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【マレーシア在住が教える】世界最悪?!クアラルンプールのタクシー攻略法

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2015/10/12
【マレーシア在住が教える】世界最悪?!クアラルンプールのタクシー攻略法
公共交通機関が未整備なマレーシア。 首都のクアラルンプール(KL)でも、LRTと呼ばれる市内を走る電車が2路線、モノレールが1路線、あとは郊外行きの列車が1路線という貧弱さ。ほかにバス路線もありますが、停留所やルートがわかりにくく、車内アナウンスもほとんどないので、旅行者では乗りこなすのはまず不可能です。そうなると、時間の限られた旅行者はタクシーを使うことがほとんどですが、KLのタクシーはなんと「世界最悪」という嬉しくない評価を得ているのです。 KLでタクシーを使うときのコツや注意点、便利なアプリを紹介します。
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Kuala Lumpur

イギリスのタクシー格付け会社の調査によると、なんとマレーシアのタクシーは「世界最悪」という評価なんだそう。
「KL cabbies the worst, says UK taxi rating site」
http://www.thestar.com.my/News/Nation/2015/07/02/KL-cabbies-worst-among-ten-cities-globally/

メーターを使わない、行先によっては乗車拒否、料金割増、遠回りなんて日常茶飯事です。車体もガタガタなものが多かったり、運転手さんも不愛想だったりとサービスもいまひとつ。
KL市内ではメーターのタクシーも増えてきていますが、雨が降ったり渋滞がひどいエリアや時間帯だと交渉制になることも。
とくに、観光客の多いエリアは、メーターの数倍をふっかけてくるタクシーも多いので、路上で客引きをしているタクシーには乗らないのが無難です。

Kuala Lumpur

KLで見かけるタクシーは主に赤と青の2種類。赤はバジェット、青はエクゼクティブタクシーといいます。
中には、赤と青、赤と白のコンビカラー、黄色、紫色なんてタクシーもいますが、これらもバジェットの仲間です。
青と赤は、初乗り料金が2倍違います。トータルの料金も、だいたい2倍差くらいになることが多いです。私は普段赤タクシーに乗っていますが、乗り心地のよさをもとめるなら青がいいかもしれません。
青いタクシーは、ショッピングモールや高級ホテルの玄関先に停まっています。
ガイドブックには、青タクシーならボラれないと書いてありますが、実際は青でも値段を釣り上げるドライバーはいます。
ショッピングモールや駅のチケット制タクシー乗り場からなら、割高になりますが、料金があらかじめ決められているので安心です。

Kuala Lumpur

KLでタクシーを乗りこなすのに必須なのが、この「マイタクシー(MYTEKSI)」というアプリです。
このアプリを使って予約すると、2リンギの利用料金がかかりますが、必ずメーター制で行ってくれます。また、あらかじめ行先を入力するので、乗車拒否されることもありません。
自分のまわりにタクシーがいるかどうかを教えてくれるので、なかなかタクシーがつかまらない、車通りの少ないエリアなどではとても便利です。
また、運転手情報が登録されているので、レビューで運転手の評価も見れますし、夜間の利用時も安心です。
(KLではタクシー強盗も発生します。夜間のタクシー利用は注意が必要です)
KLだけでなくペナンなどでも使えるので、マレーシアに長めに滞在する人はDLをおすすめします。

Kuala Lumpur

マイタクシーに登録しているドライバーのタクシーには、窓やドアにこういうステッカーが貼ってあります。
経験上、このステッカーのあるタクシーのほうが、車体がきれいで、運転手さんも、知らない場所でもナビで調べて連れて行ってくれたりと、親切な人が多い気がします。予約アプリという新しい方法を使って、顧客を増やそうという営業努力をしている人だからでしょうか。
アプリをDLせずとも、流しのタクシーをとめるときも、このステッカーのついたタクシーを探してみてください。

Kuala Lumpur

【余談】
最近、KLのタクシーで無料WiFiが使えるサービスが始まりました。
KLの渋滞はほんとうにひどいので、これで渋滞時でも飽きませんし、観光途中に行先を調べたいときに便利です。
この写真をとってたら、ドライバーさんに「日本にはないのか?テクノロジー大国なんだろ?」と不思議な顔をされました(笑)

クアラルンプール(マレーシア)×旅行・観光のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。