朝9時。
成田山参道はこんな感じ。
年末年始は、もう少し様子が違いますが、
通常の土日であれば、さほど混雑はありません。
ただ、オープンしているお店はちらほら…
たぶん、お土産もの店は9時、
お食事処は10時過ぎというのが大半でしょうか。
準備をしながらも、お買い物もさせていただけますので。
大丈夫です(^^)v
これくらい空いていると、お買い物もしやすいですよ。
梅がお目当てですが、
先ずは本堂にお詣りし、ご本尊であるお不動様にご挨拶。
開基1070年の記念事業として、平成19年建立された「総門」
見上げるほどの大きな総門は、高さ15mの総欅造りです。
蟇股という欄間にあたる部分には、十二支の木彫刻が施されています。
また、総門の上の部分にあたる場所に、
八体の生まれ歳守り本尊が奉安されているのだとか…
見てみたい気がします♪
総門をくぐり、仁王門からさらに階段で本堂へ…
すると、大きな香炉が見えてきます。
昔、”この煙を被ると頭が良くなる”と言われ、
ガンガンかけられた事が思い出されます(笑)
(いまだに、それを信じてやられている方も…www)
実は、こちらの香炉は、お浄めのため。
この煙を浴びることで、身体が浄められるのだそうです。
決して、頭は良くなりません。
あしからず(笑)
そして、立派な本堂がお出迎えです♪
こちらは、昭和43年に建立されました。
大本堂は、新勝寺でも最も重要な場所。
有名な御護摩祈祷が行われているのも、こちらです。
堂内の御本尊不動明王は、いつでも正面にいらっしゃり、
拝む事ができるようになっております。
また、向かって右に矜伽羅童子、左に制咤迦童子を従えております。
こちらにお詣りの際は、
ぜひ!護摩祈祷に参加されることをオススメします。
その様子は圧巻!です。
さて。
今回の目的地でもある、
梅まつりが開かれているのは「成田山公園」です。
本堂から行くには、右手方向に進みます。
聖徳太子堂の前を通り、その先に見えるのが公園入口です。
緩やかな坂がありますが、
本当に緩やかなので、足の悪い方も上がれると思います。
ちなみに、公園内はわんちゃんは入れないようです。
注意書き看板がありますので、
確認の上、対応お願いします。
入口には、このような看板がありますので、
迷う事はないです。
そして、みなさん、お目当ての梅を見に、
同じ方向に歩かれますので、
初めて来られた方も心配ありませんよ。
この看板にもあるように、
土日はイベントも開催されております。
梅だけを楽しむ目的なら、平日の方が空いておりますが、
せっかくなので、イベントにも参加したいという事であれば、
あえて土日をチョイスするのもアリ!です(^^)v
何度か訪れている梅まつりですが、
今年はすこーし開花が遅いように感じます。
成田山公園には、平均樹齢70年を超える
約500本の紅梅や白梅が植えられています。
裏手の池のほとりには、ロウバイもあり、
こちらは梅の中でもいち早く咲き、春の訪れを告げてくれるお花です。
今年の梅まつりは、
2月16日(土曜日)~3月3日(日曜日)の、約2週間にわたり開催されます。
もしかすると、最終週のあたりが
一番の見ごろかもしれませんね。
梅は、桜ほどの華やかさはありませんが、
しっとりと上品で、ふんわりと香る姿が
大人のデートコースには最適♡
まだ少し寒いので、仲良く寄り添って歩くのがこれまた良し♪
園内では、「野点」(のだて)が催されておりました。
こちらは、毎年開催されている人気の催し物。
なんとっ!本家本元のお茶の先生の
本格的なお茶をいただく事ができるんです。
しかも、参加費無料ということ!
太っ腹ですよね~
ただ、こちらは定員になり次第、終了となりますので。
ぜひ、参加してみたいという方は、
早めに行かれると良いでしょう!
時間は、10時~15時まで。
しかし、通常お昼頃には定員に達するようです。
でもね。
わたし的には、海外の方に多く参加していただきたいです。
日本の文化を体験する、良い機会ですからね。
実際、参加されている外国人の方もいらっしゃいました♪
お茶のお味はいかがでしたでしょうか…
そして、こちらは公園内の不思議なスペース(笑)
その名も「西洋庭園」でした。(←初めてしったかもwww)
こちらでは、観梅の演奏会が催されます。
(すでに、場所取りされている方もいますねwww)
演奏会場では、伝統音楽の演奏会が行われます。
この日は、二胡(ワン・シャオホン)の演奏でした。
多くのファンの方がいらっしゃいます。
また、同じ敷地内で、
無料の甘酒が振る舞われております。
米糀を使って、その場で手作りした甘酒。
成田山と言えば”甘酒”って感じですよね!
まだ寒いこの時期は、温かい甘酒が美味しいです。
梅まつりで、公園内ばかりが注目されがちですが、
実は、隠れスポットがあるんです!
公園は本堂向かって右手から上がりますが、
こちらは、本堂より左手、光明堂に上がった場所にあります。
その光明堂手前には、「額堂」があり、
その後ろにひっそりと佇んでいるのが「天満宮」なんです。
天満宮は、みなさんご存じのとおり、
菅原道真公を神と祀っております。
そして、天満宮と言えば、梅!ですよね。
こちらにも、紅白の梅が植えられており、
すでに満開のようにも見えます。
ぜひ、こちらも忘れずに立ち寄ってみてください。
そして、耳よりな駐車場情報です。
成田山新勝寺には、無料の駐車場はありません。
周辺の有料駐車場を利用するのですが、
最近は、イベントのない土日でもお昼頃には駐車場は満車で、
長い駐車場待ちの列ができます。
そこで、この梅まつりに行こうと思っている方は、
「成田山公園駐車場」を利用されるといいと思います。
1日500円で停められますので、ゆっくりと公園散策をしたい方にはオススメです。
これから見頃を迎える、成田山公園梅まつり。
新勝寺のお詣りを兼ねて、お出かけしてみてはいかがでしょうか?