ガーデンプレイスの交差点。横断歩道をわたって、左手に曲がって、しばらく直進します。
駅から8分ほどで到着。1階はモード・カフェ・ギャマン、2階は本店のオー・ギャマン・ド・トキオです。2015年1月に白金から移転してオープンしました。ギャマンとは「いたずらっ子」の意味です。
※地図の場所は少し違います。 住所は:東京都渋谷区恵比寿3-28-3 CASA PIATTO1階・2階
信号を左折せず、まっすぐ直進してすぐ。
こちらは2階のオー・ギャマン・ド・トキオ(意味は、東京のいたずらっ子のお店)。フレンチの枠を超えた、木下猛征(たけまさ)シェフが手がける、独創的な料理をいただけます。予約が必須。
この店の特徴は、鉄板が店の中央にあり、料理をしている様子を楽しめること。肉が焼ける様子、シャカシャカ卵をかきまぜる音、意外な素材の組み合わせなど、五感をフルに刺激してきます。リクエストに応じて、メニューにない料理を作ってくれることも。
営業:18:00~24:00(LO23:00)、定休:日・祝
注文したのはコース料理8500円~。(左)最初に出てくるのは前菜。真ん中にあるのは、名物メニューのとうもろこしとウニのムース。濃厚な味わいが口の中いっぱいに広がります。その他、西洋わさびソースや梅の風味など、遊び心がふんだんにつまった前菜です。
(右上)パン。(右下)の写真はとうもろこしとウニのムースを単品800円で頼んだときのもの。
次に、温菜4種が順番に出てきます。
(左上)シャキシャキした大根に、やわらかなしらうおを挟み込んだ、絶妙な食感の一品。さわやかな柑橘のソースがかかります。
(右上)なんとエスカルゴを鳥ひき肉でつつんでコロッケに。下にはトマトソースがしかれます。エスカルゴバター入り。
(左下)上にのっているのは、せんべいではなくチーズサブレ。白アスパラガスと、バジルのトマトソースの組み合わせ。
(右下)サクサクのパイつつみの中からは、熱々のオニオングラタンスープ。
メインディッシュは、カモ胸肉のグリル。そえてあるのは、キャベツを丸ごとローストしたもの。左にあるのは、タスマニア産の粒マスタード。柑橘類の皮が入った唐辛子がかかっています。
料理の〆に出てきたのは、なんとトマトラーメン。カツオ節のはいったサイフォンを使って、昆布ダシで一番ダシをとります。それを、器にそそいで完成。麺はパスタを使用。プチトマトがとても甘く、シソがさわやか。スープも最後まで飲み干してしまいました。
デザートは6種類から選べます。(左)ギャマンのどら焼き。(右上)モード・カフェのフレンチトースト。(右下)フランボワーズのミルフィーユ。
以上コース料理でした。美味しいだけでなく、素材の良さ、組み合わせの妙、奇抜なアイデアなど、ワクワクできるような刺激がいっぱいつまっています。
帰りがけに、ぷらっと、ガーデンプレイスを散歩して帰ります。
手のつけられない不良少年だった木下猛征シェフが、フランス料理をこころざし、現在にいたるまでの軌跡。成功のための人生哲学が書かれたこちらの本を読むと、さらに楽しめること請け合いです。
『新しい人生のつくり方』木下威征 (フォレスト出版) http://www.amazon.co.jp/dp/4894516519