昔の恋愛にありがちのシチュエーション

歯の浮くようなキザなセリフ

「月がきれいですね」
"I love you"をわざわざ遠回しに言う、昔の日本文学から来た愛情表現です。
小説家、夏目漱石が英語教師をしていたとき、生徒が " I love you " の一文を「我君を愛す」と訳したのを聞き、「日本人はそんなことを言わない。月が綺麗ですね、とでもしておきなさい」と言ったとされる逸話から。
遠回しな告白の言葉として使われます。
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「君の瞳に乾杯」
元は1946年に公開された映画『カサブランカ』のセリフの訳です。
なんと映画の中で4回言われたセリフとのこと。
原文は「Here 's looking at you, kid.」で、「瞳」は日本語和訳でつけたされたものになります。
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ストレートな愛の告白

「上杉達也は世界中の誰よりも、浅倉南を愛しています」
アニメ界の名作『タッチ』の中で上杉達也がヒロインの浅倉南に愛を伝えるシーンのセリフです。
このようにまるで野球のピッチングのような剛速球の告白のストレートさにキュンとした人もたくさんいるはず!
男性は男らしい姿を女性に見せたいと思って頑張ってくれていたのかもしれません。

不自由な環境下での恋愛が当たり前

今のように携帯電話やスマートフォンがなかった時代、会えるかどうか不安な中で待ち合わせ場所へ向かった人も多かったようです。
また、固定電話しかない時代は、家に電話をして連絡を取る他なかったため、彼氏が彼女の家に電話した時に、彼女のお父さんが電話に出たらどうしよう…など、好きな人の家に電話する時のドキドキ感が今でも忘れられないという人も。
このように恋愛するのには多くの壁があったからこそ、ひとつの恋を大切にしようという思いも強かったのではないかと思います。

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その心は…?

世界で一番好きな人と誰もが羨むような熱く燃えるような恋をしたい

とにかく好きな人と一緒にいたい、自分のモノにしたい、そのためなら何でもする!という思いが強くあった昔の恋愛。
男性は意中の女性を振り向かせるためにデートの食事代を奢ったり豪華なプレゼントも厭わなかったようです。
また、好きな女性は口説いてでも手に入れたいということから、「君のためなら死ねる!」くらいの少々格好つけたセリフだって言えちゃいます。

そんなこと言われちゃったら、女性も悪い気がするわけがありません。
そう、まるで2人はトレンディドラマの主役とヒロイン。
「私たちほど素晴らしい恋愛をしている最高のカップルって他にいるのかな?」と思っている人たちもいるかもしれません。

今の恋愛にありがちのシチュエーション

ジェンダーレス化する恋愛

恋愛に積極的ではない草食系男子と、反対に恋愛ハンターのようにがっつく肉食系女子など、男女の恋愛関係にも大きな変化が訪れました。
低身長男子と高身長女子の恋愛を描いた少女マンガ『ラブ★コン』などの作品から、本人たちがそれで良ければ見た目のコンプレックスは関係ないという考えが多数派になり、恋愛関係も「男だから・女だからこうあるべき」と決めつけるべきではないという考えに至ったのでしょうか。

出典:とまんTwitter
最近は女の子よりも女の子らしいジェンダーレス男子も人気ですよね。
ぺこ&りゅうちぇるのような恋愛に憧れるという人がいるのも今の時代ならではかもしれませんね。

遠距離恋愛にもあまり抵抗がない

今の時代は出会いがSNSなんていうことも良くあるため恋愛するのに物理的な距離は関係ないという考えを持っている人が増えてきているようです。
また、昔は遠距離恋愛をするのは難しいものでしたが、今は連絡を取る手段もたくさんあるため、離ればなれになってしまったらそのままお別れ…ということも少なくなってきました。
久々に恋人と過ごす時間を楽しむことができる遠距離恋愛ならではの良さに気付けるかもしれませんよ。

微妙な恋愛関係の誕生

恋愛に対して淡泊になったと言われる現代の若者たちは、これまでの「恋人関係」を煩わしいものとして、友達以上恋人未満の関係で過ごすことも多いようです。
「添い寝フレンド」や「キスフレンド」など昔の恋愛観からしたら信じられない考えかもしれません。

また恋人のフリをする「カモフラージュフレンド」というものもあるそうです。
気軽にデートを楽しんだり、手をつないだり、キスをする異性の友達のことを指すようです。
友達とそこまでしちゃうのなら、正式に付き合ってしまえばいいのに…と思いますが、やはり“普通の恋人関係は重い”というのが若者の価値観なのでしょうか。
ただの友達では物足りない、でも恋人になるのは面倒くさい。
そんな人に、ライトに付き合えるカモフレが人気なのでしょう。
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その心は…?

ありのままの自分を受け入れてくれる人と低燃費で恋愛したい

そりゃあイケメンの彼氏や美人の彼女がいたら最高だけど、恋人とは素のお互いでいられることが一番。
ナンバーワンよりもオンリーワンがいいよって、平成を代表する楽曲でも歌われていますもんね。
自分の手に届かないところに背伸びしてまで叶わない恋はしません。
女性が男性と同等の社会的地位を獲得する時代になったためか「男性が女性に奢るべきだ」という風潮は主流ではなくなり、食事の会計を割り勘することも。
告白も「男性がすべき」という考えは廃れ、むしろ女性から積極的にアプローチすることもあれば、なんとなくの流れでいつの間にか付き合っていることになっていたというケースもあるそうです。

また意外なことに、恋人との長続きの秘訣はお互いに干渉しすぎないことだったりします。
親しき仲にも礼儀あり、ということで相手が嫌だと思うことには口を挟まないのが得策です。