那覇空港は「国内線ターミナル」と「国際線ターミナル」に別れていて、沖縄都市モノレール「ゆいレール」や立体駐車場と接続しているのは「国内線ターミナル」です。1階が到着、2階がお店と出発口、3階がチェックインカウンターと飲食店等、4階が飲食店という作り。大きなガラス貼りの壁というか窓から見える青い海と空、そこかしこにある鮮やかな花が全力で南国感を醸し出しています。
チェックインもお買い物も終わってもう後はゆっくりするだけ……になったら、まずは4階の展望回廊に。大パノラマの海と空と滑走路を一望できます。沖縄発着限定デザインの飛行機もたくさん見られます。
那覇空港の良いところは全館フリーwi-fiが飛んでいるところ。3階のフードコートで飛行機を見ながらまったり、も良いですね。
沖縄名物「A&W」の「ルートビア」飲み損ねた!って方、安心してください。空港にあります。3階にはカフェもファーストフードもマッサージも、ついでにクリーニング屋さんもあります(笑)
さて、今回のプランで皆さんにご紹介したかった大本命がこちら「空港食堂」!
ここを知ってたら那覇空港"通"を名乗れます(笑)。
ここ、4階レストラン街とうって変わって「観光客向け感」が一切ありません!一切です!(笑)食券とお盆をテキパキ捌くおば…お姉様達の活気ある声、時代を感じる備え付け漫画、ローカルニュースの流れるテレビ、作業着のおじ…お兄様方。ここはどこぞの街角ぞ、というくらい「地元感」たっぷりです。
なぜマニアックかというと雰囲気は勿論、入口が分かりにくい(笑)。何なの⁉敢えて隠れてるの⁉っていうくらい。
場所、教えちゃいます(笑)。
1階、空港左手JAL側(那覇空港内では日常的に向かって左側をJAL側、右手側をANA側と呼びます)の一番端っこ。天下の琉球銀行窓口の左側にある細い、この先何も無さそうな廊下を自分を信じて進んで下さい。
右手に食堂が現れます。
入ってすぐに券売機があるので食券を購入、お姉さんに渡して席を確保、お水はセルフ。番号を呼ばれたら元気に返事をしてお膳を受け取り、頂きます(о´∀`о)
味もボリュームも、本当に普通の街中の人気食堂という感じでガッツリ満足いくでしょう。
マニアックネタin那覇空港をもう1つ。実は「那覇空港限定」と銘打ったお土産商品はとても多いのですが、これは完全に自分向け。那覇空港内に2店舗あるローソンのみで売っている「からあげくんA1ソース味」です!(沖縄県内の他のローソンでは売っていない)
アメリカの影響下、ステーキ食文化が独自に発展した沖縄ならではの商品。是非お楽しみ下さい(売り切れ御免)。
1人で、複数人で、遊びで、出張で、様々なシーンが交差する空港。自分なりの楽しみ方を見付けて、旅をより楽しみたいですね。
bon voyage!
出会いと別れ、日常と非日常が交差する「空港」。
大好きな洋画『ラブ・アクチュアリー』では少年が初恋の女の子に想いを伝えるべくロンドン、ヒースロー空港内を爆走する愛らしい姿に心をわし掴まれます。
私の事も誰か全速力で追いかけてきてくれていないかしら…と振り向くも、笑顔で送り出してくれるのは目下手荷物検査員のお兄さんだけなのでした。
さて、ヒースロー空港からは遠く遠く離れたここは南国沖縄空の玄関口「那覇空港」。そう大きくはないですが年々の利用客数増加も著しく、毎日活気があります。今日はそんな「那覇空港ターミナル」のマニアックな過ごし方をお伝えします。
「天候不良で時間がたくさん余っちゃった~」「ヘビーユーザーでもう飽きちゃった~」という方にもお楽しみ頂ければ幸いです!