鎌倉市二階堂。ここは鶴岡八幡宮の東側に位置し、金沢街道周辺のエリアとなってます。
近くには、以前、紹介した杉本寺や報国寺、浄妙寺などが点在しております。
「二階堂」という地名の由来は、かつてこの地に源頼朝が建てた永福寺(ようふくじ)という寺から取っているそうです。
こちらは、明治2年(1869年)に明治天皇の勅命によって創建された神社です。
そして明治6年には天皇自身もこの鎌倉宮へと行幸したとされています。
ご祭神は大塔宮護良親王。
境内には、足利氏により親王が幽閉された土牢や宝物殿、神苑(1994年に完成)があります。
また、摂社村上社前には、親王の身代わりとなった村上彦四郎義光の木像があり「身代りさま」と呼ばれ親しまれております。
こちらで拝観料を払うと、中に入る事ができ、宝物殿等見てあるくことができます。
鎌倉宮宝物殿のある場所は、明治天皇行幸(明治6年4月16日)の際の行在所として明治4年に建設されたものです。
その後改修されて、大正13年に現在の鎌倉宮宝物殿が開館しました。
また、こちらの入口では、獅子頭のお守りが販売されています。
護良親王が戦に向かう際、兜の中に獅子頭の小さなお守りを忍ばせ、戦の無事を祈った事に由来しているそうです。
獅子頭のお守り、すごく可愛いので、お参りの際はぜひ手にとってみてくださいね!