本日はモノレールに乗り大阪港へ。
夏休みに突入したことで、海外の観光客に加え、多くの親子連れも多く賑わっています。
駅にはロッカーが設置されているので、周囲を散策する方はこちらで荷物を預けておくのがおすすめです。
大阪港(天保山)といえば世界最大級の水族館として有名な「海遊館」と
レゴランド・ディスカバリー・センター大阪を併設した、総合レジャースポット「天保山マーケットプレイス」。
このエリアは都心から外れたエリアですが、大人も子供楽しめるレジャースポットがあり一日中楽しむことができます♩
今回ご紹介する「THE ドラえもん展 OSAKA 2019」はそんな人気のお出かけスポット海遊館のお隣、大阪文化館・天保山で開催中。
気合を入れてドラえもんカラーに身を包み入り口で記念撮影。笑
入場料は一般の場合、前売り券1,300円、当日券1,500円。
決して安いとは言えないお値段ですが、絶対に後悔させないとお約束します!
入場するとまず目に飛び込んでくるのは「あなたのドラえもんをつくってください。」。
そう、この特別展は世界で活躍するアーティスト28組とドラえもんが出会い、今まで見たことのない新しいドラえもんと出会える場所。
ここからは驚きと感動の連続です。
こちらは世界的アーティスト村上隆氏の作品。
村上隆といえばカラフルな色使いと花ですよね。
巨大なパネルにはドラえもんを始め、のび太君などのアニメの主要キャラクターがたくさん描かれています。
表情や動作が一つ一つ異なるので、あなただけのお気に入りを探してみてください♩
その他にもポップな作品がたくさん!
アーティストによって世界観が全く異なるので、今まで出会ったとこのない様々なドラえもんと出会うことができます。
また、作品の一つ一つからアーティストからの愛情が伝わり、いかにドラえもんが人々に愛されてきたか伝わってきます。
水墨画風のタッチで描かれた作品もあります。
ドラえもんとのび太君のなんとも言えない表情に一人でクスクス笑ってしまうほど。
こちらは奈良美智氏の作品。
奈良美智氏と言えば、「じっ...」っとこちらを見つめる作風が特徴。
今回はドラミちゃんがこちらを「じっ...。」と見つめてきます。笑
一見、表情が読み取れず恐怖感を感じると思いきや、不思議と恐怖を感じないんですよね。
写真家の作品もあります。
映画監督としても活躍する写真家の蜷川実花氏の作品も展示されています。
可愛らしい女性がドラえもんとデートを楽しむ様子は微笑ましく、魅力的です。
同じく写真家の梅佳代氏が撮影したのは天国にいらっしゃるおじいさまの日常の一コマ。
ドラえもんを被って食事をする姿やドラえもんの漫画を読む姿はいつの日も人々に寄り添うドラえもんの姿を見ることができました。
独創的な作品もたくさんあります。
紙を使って表現するアーティストコイケジュンコ氏はドラえもんの漫画からドレスを作成。
独創的ながら人々に身近な紙を使用した作品は、近くで見れば見るほど作品から離れられなくなります。
こちらは芸術家である鴻池朋子氏の作品「しずかちゃんの洞窟(へや)」。
洞窟を連想させる巨大な壁は牛皮や毛皮で作られ、そこに水性クレヨンでしずかちゃんやドラえもんが描かれています。
端から端までじっくりと観察すると様々な発見があり、そこにはあなただけのドラマが生まれます。
ちなみに今回のドラえもん展は写真撮影はOK。動画撮影はNGです。
動画では各アーティストが制作した、オリジナルストーリーのアニメドラえもんや、ドラえもんを題材とした独創的な動画作品が多く、
新たなドラえもんワールドにあなたも引き込まれていくでしょう。
プロジェクションマッピング技法を使った作品もあり、最新テクノロジーとドラえもんが融合した作品はびっくりするような仕掛けがたくさん!
アート作品といえば、作品や作者の意図を連想するなど考えを巡らせることも多いのですが、
見て体験して感じるだけでも十分楽しむことができるので、小さなお子さんでも十分に楽しむことができます♩
ここからは私が個人的に気に入った作品をご紹介。
こちらは画家として活躍する坂本友由氏の作品。
巨大化したしずかちゃんが街に佇む作品なのですが、驚くのはその作品のサイズ。
作品を見ているとしずかちゃんを実際に下から見上げる形となり、ちょっといけないことしている気分になります。笑
こちらは彫刻家として活躍する中里勇太氏の作品。
このペガサス見覚えがありませんか?
そう、このペガサスは1989年公開の「映画ドラえもん のび太の日本誕生」で登場するペガサス。
2次元を飛び出して3次元へ。映画を飛び出してきたリアルに表現されたガサスはファンにはたまらない作品です。
画家として活躍する近藤智美氏の作品。
こちらも1986年公開の「映画ドラえもん のび太と鉄人兵団」に登場した鏡面世界を絵画で表現したもの。
原作がスタートした1985年の漫画で登場したシーンを再現しており、想像力を掻き立てられる作品です。
最後に紹介するのはアーティストとして活躍する増田セバスチャン氏の作品。
増田氏は世界的に活躍する歌手きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」や「ファッションモンスター」でのMVで美術演出を手掛けることでも有名です。
虹色をしたポップで巨大なドラえもんは、まさに増田氏が発信し続ける「かわいい」文化にぴったりの作品です。
ドラえもん展の見どころはまだまだあります。
ストアで販売されるグッズは大阪会場限定のあり、話題となっています。
28組のアーティストが手がけた作品から誕生した公式グッズは缶バッジからキーホルダー、iPhoneケースに文房具や食器など様々。
こちらで出会ったドラえもんを家族に迎え入れる家庭が増加中です。
ドラえもん展では期間限定で「THE ドラえもん展 カフェ」も登場!
ドラえもんの可愛らしい顔が描かれたコラボメニューが話題となっています。
こちらでは「ドラえもんロコモコ丼」(1,200円)と「ドラえもんラテ」(500円)をいただきました♡
いかがでしたか。
毎回大反響の「THE ドラえもん展 OSAKA 2019」。
開催期間は2019年7月19日〜9月23日まで。
夏休みに家族みんなで訪れて見てはいかがでしょう。