JR熊本駅からJR三角駅まで向かう特急「A列車」。
この列車のテーマは、「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」です。
三角港からは天草に渡れる渡船が出ており、その入口となった港であるため、このテーマ設定が設けられています。
ジャズのナンバーが冠にされていて、古き良き時代を思わせるシックなデザインは大人旅にぴったり。
全席指定席で、土日はすぐに埋まるので早めにチケットは予約しておきましょう。
指定席の普通の座席もありますが、横向きのベンチ席、ソファ席など、とにかくいろいろなタイプの席が車両中にあります。
もちろん指定席で風景を楽しむのもいいですが、ほんの40分ほどの短い旅なので列車中を満喫してみてほしいです。
それぞれデザインも違うので、よーく見て楽しんでくださいね。
熊本の美味しい名物「馬刺しの炭火焼」を車内販売しています。
お酒やドリンクもバーカウンターにて販売をしているので、列車旅のおつまみにぜひ買ってほしい・・!
とにかく列車のレトロなデザインで、テンションが上がるのが隠せません!!!
蒸気機関車とかある時代に生まれたかったものですね。
「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマにしているので、窓がステンドグラスだったり、マリア像の置物があったり、ところどころに当時の文化を感じるデザインが施してあります。
駅員さんの制服もレトロでかなり凝ってあります。
ここまで見るとトイレまで満喫しないといけないですからね!
熊本市の市電「通町筋駅」に到着です。
大きい商店街の目の前に路面電車が止まります。
列車旅の前に路面電車に乗れるってアツい!!
福岡からの高速バスもここに止まるので、寝過ごさないように注意ですよ。
Gluck coffee spot。
入り口にのれんがかかっている古民家を改装したお店です。
1階と2階とあり、とても静かな雰囲気でリラックスできます。
お店のスタッフさんがブレンドした数種類のコーヒーと、手作りケーキでお腹がほっこり温まります。
たまに、福岡で開催されている「護国神社 蚤の市」にも参加をしているそうなので、機会があれば行ってみてください。
住所:熊本県熊本市中央区城東町5-52
古本とレコードのお店「汽水社」。
髭を生やした男性の店員さんがいつもいらっしゃる古本屋さんです。
店の外の棚には格安の古本が並んでおり、店内にもオススメのいろいろな年代の本が整頓されています。
近場で開催されるイベントや催しのチラシも入り口に置いてあるので、何か知りたいことがある人はここに来てみるといいかもしれません。
エスカレーターでホームに上る・・ドキドキが止まりません!
念願のA列車が目の前にどんどん迫ってきます。
20分前についても、先に着いたお客さんがたくさんいらっしゃったので、先頭に並ぶくらいの意気込みで駅に到着しておいた方が良さそうでした!
三角港に出発です。
短い列車旅ですが、存分にレトロな列車を満喫しましょう!
電車が動いていてもウロウロして見学するのが、わたし的にはオススメですが、安全には十分に配慮してくださいね。
三角駅に到着です!
ちなみに、「みすみ」と読みます。
「さんかく」じゃないですよ。
列車を降りて改札口をくぐると・・
駅もレトロで味のある古き良きデザインです。
帰りの電車は1時間半に一本くらいのペースでしか来ないので、帰る時間はきちんと調べておきましょう。
かなり大きい巻き貝だ!
この巻き貝のような三角のタワーは、「海のピラミッド」と呼ばれる港町・三角のシンボルです。
外も中もぐるぐるぐるぐる目が回りそうな建物です。
早速中に入ってみましょう。
中に入ってみると、すごい芸術的な建物です。
打ちっ放しのコンクリートが、逆にワクワクさせてきます。
この「海のピラミッド」は、1988年から熊本で行われているくまもとアートポリスという都市計画の一つとして1990年に建設されたものだそう。
当時県知事であった細川護煕氏が、後世に残る文化を熊本で実現することを目標に打ち上げたアートプロジェクトの一つだったんです!
10年前の2007年〜2011年ごろにはライトアップされて人前結婚式やクラブイベント、アートイベントも行われていたそうです。
上に登りつめると、今度は外もぐるぐるぐるぐるできるので、体力があったら行ってみましょう。
三角の景色を眺めることができますよ。
三角は車がないと行動範囲も狭まって行くところが周辺にないので、レンタカーするか、天草に行くか、短時間で満喫して熊本に帰ることをオススメします。
列車は楽しんだので、わたしはさっさと熊本に戻ります!!
先ほど上通町で見つけたおでん屋が気になったので、福岡に戻る前にささっとつまんでお酒を飲んで帰ります♩
1日お疲れ様でした!
熊本のお酒がしみる〜〜〜
どろどろのにごり原酒とおでんが疲れた身体にしみます・・♩