ひめゆりの塔とは、太平洋戦争沖縄戦末期に沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の跡に立つ慰霊碑のこと。
慰霊碑の名称は、当時第三外科壕に学徒隊として従軍していたひめゆり学徒隊にちなみます。
「塔」と名はついていますが、実物は高さ数十センチメートルでそれほど高くはありません。
資料館内には、第三外科壕を底から見上げた形で原寸大のジオラマが作られています。また、同じく館内には南風原陸軍病院壕の一部を再現した原寸大模型があります。第四展示室は学徒隊の戦没した生徒や教員の写真が壁中に貼られており、また、生前の人柄や死亡時の状況が文章で解説されています。