集まったのはお肉はもちろんのこと、極上グルメ好きな面々。ミシュラン店でこうしたイベントが開催されること自体なかなか珍しいことみたいです。
今回使用された包丁は高知県須崎市に工場を持つ株式会社 迫田刃物の包丁とのこと。
〜新見産猪の夕べ〜と題された今回の宴は「猪のリエット・プチシュー詰め」からスタートした。
二品目は「猪モモ肉とフォアグラのパテ」
三品目に「猪バラ肉と野菜のボリート」がサーブされる。
どちらも絶品だったが、11月よりオフィシャルな限定メニューとしてリリースされるのは残念ながらこれらではなく、次のメニューになる。
四品目、五品目に提供されたのはどちらもパスタ。11月より提供開始される「猪バラ肉のパンチェッタを使ったカルボナーラ」、「猪ロース肉のラグー・パッパルデッレ」の二品。
どちらも大盛りでいただきたいぐらいの味わいでございました。。。
写真は「猪バラ肉のパンチェッタを使ったカルボナーラ」。
カルボナーラも濃厚美味でしたが、こちらはより肉感ある食材で。猪ジビエ肉をさらに楽しむためにオススメされたのはワイン。猪は中部イタリアでよく食べられる食材ということで、鈴木シェフがオススメされたのは白はシエナ県ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノ、赤はプラート県カルミニャーノの二本をリコメンド。ぜひご注文の際にはご一緒に。
ちなみに写真はご一緒した友人がハマっていたパラデンコーラです。イタリアのオリジナルコーラみたいですね。
今回のイベントのメインにサーブされたのは「猪ロース肉のロースト・赤ワインソース パルミジャーノのリゾット添え」でした。ジビエ肉のイメージは臭みがあるというものがこれまでありましたが、地元の猟師と提携して解体から加工、販売までを一貫して行なっているという有限会社ミナミさん曰く、処理の早さから圧倒的に臭みが少ないとのことです。猪のエサが潤沢な岡山県ならではの肉質の良さも自慢です。
ドルチェには「栗のロールケーキ・ジェラート添え」がサーブされイベントは大盛況のうちに終了。
猪から取れるお肉は主にカタロース、ロース、バラ、モモの4部位。
今回ほぼ全ての部位を食したわけですが、ビタミンB群、鉄分、亜鉛等が豊富に含まれているということでおいしいだけでなく健康的な気持ちにもなれたのでした。
皆さまありがとうございました。
ピアットスズキ
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