赤坂っていうとちょっと高級なイメージがありませんか?
私には敷居が高い、なんて思っていましたが、最近夜お散歩していたらなんだかそそられるお店を見つけちゃいました。
それがシンガポールのローカルフード「肉骨茶」(バクテー)の専門店「新加坡肉骨茶」です。
去年の4月にオープンしたばかりで、すでに食べログの評価は3.5超えというグルメ通が集まるお店です。
入口には有名芸能人達からの開店祝いのお花が。
平均予算が1,000円~1,999円と安かったので、迷わず入りました。
おひとり様OK、と書いてあるのに店内の壁にはモダンアートが飾られていて、おしゃれです。
カウンター席も充実しているので一目を気にせず入れるのがいいですね。
店員さんも呼びやすいです。
先程看板メニューは「肉骨茶」だと紹介しましたが、ほかにも油条やミースアなど、シンガポール現地の料理が充実しています。
肉骨茶は骨アリと骨ナシがあり、日本人が食べたやすいように考慮されているのだとか。
私は肉骨茶満喫セット(1,380円)にしました。
コスパのいいディナーを求めている人にはたまりません。
肉骨茶は必ずついてきて、ライス、ミースア、油条、春菊スープ、海苔スープの中から3つ選ぶことができます。
仕事終わりにはタイガービールなんかもおすすめです。
そもそも肉骨茶(バクテー)とは何なのか。
聞きなれない方のためにご説明しましょう。
肉骨茶は、ぶつ切りの豚あばら肉をスパイスと中国醤油で煮込んだ料理のことです。
土鍋で煮込んで提供されることもあるのだとか。
ここのお店のスープのなかには、ニンニクが入っていました。
飲んでみるとさっぱり。そのなかにもスパイスが効いていてクセになります。
肉骨茶は豚の角煮と豚足を足して2で割ったような食感でした。
現地流で食べるなら手づかみで!
別添えのピリ辛醤油をつけるとおいしいです。
春菊スープです。
こちらもわりとあっさりめ。
シンガポール料理はあっさりめのスープとスパイスが決め手なのでしょうか。
春菊もシャキシャキしていておいしいです。
暑い夏でもこのスープを飲むと体の代謝が上がる気がしますね。
油条とは、中国や台湾の揚げパンのことです。
あえて味付けはされていないので、肉骨茶のスープに浸して食べます。
すると!
スープの旨味がじゅわ~っと口の中に広がって美味しい…!
揚げパン×スープなんて珍しいですよね。
ロールパンをコーンスープにつけて食べるのと同じような感覚なのでしょうか。
これはハマりそう。
最後にミースアです。
味は胡椒が効いた塩蕎麦とサイトに書かれていますが、本当にその通りでした。
麺はそうめんみたいで細かったです。
ちゅるちゅると食べられるので、最後の〆にぴったり!
胃もたれもしないので、ふとした時に食べたくなります。
充実のシンガポール料理、セットで1,380円は安すぎます。
皆さんも赤坂周辺ディナーでお困りならぜひいってみてください。
【営業時間】[月〜金]11:30~23:00(L.O.22:30)
[土・日・祝]11:30〜21:00(L.O.20:30)
【定休日】不定休
【公式HPhttp://www.sgbkt.jp/