昭和51年に開園した水郷潮来あやめ園。
約500種類・100万株の色とりどりのあやめ(花菖蒲)が栽培されています。
美しい日本の歩きたくなるみち500選にも選ばれるなど、優れた景勝地として人気を集めています。
江戸時代、荒川の氾濫を治めるための治水事業と、
仙台藩伊達政宗の侵攻を防ぐため、
徳川家康の命により行われていた利根川の東遷。
江戸に通じていた利根川は現在の銚子へと抜ける川へと、
通水路が変更されました。
当時は、かなり大変な作業だったと思われます。
しかし、この利根川の東遷によって、潮来は水運の要所として一気に栄えることとなったようです。
これは昨年6月の中旬ごろ。
見頃を少し過ぎた感じはありましたが、それでも、見渡す限りのあやめ。
色とりどりの様子に、みなさん、カメラを向けておりました。
なんと言っても嬉しいのが、入園料無料!ということ。
しかも、期間中は毎日ライトアップ(18:30~22:00)もされていて、昼とはまた違う雰囲気が味わえるはずです。
その昔。
交通手段であったろ舟。
潮来では、嫁入りのときもこのろ舟に乗って、対岸で待つ婿のもとへやってきたそうです。
昭和30年代前半まで見られた情緒豊かな嫁入りの様子。
あやめまつり期間中には本物の花嫁さんが、そんな嫁入りを再現します。
この日、私も遭遇!
とても素敵な嫁入り風景に、思わず涙がこぼれてしまいました。
水郷潮来あやめまつり開催期間中は、
水郷潮来あやめ園の横を流れる前川を手漕ぎの「ろ舟」も運航し、
あやめの花とともに、情緒豊かな水の街・潮来を心ゆくまで楽しめます。
こちらの撮影スポットとしては、やはり潮来あやめ園のシンポルの「水雲橋」「雨情橋」を入れるといいと思います。
それはまさに”インスタ映えスポット”ですwww
種類もたくさんありますので、ひとつひとつ見て行っても、とても楽しいですよ。
今年のあやめ祭りは、平成30年5月26日(土)〜6月24日(日)まで。
しかし、今年は全体的にお花の見ごろが早まっていますので、いつもより早めにお出かけされるのが賢明かと思います。
ちなみに、6月には、首都圏から直通する、お出かけに便利な特急列車JR特急「あやめ祭り」が運行されます。
運行日:6月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)
ぜひ、ご利用してみてください。