奥大井湖上駅は、静岡駅からでも約3時間(乗り継ぎのタイミングが悪ければもっと)かかるので、掛川駅すぐ近くのホテルに前泊しました。宿泊前日に安いホテルで探したところ、ここのホテルになったので、あまり期待はしてなかったのですが、お部屋は綺麗で、ホテルのスタッフの方たちは親切で良かったです。チェックイン時には夜食にチョコのクロワッサンと缶ジュース、マッサージチェアでくつろいでいるときにはお茶、チェックアウト時にはお茶漬けをいただきました。朝食バイキングは+250円です。
JR掛川駅から2駅先の金谷駅で大井川鉄道本線に乗り換えます。自然豊かな地域を走るので、電車の中からでも紅葉を楽しめました。金谷駅から千頭駅までは約1時間かかりますが、外の景色が綺麗すぎて全く飽きないので、あっという間に千頭駅へ到着します。
駅員さんからのおすすめにより、接阻・閑蔵周遊券(大人5000円)を購入しました。いわゆる乗り放題の切符です。金谷駅と奥大井湖上駅を往復するなら、周遊券の方がお得です◎
【大井川鉄道HP】
http://www.oigawa-railway.co.jp/
千頭駅から奥大井湖上駅に向かう大井川鉄道井川線(愛称は南アルプスあぷとライン)に乗り換えます。この南アルプスあぷとラインが前泊しなければならなかった要因で、奥大井湖上駅に停車する列車が片道1日5本しかありません…。
南アルプスあぷとラインの始発で行ったにも関わらず、帰って来れるか少し不安に。
南アルプスあぷとラインの列車は、ディーゼル機関車というものだそうです。座る席は、行き(接岨峡温泉駅方面)は進行方向の右側、帰り(千頭駅方面)は進行方向の左側がおすすめです。秘境が徐々に近付いてるのを実感できるような景色が広がります。窓を開けて、風を感じながら、景色を楽しみましょう。
到着。駅のホームだけを見ると、普通の田舎駅のようにも見えます。
ひとつ先の接阻峡温泉駅から先は、大規模な土砂崩れのため、運休しています。
奥大井湖上駅に降りると、ほとんどの人がレインボーブリッジの撮影スポットに向かって歩いていきます。幅が狭いにも関わらず急すぎる階段に加えて、地面はぬかるんでいて滑りやすくなっていたので、気を付けて歩いてください。
駅から歩くこと約20分。ここが撮影スポット!写真中央が奥大井湖上駅です。すごい立地!!!
駅から歩いてきた遊歩道です。湖が綺麗なエメラルドグリーン!こんなところに駅があるなんて…。改めて不思議な気持ちになりました。駅から少し離れた方が、「秘境らしさ」、「陸の孤島らしさ」を実感できます。
駅のホーム真後ろにあるちょっとしたコテージ。軽食持って、ここで食べるのもいいかも。
帰ります。
帰りは乗り換えのタイミングが悪く、千頭駅で80分暇な時間ができてしまいました。千頭駅の周辺をふらふらしていたときに偶然見つけた、川根特産ゆず専門のカフェ「千頭Cafe 旬」にちょこっと立ち寄り。どのメニューからもゆずのいい香りがしていて、そして美味しかったです。