赤を基調とした看板が目印のラ・メール・プラール東京。
お店の外では創業者兼シェフであるブラールおばさんが調理をしている在りし日の姿を見ることができる。
扉を開ければ待っていたのは現地にそのまま行きたくなってしまうこと請け合いの美しいモン・サン・ミシェルの映像。
絵画仕様のスクリーンでストリーミングされている。
本場の味をこちら有楽町でも。気持ちは高まらざるを得ない。
店内に入れば所狭しと有名人達の写真とサインが。
クリスティアン・ディオールやイヴ・サンローラン、マリリンモンローなど数多くの歴史的なセレブやフランスの歴代大統領もモン・サン・ミシェル本店を訪れているのでした。
このお店の看板メニューであるオムレツは容赦なくふわっふわだ。
創業当時から変わらぬ製法で作られている。
エリンギやフォアグラにかぶさるようにオムレツが乗せられると、
ふわふわで細やかに泡立った卵が吹き出る。
本店創業130年を記念してのコースメニュー「MENU1888」はプラールおばさんが巡礼者や旅人をもてなす際、メイン料理が出来るまでの間に栄養価の高いオムレツを出して空腹を満たしてもらっていたというスタイルを再現。食材・調理法も過去のレシピを紐解いて、ノルマンディー地方にこだわったノスタルジックな趣あるコースに仕上がっている。
本店に無い東京店オリジナルのオムレツがこちら。
お祝いメッセージが添えられたビッグサイズのデザートプレートにはふんだんにデザートが。そこにシェフ自らがふわふわの焼きたてオムレツを施してくれ、さらにはスタッフの方が花びらをまいてくれる。
花びらもエディブルフラワー(食用花)のため、全て問題なく食べられるぞ。
ケーキにアイスにフィナンシェにチョコレートにと、飽きのこないレパートリーのデザートビュッフェを楽しめる。
カフェ&バーを楽しめるエリアはエントランス入ってすぐに。
個人的には奥に4つ用意された円形テーブルソファ席がおすすめだ。
コーヒーブレイクに立ち寄るのもアリだ。
世界でも指折りの美しい世界遺産モン・サン・ミシェルにて130年続いている本店に想いをはせつつ、大切な人と美味しいふわふわのオムレツや伝統あるノルマンディー料理、お酒を味わいたい。
ラ・メール・プラール東京
リニューアルオープン日 : 2018年6月30日
【営業時間】 レストラン 11時〜23時
カフェ 11時〜22時
【定休日】 ナシ
【住所】 〒100-0005
東京都千代田区丸の内3丁目5−1 東京国際フォーラム ホールA 1F