熊本県に到着。空港には熊本県警のマスコット「ゆっぴー」がいます。くまモンよりも前からいた熊キャラです。熊本の伝統的からくり玩具「おばけの金太」も展示されていました。ここでレンタカーを借りて、山鹿方面へ向かいます。
山鹿市(やまがし)にある八千代座(やちよざ)です。1910(明治43)年に、江戸時代の様式で作られた芝居小屋で、天井には往時をしのばせるレトロな広告が再現されています。一時は朽ちかけたものが市民の手で復興され、1990(平成2)年からは毎年、ここを残したいという坂東玉三郎さんの想いから、舞踊公演が開催されています。普段は、市民に映画館としても利用されているようでした。
営業:9:00~18:00、見学料:大人520円※八千代座公演中などで見学できないこともあり
山鹿の街をぶらぶら歩きます。頭に灯籠をかぶる奇祭「山鹿灯籠まつり」のことがよくわかる山鹿灯籠民芸館もおすすめ。立ち寄り湯ができる「さくら湯」は300円で入浴できます。味噌屋や酒蔵はなかなかの佇まいでした。
八千代座からすぐのお店。ここでは、熊本ラーメンのルーツともいわれる玉名ラーメンが食べられます。この店は玉名市の有名店『天琴』から暖簾分けした店。メニューはラーメン600円と、大盛りラーメン700円の二択です。豚骨スープにニンニクチップ(入れるかどうか聞かれる)、中くらいのやや硬い麺。熊本ラーメンほどは、こってりしておらず、さらっといけました。
定休:水曜 営業:11:30〜15:00、16:00〜19:30
お次は、荒尾市にある万田坑(まんだこう)です。日本の近代化に大きな役割を果たした三井三池炭鉱のひとつで、1997(平成9)年3月に閉山、2010(平成22)年4月から一般公開されています。
2015年7月、「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして世界遺産に登録されました。
炭鉱のシンボルである竪坑牢(たてこうやぐら)、人員や機材を昇降させる巨大な巻上機、石炭を運ぶトロッコや貨車など、施設はかなり見ごたえあります。
廃墟のようなうらぶれたところがありながらも、随所にエネルギーが満ちていて、写真撮影も楽しい。ある意味パワースポットな場所です。資料館であるステーションもあります。
営業:9:30分~17:00、料金:大人410円、高校生300円、小・中学生200円
熊本城は、敷地も広く、城も見ごたえあります。上にいくほど傾斜がきつくなる石垣・武者返し。なぜか、謎の忍者が現れ、斬られている人が・・・。熊本城おもてなし武将隊もかっこいいです。
営業:8:30分~18:00※12月~2月は~17:00 入園料:大人500円、子ども(小・中学生)200円
熊本城近くの花畑町あたりが繁華街です。馬刺しは、いろいろな部位をいただきます。呼子イカ活き造りも食べられました。緑のものは郷土料理「一文字(ひともじ)のぐるぐる」。わけぎを巻いて、酢味噌でいただく料理。この店は、個室があり、ゆったりと食事をしたいときにおすすめです。
この日は、熊本市内のビジネスホテルに一泊します。
翌日、まず向かうのがラピュタの道(天空の道)です。ミルクロードに車を止め、歩いて3分ほどでビュースポットに到着します。
運がよければ、雲海が発生し、幻想的な光景を見ることができます。晴れわたっているときは、阿蘇五岳が一望できます。
この道はミルクロード(県道339号線)と県道149号線の間にある農道です。
阿蘇外輪山の最高峰、標高936mの大観峰へ。駐車場から歩いて10分ほどでビューポイント。ここからの五岳の眺めは、仏の涅槃像にたとえられます。駐車場にある大観峰茶店にはお土産と、軽食がとれます。
お昼は阿蘇の老舗お食事処いまきんへ。地元の高級ブランド牛「あか牛」が、レアで豪快に丼にのった「あか牛丼 」1400円が大人気です。お昼どきは混雑必至です。
定休日:水曜 営業時間11:00~15:00(14:30ラストオーダー)出典:http://www.aso-aso.com/012gourmet/30meat/imakin/