本日は心斎橋駅から2駅の場所にある「松屋町」へやってきました。
ここは人形・おもちゃ・駄菓子・花火などの問屋が集まる、問屋街!
3月のひな祭りには雛人形が、5月の端午の節句には五月人形を買い求める人々で賑わいます。
また、夏の思い出には欠かせない花火に、おまけ付きの駄菓子屋も軒を連ね、たくさんの子供がここで目を輝かせています。
近年は日本のおもちゃに加え、海外のおもちゃも輸入されるようになり、子供の頃に見たことのない物も多く並び、子供に限らず大人も楽しめる場所です。
今回ご紹介するお店は松屋町筋から一歩、空堀商店街へ入った先にあります。
空堀商店街は昔ながらのお店が軒を連ねるのに加え、町屋を改装したカフェや雑貨屋が立ち並び、レトロな街並みは歩くだけでも楽しい♩
梅田駅にも店を構えるスパイスカレー専門店の旧ヤム邸もあります。
今回のお店は旧ヤム邸を左に曲がった先、ギャラリー空の正面にある細い路地を入ります。
細い住宅地を進むので「本当にこんなところにあるの?」と不安になりますが、問題ありません!
そして角を曲がった先に見えたこちらの長屋が「ユイオンチャホ」です。
一見は普通のお家ですが、立看板もあり見つけやすかったです(^^)
年期の入った扉を強めの力を入れて開けた先には息を飲む光景が広がっていました。
これまた年期の入った書庫には本がぎっしり!
床は歩くたびに「ギィギィ」と良い音でるなぁ。と感心
これほどまでに丸いちゃぶ台が似合う空間って初めて。笑
カウンターには茶筒と急須に加え、棚にはびっしりとお酒が並べられていました。
夜にはバーに変身するのだそう。すごい
レトロなインテリアからはなんとも言えない哀愁が漂っていました。
タイプライターのようなレジは初めて見ました。
和紙に書かれたメニューは手書きでなんだか文のよう。
お茶の種類は抹茶、ほうじ茶、煎茶などの身近なものから見たことない名前までたくさん並んでいます。
割烹着のお姉さんがおひとりで淹れられているので少し時間がかかりますが、本はたくさんあるので問題なし。
ゆっくりとこの空間を楽しみましょう。
こちらは抹茶の「上」(800円)。
宇治産のさみどり・アサヒ・うじみどりを使用し、口の中を優しく包みその後、程よい渋みが味わえる一品です。
こちらはオリジナルブレンドの雁ケ音(カリガネ)の「極上煎茶」(900円)です。
こちらは運ばれてきた瞬間から香るフルーティな香りが特徴。
1煎目の味はしっかりと濃く、2煎目はすっきりと軽い味です。
おつまみに「お茶屋のおはぎ3種」(500円)も注文。
深く濃い3色の和カラーにコロンとした見た目がとっても可愛い♡
味はあられ玄米茶、あんこ、みたらしほうじ茶の3種類。
まるでお茶漬けを食べているような味のあられ玄米茶、お餅の定番あんこ、ほっとするほうじ茶味はどれも美味しい♡
お餅も弾力があり、食べ応え抜群です。
まるでおばあちゃん家のようにまったりとくつろいでしまう「結音茶舗」はおひとりさまにもぴったり♡
あなたも本を片手に美味しいお茶の時間を過ごして見てはいかがでしょう(^^)
【営業時間】
12:00~24:00
ランチ 12:00~15:00
15:00〜 喫茶
18:00よりバー営業
【定休日】月曜日,第三火曜日