本日はロサンゼルスの中心から電車で1時間ほどのロングビーチへ。
実は今回の旅は急遽決まり情報ゼロで降り立ったため、藁にもすがる思いでロサンゼルス在住の知人に穴場スポットを聞き込み。
するとロングビーチを勧めてもらい、Uberかっ飛ばしてとりあえず来て見た。
ロングビーチまでは電車で1時間ほどだが、ロサンゼルスの電車事情は少々厄介。
乗り換えが多いことに加え、定刻に来ないのは当たり前。
その為、トラブルにも巻き込まれないためにも地図で示した場所にドアtoドアで向かってくれるUberがおすすめ。
またバスも乗車運賃が安いことから浮浪者や低賃金生活者が利用する割合が多く、観光客はトラブルに巻き込まれやすいのでご注意を。
そんなこんなでまずはThe Pike Outletsへ。
ロサンゼルスにはアウトレットがたくさんあるけれど、その規模も様々。
こちらはそれほど規模は大きくない為、ジャンルはそこまで期待できないが日本でもお馴染みのNIKEやForever21、コンバースやリーバイスなどのアウトレット店が入っていて、お得にゲットできちゃう穴場スポット。
利用者は観光客3割、地元民7割といったところ。
ショッピングを楽しんだ後はぶらぶらと街を散策してみた。
海沿いには博物館船兼ホテルとして営業中のイギリス客船「クイーン・メリー号」が観光客に人気のようだが、今回は散策を優先。
年季を感じるビルや建物にはロサンゼルスらしいカラフルで遊び心を感じるアート作品が多く点在し、歩いているだけでウキウキ。これぞ旅の醍醐味。
まずは友人に勧めてもらったサーフブティック「Seams」へ。
創業は2003年と比較的新しいものの、様々なブランドとコラボし、地元のアーティストやサーファー、スケーターから絶大な支持を得る実力ライフスタイルショップ。
サーフ要素を微塵も感じさせない私ちんちくりんがぼっちで来店してもイカした兄さんがめちゃくちゃ気さくに接客してくれて思わずTシャツ買っちまったよ。笑
Seamsのある1st streetは古着やセレクトショップが多く立ち並ぶエリアで立っているだけで絵になるおしゃれさんが街中にたくさんいる。
ただそれほど観光地化してない為、治安があまり良いとは言えないので訪れるなら明るいうちがおすすめかも。
至る所にカラフルなウォールアートが施され、すれ違う人も個性を前面に押し出す人が強く、とにかく感性が磨かれる。
1週間予想外に観光しまくった結果、私の中でロサンゼルスの街のイメージが完全にアートと犬とスケボーになってしまった。
ちなみに猫より犬を飼う理由は「泥棒が入ったら犬は戦ってくれるから」らしい。笑
「自分の身は自分で守れ」となんともアメリカらしい考え方。見習いたい。
1st streetからAramitos Aveを北上しEast 4th Streetへ。
この辺りから一気に地元感が強くなる。
建物と建物の感覚が広がり、スーパーや住宅が目立ち始めた。
East 4th Streetには古着屋やセレクトショップの他、ヴィンテージ品を扱うお店も多く、マニア必見。
こちらのお店には数年前にカリフォルニアディズニーランドで販売されたグッズやバーガーキング版のハッピーセット、初期のスタウォーズのレアグッズなどお宝がたくさん!
お値段は物によりけりだが手頃な商品も多く、ヴィンテージデビューを果すにはもってこい。
こちらは服だけでなく、ヴィンテージの家具や食器も扱うお店。
とにかくなんでも買い取るようで部屋の一角には山のように服が積まれており、一着一着捌くのが大変そう...。
中には未使用のものもあるので、一着一着見ていくのが良いのだろうけど、途方も無い時間が必要だ。笑
なんとも年季の入った映画館も発見。まるで映画の世界だ。
オープンはなんと1925年!非営利団体が運営しており今もなお、現役。
ちなみに訪れた6月は南カリフォルニアで最大規模の同性愛者コミュニティーの祭典「LA PRIDE」の強化活動月間。
街の至る所にテーマカラーであるレインボーの旗が掲げられ、レインボーに彩られた期間限定の商品も多数登場する。
ロサンゼルスのリサイクルショップではスタッフは定年を迎えた人々が働いていることがよくある。
また障害を患った人々の受け入れ先としても一役買っており、地球に優しいことに加え、社会貢献の役割も果たしている。
接客も丁寧で和やかな雰囲気の場所が多く、その居心地の良さから店員さんと会話をしに来る人もいるのだとか。なんて素敵なんだ。
ロングビーチはリサイクルショップや古着屋の他に今風のセレクトショップも多数点在している。
お店によってテイストが異なるので、LAの最新トレンドを吸収するにはもってこい。
ちなみにセレクトショップはセール品を含めて$50〜$300と少々お高め。でも可愛いのよ。
こちらは大きな倉庫を丸々お店にした古着屋兼セレクトショップ。
アパレルだけでなく、食器や植物、レコードなどありとあらゆる物を取り扱っており、お店になじみのあるお客さんが多く来店し、会話を楽しんでいた。
実は角ブースによってオーナーが分かれており、共同出資しているのだそう。LAは「好きを仕事にしている」人がたくさんいる街のようだ。
そしてやっとの思いで目的の2店舗目に到着。
East 4th Skateは1996年に創業した老舗スケートショップ。
店内にはスケートグッズだけでなくアパレルも多く並び、
East 4th Skateをはじめ、日本でもお馴染みのstussyやadidas、HUFなど幅広いスケートブランドを取り揃えている。
店のドアがせわしなく開閉する様子からその人気ぶりがうかがえる。
セレクトショップなのでお値段はそれほど安くないが、レアものが手にはいることもあるので地元のスケーターも頻繁に通っているようだ。