こんにちは!
神社仏閣大好き♡御朱印ガールの 高橋 のりこ です。
今日は上野にやってきました。
上野は神社仏閣が多い事でも知られております。
今回ピックアップするのは、寛永寺に関係する「両大師」です。
上野駅、駐車場方面から歩いてくると、真っ先に目につくのがこちら!
「国立西洋美術館」
こちらは、2016年に世界遺産に登録されました。
以前から人気の美術館でしたが、その後は、連日行列ができてます。
こちらの美術館、実は入場料が500円とかなりお安い!
しかも、レストランも併設されていて、お値段もリーズナブル!
上野駅からすぐという立地で、このお値段はありえません。
お時間のある方は、こちらにもぜひ♪
お立ち寄りください。
国立西洋美術館を過ぎ、右手に歩いていきます。
その先に、もうひとつ、ご家族連れへのおすすめスポット!があります。
それは、「国立科学博物館」
1877年設立の、国立では唯一の総合科学博物館。
約452万点に及ぶ貴重なコレクションを備え、自然と科学技術に親しむことのできるスポットです。
展示は日本館と地球館に分かれており、それぞれ自然と生き物の歩みが詳しく紹介されています。
しかも、家族連れに嬉しい”高校生以下無料”なんですっ!
(大人620円 ← これも安いwww)
こちらも、上野に来たら、ぜひ立ち寄って欲しいです。
そして、国立博物館の隣にあるのがこちら!
「開山堂」です。
開山堂とは、その寺院を建立した僧の像を祀った堂のことを意味します。
寛永寺の場合は、東叡山の開山である、
慈眼大師(じげんだいし)天海大僧正をお祀りしているお堂です。
天海僧正が尊崇(そんすう)していた、
慈惠大師良源(じえだいしりょうげん)大僧正もお祀りしているところから、
一般に「両大師」と呼ばれ、庶民に信仰されてきました。
初建は正保元年(1644)ですが、現在のお堂は平成5年に再建されたものです。
こちらが本堂になります。
お堂には土足のまま上がれ、お詣りする事ができます。
入って、右手に御朱印をいただける場所があります。
幕末の上野戦争、関東大震災、東京大空襲という様々な危機を乗り切ってきたにもかかわらず、
平成元年の火災で本堂と開山堂が焼失してしまいました。
現在の建物は平成5年に再建されたものです。
将軍徳川家康公の参謀であった慈眼大師(天海大僧正)が祀られていることから、
「長寿」「知恵」のご利益を授けていただけるといわれています。
また、慈恵大師は、元三大師と呼ばれていて、生前に度々災厄を免れてきたことから、
元三大師を信仰すると厄除けのご利益があるといわれています。
さらに天海が四代将軍の家綱の誕生の際に、安産を祈願し、
実際に家綱が安産であったことから、
子授け大師としても広く信仰されるようになったそうです。
こちらは阿弥陀堂。
三体の仏像が収められております。
結構な迫力に、ちょっとビビりましたよ(;'∀')
こちらの開山堂ですが、寛永寺の諸堂の中で開山堂だけ「輪王寺門跡」と書かれています。
「門跡」とは、皇族や皇室にゆかりのある貴族が住職を務める寺院です。
天海大僧正の死後、寛永寺の第3代貫首に、
後水尾天皇の第三皇子である守燈法親王が日光山主と兼務して就任します。
後に輪王寺宮の名前を賜ると、以後幕末まで皇族が関東に下向し、
代々輪王寺の宮を継承しました。
こうして寛永寺は輪王寺門跡となったのですが、
幕末の戊辰戦争の結果、最後の輪王寺の宮が還俗してしまい、
輪王寺の名前は中絶しれしまうのです。
しかし、東京で唯一の門跡寺院の名が跡絶えてしまったことを惜しんだ
東叡山・日光山両山からの要請により、
明治16年に輪王寺という寺が再興され、
さらに二年後、門跡寺院としての再興も許されたのです。
そして、こちらが両大師の御朱印になります。
上野東照宮でいただいた御朱印帳にいただきました。
先ほど触れた、東叡山の輪王寺は、寛永寺の開山堂の敷地内に設けられました。
そのため寛永寺の諸堂で、開山堂の御朱印のみ「上野寛永寺門跡」と書かれています。
こちらの境内は、とても静かな空気に包まれておりました。
なんだか不思議ですね。
こんな都会のど真ん中にありながら、一歩踏み入れると、
こんなにも時間がゆっくりと進んでいるのかと思う、そんな空間が広がっていました。
いろいろな歴史に触れながら、
いまの平和なこの時代に感謝しつつ、
お詣りされるといいかもしれませんね。
中央の大噴水広場まで戻ったら、スタバもあるので、
少し歩いて疲れたら、ここで休憩しましょう!
噴水を眺めながらゆっくりすると、なんとなく癒されちゃう。
上野公園は、やっぱり都会のオアシスですね♪
これから夏にかけて気温が高い日が多いので、熱中症には特に注意!
こまめに水分補給しながら、楽しい散歩をしましょう♪