いよいよ、入口です。ここから階段を降りていくと、川のせせらぎや小鳥の泣き声が聞こえてきて、非日常へと続いていきます。
いよいよお宿に到着です。
ここからは宿の方がお部屋に案内してくれます。
お部屋についたら、まずはお茶とお菓子でほっと一息つきながらチェックイン。仲居さんのおばちゃんは「おかあさん」みたいに温かく迎え入れてくれます。
少しゆっくりしたら、浴衣に着替えて名物のお風呂へと向かいます。
名物の天然洞窟風呂。
下からこんこんと温泉が湧出し、自然の恵みを肌で感じられます。温泉は36度というあたたかいとも冷たいとも感じない「不感温度」でゆらゆら漂えば、まさに夢心地。1時間は浸かってほしいお湯です。
ちなみに混浴ですが、湯あみ着を貸してくれるので、女性でも入りやすい。
お風呂のあとは夕ご飯。
一番のオススメはごはん。
あまりの美味しさにおひつが空になってしまうこと必須です。
自家栽培の壁湯福米と呼ばれる、伝承の香り米を温泉で炊き上げたごはんは、口に入れた瞬間に独特の甘く華やかな香りが口一杯に広がります。
おかずはすべて女将さんの手作り。地元の食材を使ったお料理はどれも美味しい。
食後は、宿泊者専用の内湯「あら玉の湯(切出の湯)」へ。
宿の館主自ら切り出した石を「さんわ」で固めた浴室は趣があります。
朝食です。
冷やした源泉があったのでまずはゴクリ。こんなのもうれしいサービスです。
席につけば前日に感動したご飯が!朝から食が進みます。毎朝買いに行くという小国にある岡本豆腐店のお豆腐も。
チェックアウトは10時。
天然洞窟風呂にまだ入っていたいと思いながらもお別れです。
時間があればちょっと寄り道。
壁湯温泉から少し南に行ったところにある、温泉です。
ちょっと熱めのお湯が玉砂利の隙間から湧いているという、全国的にも珍しい「足元自噴泉」です。隠れる場所もないため女性には難易度高い混浴なため、女性専用風呂もあります。