本日は谷町六丁目通称、「谷六」へ。
下町情緒あふれる街にひっそりと店を構えるセレクトショップやカフェ。
そんな谷六の楽しみ方はお散歩しながら宝探しのようにお気に入りのお店を見つけること。
ただ夜はそんなカフェも閉店し、少しだけ寂しい雰囲気に。
そんな中でも空堀商店街奥にある「スタンドそのだ」は昼夜問わず多くの人が押し寄せる人気のお店。
入り口の大きな暖簾が昭和レトロな雰囲気を醸し出し、人もまばらな夜の商店街に響くように店内からは賑やかな様子が伝わってくる。
訪れたこの日は平日夜18時ごろ。満席状態で15分ほど待って入店することに。
店内は中央の厨房を囲むようにカウンターが設置され、隣との席もかなり近い。
「大衆食堂」と聞くと、年齢層が高い方ばかりかと思いきや、20代、30代の若者も割と多くいた。
隣の方とぶつかり「すみません。」の一言から仲良くなり一緒に呑む、なんてことも多そう。笑
店内壁に貼られたメニューたち。
紙にマジックで書かれたメニュー表はかなり簡易的。だがそれに味がある。
お値段も廉価で思わずたくさんオーダーしてしまいそう!
こちらのお店のイチオシは梅しそと焼酎を炭酸で割った「バイス」(350円)。
シャーベット状でシャリシャリとした食感が楽しめ、その見た目からもインスタ映えすると女性を中心に大人気!
その人気ぶりから1人3杯までと制限がかかるほど。
一緒にオーダーしたのは「牛ハラミタタキ」(550円)。
昭和レトロ感じるステンレスのお皿もポイント。
その他、変わり種も続々オーダー。
豪快に盛り付けられた「ポテトサラダ」はお値段250円!
見慣れない「エビパン」(300円)はエビソースをトーストに塗って焼いたもの。
甘辛チリソースをつけていただくとサクサクとした食感から懐かしい給食を思い出すぞ...。
名物「メンチカツ」(250円)は拳代の特大サイズで具材もあえてざく切りにしてあり、食べ応え抜群!
私の大好きな「チキン南蛮」はこのボリュームで350円!利益あるのかな...。笑
物珍しさからオーダーした熱々の「どてチーズ」(450円)はチーズのまろやかさが引き立ち、どて煮が苦手な人にもおすすめ!
これだけ食べて飲んで2人で3500円ほど。
食べるのに夢中であんまし飲まれへんかった。笑
せっかくだし夜の商店街を満喫しようとしよう。
先ほどは食べることに夢中になってしまったので、食後の一杯を求めて商店街を松屋町方面へ進むことに。
昼間の活気が嘘のように静まり返った商店街はシャッター通りとなり寂しい雰囲気に。
そんな中、気になる看板を発見したので向かってみることに。
松屋町商店街を一歩外れた場所にある「パブデッシャロ」は16年を迎える老舗パブ。
時折見せる笑顔が素敵な渋めの男性オーナーが迎えてくれた。
お店はほぼオーナーの手作りなのだとか。それがまた味があっていい。
オーダーしたのは「大人のクリームソーダー」(550円)と紅茶にウイスキーを入れたもの(580円)。
先ほどの雰囲気とは打って変わって、こちらは静かで心が穏やかに。
その後、団体客が来店したため、席を移動するとマスターからおつまみのサービスまでいただいてしまった。
サクッと食べて帰るつもりが思いの外、商店街を楽しんでしまった。笑
様々な雰囲気を楽しめるのも谷六と松屋町の商店街の魅力かもしれない。
仕事帰りにでもサクッと訪れてみてはいかがだろう。
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