天草から島原へはフェリーで25分。
フェリーの待ち時間は、ターミナルを少し探検してみましょう。
鬼池港には、天草の産品がそこかしこにあります。
ひとつは、オリーブ。
10年ほど前に天草はオリーブ栽培をはじめました。
まだまだ生産量は少ないですが、ターミナルに植えられているオリーブの木も小さな実をつけていました。
もうひとつは陶磁器。
ターミナルの壁に陶器が埋め込んであるのが見えます。
トイレに入ると、洗面台にもおしゃれな陶器が使ってありました。
実は、天草は陶器の原料である陶石の産地。
天草の陶石は有田焼にも使われています。
フェリーが到着したら、いよいよ島原へ。
島原の武家屋敷に着きました。
このエリアに隣接している中学校まで武家屋敷のような雰囲気がたっぷり。
島原には湧水が出るところがたくさんあって、水路もたくさん。
触ってみると水が冷たい!
島原に来たらせっかくなので、島原のスイーツ・かんざらしにトライしてみましょう。
かんざらしとは白玉粉で作ったお団子を冷やして特製の蜜をかけて食べるスイーツ。
素朴なやさしい甘みが古くから地元の人に愛されています。
今回おじゃました「水都」というお店には、ふわふわのかき氷もありました。
島原港のターミナルからは熊本や大牟田行きの船が出ています。
熊本への約1時間の船の旅。
フェリーの中はちょっとした豪華客船のよう。
デッキに出て雄大な雲仙岳を眺めながら、おうちに帰ります。