静岡県の寸又峡にある吊り橋の名前は「夢の吊り橋」。
なんとも心惹かれる名前!
ということで、惹かれるがままに行ってみました。
名前に惹かれて行ったはいいものの、山を登り続ける道中…。
運転手は大変です。そして車酔いがしやすい人も大変です。
「寸又峡温泉」を通り過ぎるとやっと到着。駐車場は周辺にいくつかあります。
実は私、ここに来るのは2回目なのですが、1回目は橋を渡れなかったんです。
その理由は「日没」。日没の刻を過ぎると通行止めになってしまうんです!
そのため余裕を持った早い時間、できれば早朝に来るのがおすすめ。
近くには宿もあるので、一泊して次の日の早朝に吊り橋を渡るというのもいいですね。
スタート地点にはなぜが貸出用の杖が。
母は「使ってみよ〜♪」なんてルンルンで杖を手に取ったのですが、これが後に吉と出ることは誰も知らず…。
寸又峡に着きました、では夢の吊り橋渡りましょう〜!…ではなかったんです。
スタート地点から夢の吊り橋まで、そして夢の吊り橋からスタート地点に戻るまで、その道のりがハイキングコースになっていました。
紅葉がちらほら見えて、とてもすてきなハイキングコースでした。
「夢の吊り橋」の看板が見えていよいよか!と思ったら、そこに待ち受けていたのは急な階段…。
お年寄りや足腰の弱い人にはだいぶキツい階段でした。
そしてさらに坂を下り…
今度こそやっと着いた夢の吊り橋!!
…と思ったのですが!なんと!!輝くエメラルドグリーンの湖面が!!
濁ったグレー!!!!
実は台風24号の影響で水が濁ってしまい、その濁りがまだ回復していなかったそうなんです…。
11月に入っていたのに…。
だからと言ってここで引き返すわけもなく、渡ってみました。
一度に橋を渡れる定員はたったの10人!
それもそのはず。
見ているとそんな感じはしなかったのですが、実際歩いてみると揺れる揺れる…。吊り橋効果バツグン…。
夢の吊り橋に渡る際、知らないと損する注意点がひとつだけあります。
それは「スマートフォンやカメラはバッグに入れる」ということ!!
それじゃ絶景を写真に収められないじゃないか!なんて思いますが、ご安心を。
厳密には「スマートフォンやカメラを手に持っている」ということがだめなんだそうです。橋の上で揺れると手をうっかり離してしまい、スマートフォンやカメラが下にぽちゃん…ということが相次いだためだとか。
そのため、スマートフォンやカメラをしっかり首から下げられるようにしておきましょう。そうすればOKです。
吊り橋を渡るとドキドキして、それを恋愛のドキドキと勘違いしてしまう吊り橋効果。
ぜひ好きな人と渡りたいですよね。
そして夢の吊り橋はそれだけじゃあない!
真ん中で願い事をすると叶うというパワースポットでもあるんです!!
もうこれは、好きな人と行くしかないですね。
吊り橋を渡ったあと待ち受けていたのは長い階段。
下った階段も急だったけれど、登る階段も急でした。
そのため母は「杖…杖あってよかった…」としみじみ。(笑)
「木こり橋」に「くろう坂」に「やれやれどころ」…。
帰り道には色んな名前がついていて、夢の吊り橋を渡ったあとも楽しみながら帰れます。
寸又峡、夢の吊り橋を存分に楽しんだ帰り道は杉尾はなのき展望休憩所に寄りましょう。
山々を見渡せる恋人岬があるので、カップルで鐘を鳴らし写真を撮って帰るといい想い出になりますよ♡