星同様、都内にいるとなかなか見ることのできない蛍。
加えて、初夏や梅雨で湿度の高い時期限定ということも考えると、蛍を見るということはとても貴重な体験です!
私も、ネットで出回っている写真でなら目にしていたのですが、本物はなかなか見ることができず…。
今回、東京駅から1時間ほどのところにある福生の「牛浜駅」で「ほたる祭り」が開催されているということなので、行ってきました♪
まずは、鑑賞する前に3種類の蛍について復習しましょう!
■ゲンジホタル…地域によって生息は異なる。6月上旬~6月下旬の約1ヵ月間で、19時~21時頃、23時頃、2時頃が見ごろ。6~8月がピカ~っとちょっと変則的で長く光る。
■ヘイケホタル…湿地や水田に生息。6月~8月頃の2ヶ月間で、時間はゲンジホタルと同じ。弱い光でピカッと光る。
■ヒメホタル…山頂や峠に生息。20時~22時頃が見ごろ。ピカピカ光る。
《見れる場所》
田んぼや川の近くなど、光がない場所(月明りも含む)
《条件》
・雨が降っていないとき(雨上がりが◎)
・19時から21時頃が見頃
・月明りや街頭など、近くに光が少ない
地域によってさまざまですが、だいたいこんな感じ。ちなみに福生ほたる祭りで見れるのは、ゲンジホタルです。
この日はちょうど霧雨だったのでドキドキしていましたが、点灯がはじまる頃には止んでいました!
福生市では、蛍が見れることに加え、イベント(お祭り)もやっているので、点灯式の前に出店のものを食べておなかを満たすこともできます。
少しお散歩していると、「ほたる橋」という橋も発見!
ですが、ここではなくべスポジの撮影場所があるので後ほどご紹介しますね!
会場の「ほたる公園」へ行くには、写真3枚目のうしはま地下歩道を通っていくとスムーズに行けます。
梅雨の時期だと、前後で雨が降っていることもあり、滑りやすいので注意です!
駅から10分ほどで、「ほたる公園」に到着しました。
私は18:00前についたのですが、すでに人がちらほら。
点灯式のあとは、人混みでごった返すので、写真を撮りたい!という人は早めに場所取りをしておくことをおすすめします。
ちなみに、三脚使用OKなので、カメラ使用の人にとってはありがたい◎
周囲に気遣いしながら、はやめに設定等の準備をしておきましょう。
そして、イベント直前までは傘の使用ができますが、始まってしまうと鑑賞者が多くなるために、傘が差せなくなります!
なので、カッパを持っていくといいかもしれませんね。
☆カメラの設定☆
撮影は暗くなってからなので、マニュアル設定にし、ISO感度をあげる必要があります。
明るいうちにベストな場所を見つけたら、ピントを合わせておきましょう。
私は、
ISO感度→1000ぐらい
絞り(F値)→3.5 解放気味に。もっと明るくできるようだったらそれ以下に。
シャッタースピード→15〜30秒(短いと点滅しているところしか撮れません!)
ホワイトバランス→AUTOにしました。
OLYMPUSをお持ちの方は、「ライブコンポジット」という機能がついていらカメラもあるので、そちらを使用すると自分の好きなタイミングでシャッターが切れますよ。
また、むやみに直接シャッターボタンを切ると、ぶれにも繋がるので、別売りのリモコン(レリーズ)かスマホと連携しているリモコンを買うのがベストです!
カメラやレンズによって設定が違いますので、「蛍 撮影」などで調べてみてください!
こちらは、編集後の写真ですが、こんなふうに写真が撮れました。
蛍は気まぐれなのでなかなか飛ばずにチカチカ光っているだけの場合が多いので、ここぞ!というチャンスを見逃さずに☆
福生のほたる祭りは毎年短時間しか開催していませんが、ジメジメする梅雨の時期に蛍を見れば、ちょっぴり夏が先取りできますよ!
みなさんも行ってみてください♪
開催時期や時間は、公式HPにて。
【公式HP】http://www.fussakanko.jp/pa0206.html