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茨城県・古河 日本で唯一の篆刻(てんこく)美術館を見て、名物「鮒(フナ)の甘露煮」を食べ比べ!

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2017/09/29
茨城県・古河 日本で唯一の篆刻(てんこく)美術館を見て、名物「鮒(フナ)の甘露煮」を食べ比べ!

東京までの距離はおよそ60㎞、首都圏からのアクセスのよい北関東の街・古河。奥羽街道・日光街道の宿場町として発展し、今も歴史情緒ただよう景観がのこっています。ここには、日本で唯一の篆刻(てんこく)美術館もあります。週末のおさんぽにおすすめの場所です。

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古河駅古河駅古河駅

古河駅までは、上野東京ラインの快速で東京駅から約60分、湘南新宿ラインで新宿から約60分の距離にあります。

古河は、江戸時代には、日光街道の宿場町として栄え、市内には武家屋敷や由緒ある寺社仏閣があります。

町をめぐるさいは、まず、駅の観光案内所でマップをゲットしましょう。歩きがつらい人は駅前ヤンチャ森で自転車(コガッツ)を借りましょう。

篆刻美術館

最初に向かうのは、日本で唯一の篆刻(てんこく)美術館。篆刻とは、四角い石に言葉を刻んだハンコのようなもの。その起源は7000年前のメソポタミアにあるとか。

篆刻美術館篆刻美術館篆刻美術館

石造りの蔵の中には、古河出身の篆刻家・生井子華の篆刻をはじめ、さまざまな篆刻が展示。篆刻を押す体験もできます。シンプルな文字の中に、宇宙を感じられる芸術世界です。

開館時間:9:00~17:00※入館は16:30
入館料:400円

篆刻美術館
場所:茨城県古河市中央町2-4-18
アクセス:古河駅[西口]から徒歩約8分
営業時間:通常 9:00〜17:00
鷹見泉石記念館鷹見泉石記念館鷹見泉石記念館

江戸時代の蘭学者で、下総国古河藩の家老だった鷹見泉石の屋敷には無料で入ることができます。

鷹見泉石記念館
場所:茨城県古河市中央町三丁目11-2
アクセス:古河駅[西口]から徒歩約14分

奥原晴湖画室

その横には、古河で生まれた女流南画家の奥原晴湖のアトリエがあります。こちらも無料で見学することができます。

時間がゆるせば近くにある古河歴史博物館ものぞいてみましょう。

長谷観音長谷観音長谷観音

長谷観音は、古河城の鬼門除けとして作られたもの。現在、日本三大長谷観音の一つとも言われています。2mあまりの十一面観音菩薩立像が安置されています。

長谷観音
場所:茨城県古河市長谷町5-1
アクセス:古河駅[西口]から徒歩約16分

ホテル山水

古河の老舗・ホテル山水。ホテル内には、昔の写真が展示されています。その前には、武家屋敷があります。中には入ることはできません。

餃子の丸満 本店餃子の丸満 本店餃子の丸満 本店

古河はやたらと料亭やウナギ屋が多いですが、こんな店もあります。『餃子の丸満』。かわがカリっとした。丸い形のぎょうざで、ニンニクがはいっていないやさしい味わい。千葉県野田市に本店のあるホワイト餃子の流れをくんだ店です。

営業:平 日11:30~14:00、16:00~21:00(LO.20:30)※土日祝のお昼は~15:00(LO.14:30)、夜は一緒
定休:定 休 】月曜日(祝日の場合は火曜日)※第2月・火連休(1,8,10,12月は除く)

餃子の丸満 本店
場所:茨城県古河市本町1-2-39
アクセス:古河駅より徒歩5分 古河駅から257m
営業時間:[月〜金] 11:30〜14:00 16:00〜21:30 [土・日・祝] 11:30〜14:00 15:00〜21:30 ランチ営業、日曜営業

鮒の佃煮の店

古河の名物といえば「鮒の甘露煮」。町の中にはいくつもの店があり、食文化として根付いています。古河の駅ビルVALの売店でも購入できます。

鮒の佃煮

鮒の甘露煮は、お店によって作り方がちがい、食感や味つけ、大きさもちがいます。わざと薄味で鮒っぽさを残しているものから、濃いめの味付けまでさまざまな。食べ比べてみるのもおすすめです。

古い建物が多く残り、どこか情緒が漂う、なかなか奥深く、個性的な町・古河。半日くらいの散歩におすすめです。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。