海岸・三陸鉄道を巡る!

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2019/05/28
復興へ向かう、陸前高田&大船渡おすすめ観光ツアー!奇跡の一本松・碁石海岸・三陸鉄道を巡る!

東日本大震災の津波によって、岩手県で最大の被害のあった陸前高田市と、大きな被害を受けた大船渡市をめぐります。震災の傷跡と、復興へと向かう様子の両方をみることができます。三陸の海の幸や、秘伝の醤油ダレを使うカレーうどんもいただきます。

岩手県の陸前高田、大船渡の被災と復興支援をつづった本、『タオルの絆』(コープ出版)も発売中。
http://www.amazon.co.jp/dp/4873323312

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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一ノ関駅一ノ関駅

東京から一関駅まで、東北新幹線で約2時間です。

ここからは、レンタカーで、陸前高田まで1時間半。大船渡までは2時間ほどです。

電車やバスを利用して行くこともできます。JR大船渡線と、BRT(バス高速輸送システム)をのりついで1時間半くらいです。

陸前高田物産センター陸前高田物産センター陸前高田物産センター陸前高田物産センター

陸前高田市に到着。道の駅高田松原や、国道45号線と340号線の交差点にある陸前高田物産センターに車を止められます。

ジェットコースターのように、ベルトコンベアが縦横に走ります。

山では高台移転の住宅のための整備が進み、山で削られた土砂が、ベルトコンベアで平地に運ばれます。

地盤沈下した土地がかさあげされています。1時間にトラック600台分の土砂が運べるようです。

陸前高田物産センター
場所:岩手県陸前高田市高田町字大石沖3-8
アクセス:陸前高田駅から730m
営業時間:9:00〜18:00
奇跡の一本松奇跡の一本松

津波で唯一のこった一本松です。復興のシンボルとして「奇跡の一本松」と呼ばれます。ここまでは歩いて15分から20分くらい。現在のものは、防腐処理がほどこされています。

周辺の景色から、まだまだ復興までは長い道のりがあることを感じ取れます。

奇跡の一本松
場所:岩手県陸前高田市気仙町砂盛176-6
アクセス:高田高校前駅[出口]から徒歩約38分
碁石海岸碁石海岸碁石海岸碁石海岸

大船渡市の観光名所、碁石海岸へ。遊歩道をお散歩しましょう。ここは大船渡の観光復興の象徴的な場所です。

灯台のある碁石岬からは絶景がのぞめます。すぐ近くには世界の椿館や大船渡市立博物館もあります。

碁石海岸
場所:岩手県大船渡市末崎半島
アクセス:細浦駅[出口]から徒歩約60分
穴通磯穴通磯穴通磯穴通磯

碁石海岸は、小型観光遊覧船に乗れます。

えびす浜を出発し、碁石岬、乱曝谷、巾着岩、穴通磯を約40分で巡り、自然が生み出す変化に富んだ景観を楽しめます。

料金:大人2000円、小人1000円 営業:4月上旬~10月下旬

穴通磯
場所:岩手県大船渡市末崎町赤土倉
アクセス:細浦駅[出口]から徒歩約56分
百樹屋百樹屋百樹屋

三陸鉄道・盛駅近くにある、百樹屋さんへ。かつての店舗は、津波で流され、いまの場所に移転。

もっちりとした麺に、具はタマネギと豚肉のみ、長年継ぎ足ししてきた秘伝の醤油ダレが味の決め手です。ピリリとくる大人のカレーうどん650円です。

醤油ダレは、店ごと津波に流されましたが、災害に備え実家に小さいカメで避難させていたものが奇跡的にのこりました。ここは飲み屋としても利用できます。奥に座敷があるので、事前に予約しておけば、団体もいけます。

ちなみに、福山雅治さんご贔屓のお店です。

営業:ランチ11:30~14:00、ディナー17:00~21:00定休:不定休

百樹屋
場所:岩手県大船渡市盛町内ノ目2-14 1・2F
アクセス:盛駅から202m
営業時間:11:30〜14:00 17:00〜21:00
三陸鉄道・盛駅三陸鉄道・盛駅三陸鉄道・盛駅三陸鉄道・盛駅三陸鉄道・盛駅

三陸鉄道・盛駅前に移動します。駅のロータリーに駐車できます。

三陸鉄道南リアス線です。終点まで、およそ1時間の鉄道の旅を楽しめます。

小石浜駅では、少々停車するので、帆立貝に願い事を書くことができます。

車窓からも、津波の傷跡がうかがえます。

三陸鉄道・盛駅
場所:岩手県大船渡市盛町字東町裏16
アクセス:盛駅[出口]から徒歩約6分
三陸鉄道株式会社釜石駅三陸鉄道株式会社釜石駅三陸鉄道株式会社釜石駅三陸鉄道株式会社釜石駅

終点の釜石駅です。ここまで約1時間ほど。

ここからJR山田線で、宮古駅を目指せます。宮古駅からは『あまちゃん』で有名になった三陸鉄道の北リアス線にのることも可能です。

今回はそのまま、盛町へと引き返します。

三陸鉄道株式会社釜石駅
場所:岩手県釜石市鈴子町22−5
アクセス:釜石駅[出口]から徒歩約0分

大船渡屋台村

夜は、かつての大船渡駅があった周辺にある大船渡屋台村へ。

『鮨・季節料理 ささき』というお店へ。東北の日本酒や、三陸の海の幸が楽しめます。

営業:ランチ11:30~14:00 ディナー17:00~22:00
定休日:月曜

大船渡屋台村

ホヤやウニなどの三陸を代表する食材のほか、マンボウ、マンボウの卵巣、サメの心臓(モウカの星)といった、ここならではの変わった食も楽しめます。いろいろな店があるので、はしごも楽しいです。この日は大船渡の宿に宿泊。

猊鼻渓駅猊鼻渓駅猊鼻渓駅猊鼻渓駅

翌日、一関方面へ移動します。途中、寄り道していきます。

猊鼻渓(げいびきょう)は、北上川支流の砂鉄川沿いに、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、およそ2kmにわたって続く渓谷です。

猊鼻渓舟下り1600円、90分の旅を楽しめます。

幽玄洞幽玄洞幽玄洞幽玄洞

もうひとつ、幽玄洞へ寄り道。幽玄洞は、日本で最古の鍾乳洞といわれています。大地のアートを体感しましょう。

名物やまゆりアイスクリームも食べられます。一ノ関駅へ戻ります。

幽玄洞
場所:岩手県一関市東山町長坂字東本町154-1
アクセス:柴宿駅から1,606m
営業時間:10:00〜17:00 日曜営業

タオルの絆

岩手県陸前高田市、大船渡市の被災の様子や、これからをまとめた本も、旅のお供に。
『タオルの絆』(コープ出版)http://www.amazon.co.jp/dp/4873323312

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
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