世界最高所の首都としても知られるラパス。
標高約3700mに位置するため、低所から直接向かうときは高山病対策を万全に。
ちなみに高山病は予防していてもかかるぞ、気合いだ。
ラパスのバスターミナルに昼頃到着。
ラパスにはミ・テレフェリコという世界最長のロープウェイがある。すり鉢状の地形のラパスでは、便利な交通手段だ。
片道3ボリ、約48円です。
激安アトラクションとしてもおすすめ。ロープウェイから降りると可愛いアルパカたちがお出迎え♡降りる駅によって、ガラリと変わる街の雰囲気も楽しもう。
ただ、南米の中では一番空気が悪いかも。
排気ガスが酷いのと、街の雑多感。
「ラパスに住むのと死ぬの、どっちがいい?」という究極の質問が友達の口から飛び出すほどです。
長時間の観光は厳しいかもしれませんね。
ウユニ行きがあるバス会社は3つほどあるらしい。
その中から適当に選んだのが"BELGRANO"。
一人あたり100ボリ、約1600円。
21時頃、バスターミナルを出発。
低地にいるのに街並みがよく見えます。
すり鉢状のラパスならではの夜景ですね。
明朝6時頃、ウユニ村のターミナル駅に到着。
バスから降りた途端にツアー会社からの勧誘の嵐!
日本人だとわかると、日本人御用達"穂高ツアー"(Hodaka tour)が話しかけてきます。
穂高ツアーはターミナル駅から5ブロックほど離れたところにあり、車でツアー会社まで連れていってくれる。
穂高ツアーのいいところは、「1日ツアー」があること。「どうしても鏡張りがみたい!見るまで帰れない!」という我々日本人におすすめ。
ウユニ村のホテルに滞在しつつ、この1日ツアーに参加し続ければ、いつか天空の鏡に会えるのだ。「今日で4回目のツアー参加で、ラストチャンスなんです!」なんて日本人グループもいた。他国の方はウユニ塩湖の鏡張りにそこまで執着心がないらしい。他の会社では2泊3日プランが多めなのです。
私が参加したツアーは
・full-dayツアー $30/1人
・sunsetツアー$17/1人
です。
7人乗りの車で行くので、ツアー参加人数は大体が7人。参加人数が少なければ、価格が上がることもあります。
ツアー内容は、ドライバーさんと交渉できると思うので同じツアー参加者となにがしたいか、事前に話し合っておくことをオススメします。
full-dayツアー、まず始めに訪れたのはここ、「列車の墓」。
廃棄された蒸気機関車が荒野にポツンと放置されている。
かつては塩や鉱山物資を運び、ボリビアの経済を支えてきたであろう列車たち。
なんともいえない哀愁が漂う。
full-dayツアー、次に訪れたのは「インカ・ワシ島」。
別名 イスラ・デ・ペスカとも。
巨大なサボテンに圧倒。
ウユニの数ある島の中で唯一観光客の立ち入りが可能で、入園料を払うと島に登ることもできますが、周遊するだけでも楽しいです。
キター!ついに来ましたウユニ塩湖!
塩だ!塩の大地だー!
共にツアーに参加していた日本人の方々と写真をパチパチ。
ゴジラでトリック写真を撮るのが通らしい。
このゴジラは、コルチャニ村という、事前に立ち寄ってくれるお土産屋街でも購入できます。
ちなみに、ウユニの塩(1ボリ、約16円)はここで買うのがベスト。ウユニ村までおりると3ボリします。
full-dayツアーが始まって5時間ほど。
遂にその瞬間がやってきたのです。
天空の鏡!
ドライバーさん、見つけてくれてありがとう!!!
ツアー参加1日目にして鏡張りに出会えることは...
鏡張りに出会えるまで、ツアーに何度も何度も参加するものだと思っていた我々は歓喜。
いい鏡張りに出会えるかは、正直「運」と「どれだけ現地のツアードライバーさんが頑張ってくれるか」です。
ドライバーさんにはガンガン交渉しましょう。
ドライバーさんに指示されるままにポーズ、写真をパチパチ。
日が沈み始める...
素晴らしい。
泣きました。
full-dayツアー終了。
そして...
翌日のsunsetツアー。
ドライバーさんに「もっと奥の方に行ってくれ」とか「星がみたいからもうすこしゆっくり帰ってくれ」とかわがまま言い放題。(その分のお礼はしました。)
正直、我々は前日にあれほどの絶景を目の当たりにして生気を吸いとられていました。
しかし重たい体を起こして行った甲斐あり、こんなに素晴らしい景色をみることに成功しました。
湖面に映る一番星。
星空が近い。目の前に広がる満点の星空。
なんてロマンチック。
ウユニ塩湖、満喫!!