3.平和観音
大きな観音さまがお出迎え♪
大谷寺の向かいには、平和公園があります。
こちらは、元々大谷石を産出する採石場であった場所だそうです。
そこにいらっしゃったのは、なんと大きな観音さまです!
その名も「平和観音」さま。
大谷寺の南側に高くそびえる平和観音は、身丈26.93メートル(88尺8寸8分)の高さで、第二次世界大戦による戦没者の霊を弔い、世界平和を祈念するために、大谷観音の御前立として彫刻されたものだそうです。
そのお姿は、これまた圧巻!です。
戦後間もない昭和23年9月より、当時の大谷観光協会と地元の人々の熱心な後援のもとに、大谷石の採石場であった壁面を利用し、南側の岩肌に観音像を刻みました。
東京芸術大学教授・飛田朝次郎が彫刻を手がけ、その指導のもと、大谷町の石工・上野波造氏らが制作にあたりました。
6年の歳月を費やした結果、昭和29年12月に完成しました。
昭和31年には、日光輪王寺門跡菅原大僧正により開眼供養が行われ、それ以降大谷の顔としてそびえ立っています。
公園内には、その他にも採石場跡やスルス岩・天狗の投石・親子がえると呼ばれる奇岩などが多数あり、
見どころ満載になっております。
その中でも「天狗の投石」は文化財の一部にもなっています。
それは、天狗が投げて乗せたという伝説が残っており、まるで本当に怪力を使って天狗が置いたように、絶妙なバランスで崖の上に乗る不思議な大谷石なんです。
平和公園に行ったら、ぜひ、見てみましょう!
4.ROCKSIDE MARKET
資料館の側にはオシャレなお店が♡
そんな巨大地下空間「大谷資料館」の隣には、こんなオシャレなお店が…
こちらはカフェ兼ショップで、地元ではちょっとした話題を集めている注目スポット。
その名も「OYA MUSEUM ROCKSIDE MARKET」です。
解放的な店内には、可愛い雑貨が並びます。
大谷石でできた小物などもあり、思わず手に取ってしまうようなものばかり。
ショップのオリジナル雑貨や、栃木の伝統工芸とものづくり作家とのコラボアイテムなど、おみやげにぴったりの雑貨がいっぱいです。
カフェの方は、メインの空間はもちろんむき出しの大谷石。
そこに木目を生かした家具などがあり、落ち着ける空間になってます。
カフェのイチオシメニューは、栃木県産そば粉のガレットと新鮮素材のジェラート。
栃木県産の物がふんだんに使われているので、とれたての旬の野菜やフルーツが楽しめます。
ガレットはお食事系とスイーツ系で全5種類。しかもボリューム満点!
これだけで女子は満足しちゃうかも♡
ドリンクも水出しのアイスコーヒーなど、こちらもこだわりのある1品が揃ってます。
5.うどんや
街の至る所に大谷石が…
宇都宮の街を歩くと、至る所に大谷石を使った建造物や建物、蔵などが立ち並びます。
こちらも、もとは小麦の貯蔵庫だったというこちらの建物。
現在は「うどんや」というお店になってます。
そこで食べられるのは、大阪出身のおかみが作る、本格的なお好み焼きやトンペイ焼き。
本場の味が楽しめる、もちろん、お味もおいしいと評判のお店です。
店内は蔵ならでは!の雰囲気が漂います。
ランチは、いつ訪れてもたくさんのお客さんで、ほぼ満席!
ランチタイムが始まってすぐに行くのがオススメだそうです。
看板にあるように、焼酎のラインナップも◎!
他ではなかなか置いていないような焼酎も楽しめるそうです。
市民の生活の一部となっていた大谷石。
ぜひ、側で感じながら食事やお酒も楽しんじゃいましょう♪
6.石の蔵
こちらも元は倉庫でした。
ここは、宇都宮駅から徒歩で15分くらいの場所。
倉庫として使われていた大谷石の蔵を、クリエイターたちの手で、レストラン&カフェに改装したのがこちらのお店だそうです。
こちらでは、ボダムのコーヒーメーカーでつくったコーヒーをいただきました。
石につつまれた、ぜいたくな時間が流れます。
そして、こちらで特に人気なのはブッフェコースです。
メインはお肉やお魚など、その日に用意されているものから好きなものを選び、前菜とデザートがブッフェになっています。
野菜の種類が豊富で、健康的でおいしい前菜をいただけます。
ステキな雰囲気の中でいただくお料理は、また格別でしょう◎
みなさん、「日本遺産」というのはご存じでしょうか?
んっ?世界遺産は知っているけど… それって何?という方もいるでしょう。
「日本遺産」とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを認定し、国内外への魅力発信や地域活性化を図る日本の事業です。
今回は、そんな日本遺産のひとつに迫ってみます。