東北自動車道宇都宮ICから15分ほどで、大谷資料館に到着。周囲は奇岩に囲まれた、不思議な場所です。ここには、大谷石(おおやいし)の地下採掘場跡があります。地下へとつづく階段を下りていくと……。営業:9:00〜17:00 (最終入館は16:30まで)、休館日:年中無休※12月28日~1月1日は閉館、料金:700円
地下神殿のような、巨大な空間が目の前に広がります。その広さは2万平方mで、野球場が一つ分の大きさだとか。坑内の年平均気温は8℃前後で、冷蔵庫の中にいるような寒さです。
1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年採掘されていました。戦争中は陸軍の秘密倉庫や、中島飛行機(現 富士重工)の地下軍需工場となり、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されてきました。
1979年から一般に解放され、見学できるようになりました。石を切る機械や、アート作品なども展示されています。地下の迷宮に迷い込んだような不思議な感覚。かなり見ごたえのある、圧巻の空間です。
また、映画『るろうに剣心京都大火編』『リアル鬼ごっこ』などのロケ、B'zをはじめさまざまなミュージシャンのプロモーションビデオ、各種イベントなど、”創造の空間”としても利用されているようです。
大谷寺(大谷観音)と、平和観音も見学していきます。
大谷寺の崖に掘られた、本尊の千手観音は必見です。「日本最古の石崖仏」と記されています。資料館には、約1万1000年前の縄文時代の人骨も展示。白いヘビのいる池や、裏にある15分で山頂までいける御止山(おとめやま)もあります。
営業:8時30分~17時(10~3月は9時~16時30分)※受付は20分前に終了、定休:1~3月の第2・4木曜、12月19~31日、拝観料:300円
そこから歩いてすぐの、大谷石の採石場跡にある大谷石造りの平和観音は、高さ27m、胴回り20m。階段をのぼって、間近で見ることもできます。第2次世界大戦の戦没者の慰霊と世界平和を祈って作られたそうです。
宇都宮駅方面へ。MEGAドン・キホーテの地下1階にある、来らっせへ! ここでは、いろいろな店舗の、宇都宮の名物の「ぎょうざ」をいただけます。
来らっせは2店舗あります。黄色いのれんは、直営の5店舗のぎょうざを楽しめます。赤いのれんは、日替わりで10~11店舗の盛り合わせが楽しめるお店。
こちらは黄色のれんの方。下のぎょうざ写真は、左から『みんみん』『さつき』『めんめん』のぎょうざ。何人かで一緒に味くらべするのにおすすめです。
こちらは赤のれんの方のお店。この皿のぎょうざは、すべてちがうお店のもの。1つ1つの味の変化をじっくり楽しむならこちら。青源の「水ぎょうざ」や、謎の「カレー餃子丼」などもありました。
ぎょうざは1皿300円前後、安くて、お腹いっぱい食べられて、一人でも、大勢でも楽しめます。昼時は行列ができるので、ちょっと時間をずらすのが、おすすめです。
営業時間 11:00~21:00(LO20:30)
MEGAドンキの目の前にある、二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)を参拝していきます。急なのぼり階段は、食後のいい運動になります。無理な人は、左手にある女坂へ。
こちらは1000年以上の歴史がある神社です。稲荷社の右側に、名水として知られる「明神の井戸」があります。
1885(明治18)年に創業の宇都宮の歴史とともに歩んできた和菓子屋さん。ここの名物、「かりまん(かりんとうまんじゅう)」をお土産に買っていきます。揚げたまんじゅうで、かりっとした、独特の食感があります。
店は、大通りからすこし入った、わかりにくい場所にあります。1個110円。定番のあんこ、味噌のほか、桜、抹茶、甘夏、さつま芋、コーンポタージュなど、季節のかりまんも登場します。