10月27日(金)~29日(日)に代官山T-SITEの敷地内の「GARDEN GALLERY」にて開催中のイベント、「Journey Around HEARTLAND ~飲むアート展~」に行ってきたのですが、ちょっと素敵な時間が過ごせたので、期間はあと2日と短いけれど、紹介しますね!
イベントの会場「GARDEN GALLERY」に一歩入ると、沢山のイラスト作品がディスプレイされていて圧巻です。
フード、チェアー、ピープル、エントランス、テーブルウェアなど、7人のイラストレーターによる7種類のカテゴリーのイラストが展示されていて、しかも、それぞれのカテゴリーのイラストの中でも、様々な技法で描かれたイラストレーションは、決して飽きることのない、見応えのあるものばかり!
ちなみにイラストレーターの方々が作品を作るにあたって考えたこと、感じたことは以下とのことでした。
村田 篤司 様
フード担当
絵を描く時には、ジャーニーをテーマとしています。
一点一点タッチを変えて、美味しそうに見えるようにした。
西舘 朋央 様
チェア担当
それぞれのお店の中に置かれている椅子のそれぞれのキャラクター、空間を象徴するような椅子、だからこそ椅子でお店の様子を想像できるような世界観を目指した
普段から椅子が大好きで、お店のオーナーさんと盛り上がり、飲みに行けたり、椅子を普段利用されている人との触れ合いも生まれたことが嬉しかった。
袖やま かほ子 様
エントランス担当
お店の顔なので、ちょっとしたことも気になってしまうような、緊張感はあったが楽しくもあった。
村田 篤司 様
ピープルを担当
時間旅行のように感じた
つた館に初日から通ってたので、懐かしいと感じた。
一か月前のものはもう古いと感じられてしまう職業で普段は時間の経過は微妙と感じるが、今回のプロジェクトで、時間の経過もいいものだと思えた。
作品に書かれている人物像は、会社に勤めているけれど、心は自由だと感じている、そんな人達。
柿崎 サラ様
テーブルウェア担当
ボールペンで食器を普段から書いていますが、シルバーの物が多かったり、小さいので、一見地味になりがちですが、その魅力を伝えるために、丁寧に仕上げた。
このアート展の背景をちょっと説明しましょう。
実はハートランドビールは、バブルの絶頂期に生まれたのだそうですが、その頃から無駄なものをそぎ落として、シンプルに楽しめるものが求められるのではないか?という視点が生まれ始めていて、その流れの中で新しいビールの製品コンセプトを検討して出た結論が
「ビール好きの人にとっての、とまり木のような存在になりたい」という思いだったそうなのです。
その止まり木こそがハートランドのブランドイメージのポイントとも言える、大きな木のイラストの根拠なのでした。
六本木の「つた館」というちょっと通な人達が通うようなところ限定で飲めたというハートランドビール。
そのちょっとした特別感をビール愛好家の方々に持ち続けて貰うために、キリンが取り組んだ情報発信、文化発信の活動の一つが
「ハートランド アートプロジェクト 2015〜2017」なのだそうです。
HEARTLAND ✖️ART
ビールを楽しむ人とアートを楽しむ人を繋ぐことができる素敵なプロジェクトですよね。
このハートランド アートプロジェクト 2017の活動の一環として、今回のアート展が開催されているのだそうです。
うんちくはともかくとして、天井が高くて窓の大きい清々しい空間で、奥深いイラストレーションの世界に触れながら、ビールを飲む、というのもたまにはいいかなと。
時間
2017年10月27日(金)~28日(土)
10:00~20:00
(19:30ドアクローズ)
2017年10月29日(日)
10:00~17:00
(16:30ドアクローズ)
場所
GARDEN GALLERY
主催
キリンビール株式会社
共催・協力
問い合わせ先
info.event.heartland@gmail.com