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非日常カフェで療養⁉︎福岡天神の不思議博物館分室「サナトリウム」の独特な世界観を体感!

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2018/03/23
非日常カフェで療養⁉︎福岡天神の不思議博物館分室「サナトリウム」の独特な世界観を体感!
天神駅徒歩5分の診療所カフェ「サナトリウム」。 天神近くに詳しい人にもなかなか知られていない穴場カフェ。 実はここ、那珂川町にある「不思議博物館」の分室として作られたもの。 その独特の雰囲気を思う存分味わおう。
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ここが天神の珍スポット「サナトリウム」の入り口
サナトリウムサナトリウム

大通りから1本裏の通りで、怪しげな細い階段を上ると到着する「サナトリウム」。
通り過ぎてしまいそうなくらい小さな入り口だが、階段の脇に申し訳程度に看板が出ている。
勇気を出して階段を上ろう。

入り口前まで来て、少し息を飲む…
サナトリウム

階段を上った先には、まるで診療所の入り口のような曇りガラスのドア。
小さい頃通った皮膚科の入り口ってこんな感じだったなと、幼き日に思いを馳せる。
と同時に、「ここ大丈夫か…」と、第六感がヒンヤリ。
何事も経験と自分に言い聞かせ、いざ入店。

のっけから摩訶不思議な雰囲気満載。
サナトリウム

お出迎えしてくれるこのオブジェはトリ×ネコの「トネリコ」。
まんまるなフォルムがなんとも可愛い。

うしろにずらりと並ぶのは、本期間の展示美術。
展示は数ヶ月ごと入れ替えられるようだ。

理科室?診療所?まさに異空間。
サナトリウムサナトリウムサナトリウム

着席して広がるのはこんな風景。
聴診器を掛けたペンギンさんや、顕微鏡写真のようなポテチ…⁉︎

不思議な形のカップは「根カップ」。
ガラス製は3,000〜5,000円、陶器のものは5,000円以上で販売している。
見たことがないその形に惹かれて、お土産に買って帰られる方も多いのだとか。

何となく飲めないお水。
サナトリウム

お冷やは、花瓶のようなビーカーのような入れ物に注がれて出てくる。
きちんと洗っており清潔だとは分かっていても、理科室感・実験感が拭えず最後まで飲めなかった。

待ち時間には人体パズルで遊べるぞ
サナトリウム

1回10円で遊べる「人体パズル」もあった。
お料理の提供待ちに遊んでみるのもいいかもしれない。
筆者は表情が怖くて勇気が出なかったので、眺めるだけに留めた。

お料理より実験的ニュアンスを感じる謎スイーツ。
サナトリウムサナトリウム

スイーツは、手術の時に使われる皿に根カップを置いてご提供。

左が「サナトリウムプリン」(800円)、右が「ホムンクルスゼリー」(800円)。
ドリンクとのセットは1,200円。

おいしいのだが、実験でゼラチンを固めたような想像をしてしまう…
ちなみにクリーム色の「トネリコチョコ」は歯が鍛えられるくらい固い。

ここまで落ち着けない個室も珍しい
サナトリウム

こちらの半個室は、4体の人体模型くんに見つめられながらくつろげる。
(くつろげるかどうかは貴方の精神力次第)

テーブルは、藻が生えた器にガラスの天板が付いている水槽のようなもの。
何だか怖くて試しに触ることすらできなかったので、遠目からパシャリ。

漂う診療所感は、造形作家のオーナーの作品。
サナトリウムサナトリウムサナトリウム

照明は、ドラマの手術室でよく目にする「無影灯」。
読んで字の如く、影が出ないようにものを照らすライト。

病院などを改築したものなのか尋ねると、造形作家のオーナーがイチから造ったものだそうだ。

お土産におすすめな不思議ガチャ。
サナトリウム

1回200円のガチャガチャ缶バッチはお土産最適。
筆者はまったく同じ骸骨くんを2回連続で当てるという引き運の強さ(?)を見せた。

おそらく「不思議博物館」の「ふ」スリッパ
サナトリウム

お兄さん(名札には「偽院長」とあった)のお話が面白く、気付けば2時間ほど居座ってしまった。
摩訶不思議な雰囲気だったが、去る頃には愛着が湧いてきて、一抹の寂しさを感じた。

福岡・天神の旅のアクセントとして、サナトリウムの不思議すぎる雰囲気に浸ってみてはいかがだろうか。

サナトリウム
場所:福岡県福岡市中央区天神3-3-23 佐伯ビル 3F
アクセス:地下鉄天神駅から徒歩3分 天神駅から176m
営業時間:12:00〜22:00 ランチ営業、日曜営業
福岡市内(市街地)×ランチ・グルメのプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。