焼き物散歩道に入ると、横の塀がどんどん焼き物でできた塀にかわっていって焼き物の世界にどんどん引き込まれていきます。
焼き物散歩道を通っていると、塀も、道も「やきもの」だらけ!
「やきもの」のを無駄にすることなく、ふんだんに使われています。
やきもの散歩道の道中は、おとぎ話の中に来てしまったのかというような感覚を覚えてしまいます。
その理由は、木造やレンガの古い建物がたくさんあるかわいい小道がいくつもあるからです。建物は現在も使われていて、やきものの店からお食事処まで様々です。
そもそも「常滑やきもの散歩道」は昭和初期ごろ最も栄えた窯業集落一帯でした。だから、煙突・窯・工場など、時代と共に使われなくなった歴史的産業遺産をたくさん見ることができるのです。今でも多くの作家や職人が活動しているそうです。
休日には、焼き物コレクターをはじめ、古い趣ある建物や風景を求める写真愛好家や、若い女性たちなどで賑わいを見せています。最近は、素敵なギャラリーやカフェをはじめ、こだわりの雑貨を取り扱うお店も増え、それらを求める若者や家族連れの方も増えつつあります。