女満別空港から車でおよそ1時間。
北海道は道の駅がたくさんあります。
本州の高速道路のSA/PAのように、ご当地グルメや情報など取り扱う施設で、地域によって水族館や温泉と複合していたりと身近な存在なのが『道の駅』です。
こちらの道の駅は『ウトロ漁港』すぐそばにあるので、すぐ近くの漁港から毎朝仕入れる鮮魚が並びます。
安くて鮮度の良い魚介類を求めて、観光客だけではなく地元の方も買いに来るようです!
道の駅の中に『知床観光案内所』があります。
ホワイトボードには、天候や道路情報、観光船の運航状況が細かく載っています。
さらには日没時刻で夕日撮影、思いつきで訪れてホテルを取ってなかった!なんてことになっても大丈夫!
様々な情報がこちらで手に入ります♪
○道の駅 うとろ・シリエトク
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-8
【TEL】0152-22-5000
【営業時間】
[4月~10月]8:30~18:30
[11月~3月]9:00~18:00
【定休日】年末年始
【HP】http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/99/each.htm#
知床には『こけもも』と呼ばれる隠れた名産品があります。
『こけもも』といっても桃ではありません。笑
ツツジ科スノキ属の植物で、赤く愛らしい小さな実をつけます。
北欧では伝統的なスーパーフードとしても注目されています♪
北海道では熊やシカの大事な栄養源ともなっています。
そんな『こけもも』の木の実を使用したお菓子が道の駅では販売されています。
『こけもも』を使用したスイーツです。
どら焼きの中に『こけもも』を混ぜ合わせた生クリームを挟んでいます。
ちょっと酸味があって、独特な味がします!
本当に木の実って感じですね。
道の駅構内にある売店です。
こちらにも『こけもも』スイーツがありました!
ソフトクリームに『こけもも』を混ぜ合わせていて、色鮮やかです。
木の実の爽やかさとソフトクリームの甘味がいいですね♪
売店やレストランで購入したレシートを持っていくと50円引きになるので、レシートはぜひ持っておいて!
○カウベリー
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-8 道の駅「うとろ・シリエトク」内
【TEL】0152-22-5170
【営業時間】
[4月~10月]8:30~18:30
[11月~3月]9:00~18:00
【定休日】年末年始
道の駅《うとろ・シリエトク》から車で5分。
漁港には食事処がたくさんありますが、オススメのお店はこちら。
『ウトロ漁協婦人部食堂』さんは、その名の通り漁港で働く漁師の奥さんや漁業関係者が営んでいるお店です。
カウンターと2名掛けのテーブルがあるだけの小さな店内は、観光客やツーリングの人たちで混み合います。
魚介類を推しているものの、定食やカレー、ラーメンといった食堂メニューが並びます。
うにが乗っている丼はその時によってお値段が変わるので確認してみてください。
注文したのは『三種丼』です。
丼には漬物とみそ汁が付いてきます。
今の時期はサーモンは獲れないので、漬けサーモンです。
それといくらの醤油漬け、鮭フレークの乗った鮭三昧の丼です!
漬けサーモンは程よく脂が醤油と馴染んで、醤油の角がとれてまろやかです♪
いくらのプチプチとした食感も癖になりますね!
○ウトロ漁協婦人部食堂
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ東117
【TEL】0152-24-3191
【営業時間】4月末〜11月中旬の間のみ営業
【定休日】不定休
道の駅《うとろ・シリエトク》からこちらも車で5分ほど。
《ウトロ漁協婦人部食堂》からは徒歩5分ほどの場所です。
港には飲食店や土産屋さんもあり、ぶらぶらするのもいいですが、知床まで来たなら釣りをするのもオススメです。
漁港はまさに釣堀天国!!
竿を投げただけですぐ魚が釣れますよ♪
私も30分ほど釣りましたが、ソイやカジカなど5,6匹釣りました♪
さすがに持って帰れないのでリリースですが。笑
初夏のウトロ漁港ではソイ、カジカをはじめホッケやカレイも釣れます。
なんと7kg超えのブリがかかるなんてこともあるそう。
腹ごなしにのんびりフィッシングもオススメです♪
○ウトロ崎
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ東
ウトロ漁港周辺には、知床半島を巡る観光船の会社が複数あります。
小さな船で滝を間近で見学したり、大きな船で快適な船旅をしたりと、目的に合わせて船を選ぶのも良いと思います。
また、航路も3種類ほどあるので、予算や行きたい場所に合わせてコースを選ぶと良いでしょう。
○料金目安
知床岬まで…8,000円
硫黄山まで…3,000円(知床岬コースの1/2の道程)
観光船に乗り込んでまず最初に訪れるポイントがこちら。
フレペの滝です!
年間を通して水量が少なく、しとしとと流れ落ちる様子が涙に似ていることから、地元では「乙女の涙」という愛称で親しまれています。
次に訪れるのは「男の涙」と呼ばれる滝です。
先ほどの「乙女の涙」とは対照的に、至る所からあふれ出る水にダイナミックさを感じます!
小型船で近くまで行くと、水しぶきを感じることもできますよ!
次に訪れたのは通称「象の鼻」と呼ばれる崖です。
横から見ると本当に象にそっくりです。
実はこの後霧がすごくて、航路が進めず引き返すことに…
残念ながら岬までは行くことが叶いませんでした。
船長さん曰く、『霧の摩周湖』で知られる通り、道東は霧の発生しやすい地域なのだそう。
濃霧のため引き返す『条件付き運行』というのも、この時期の道東はよくあるそうです。
コースの行程で返金額が決まっているので安心してください♪
ちなみに料金は全額返ってきました!
○(有)知床遊覧船
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ東53
【TEL】0152-24-3777
【営業時間】4月20日 - 11月20日 出航時間8:15から(5便)
【定休日】期間中無休(悪天候による運休の場合あり)
【HP】https://www.shiretoko.asia/cruise/kazu.html
最後は辺り一面が霧に包まれて、これはこれで幻想的な航海となりました!
天候に左右されやすい道東旅行ですが、ヒグマやクジラなどの自然動物とも遭遇率が高いので、一度は行ってほしいおすすめスポットです。
ぜひ世界自然遺産の知床に遊びに行ってみては?