小田急線の豪徳寺駅から徒歩7分くらい、住宅街の中にあるレストラン。イタリアの北部にある郷土料理、南チロル料理を食べられるお店です。日本ではここだけ。
営業時間:ランチ11:30-14:00 (LO)、ディナー18:00-21:00 (LO) CLOSE 23:00
定休:水曜(不定休あり)
土曜日ということもあり、お昼時は子連れで賑わっています。休日は、予約をした方がよさそうです。
Zランチ(南チロルスペシャルランチ)¥5,500を注文。ランチは1700円くらいから、平日はパスタランチ1400円などもがあります。
最初にでてきたのは、人参のスープです。食前酒サングリアもコースについてきました。
ハム、生ハム、サラミのバリエーションが豊富です。山羊、鹿や猪などの肉をつかったものなど、多彩な味わいを楽しめます。。
パンもいろいろな種類があります。奥のほうにある硬、せんべいのような硬いパンは、シュッテルブロット。山岳地帯でとれるライムギで、長期保存のために水分を抜いて作られてたパンです。
北海道産のアスパラと、フランス産のホワイトアスパラ。タマゴで作ったソースが添えられています。
チーズは南チロルのチーズ熟成士が作ったもの。ワカメをつかって手熟成したミワチーズは、ほんのりいその風味が心地よい。山羊乳のチーズ「ブラウハウスカス ディ カプラ」。ヤギ独特の風味がありながらも、クセがすくなく食べやすい。リンゴジャムがそえられ一緒に食べるのもおすすめ。ワインと相性も格別です。
南チロルで、パンをベースにしてスペックなどの燻製肉、チーズなどを混ぜて作るお団子の料理カネーデルリは、素朴なあじわい。
ニョッキのようなシュペッツルという、南チロルの伝統的なパスタを、トマトソースでいただきます。
こちらは猪の肉で作ったグーラッシュ。もとはハンガリー料理ですが、南チロル地方にも作られており、鹿や猪などの肉で、スープやシチュー、煮込み料理などとして食べられます。
デザートは、シャーベット、チョコ、チーズ、イチゴ系のケーキの4種類いのスイーツ。ドリンクとクッキーもついてきます。
うれしいのはキッズランチ800円があること。800円にしては、なかなかの内容です。子連れが多い秘密はこれかもしれません。
野菜を中心にした素朴な山岳地帯の料理から、チーズやハムの芳醇で豊かな世界まで、イタリア南チロル地方の食文化を堪能できます。