『サンス・エ・サヴール』の外観。デザインはフィリップ・スタルク氏に師事したフランス人デザイナーであるイマド・ラムニー氏が手掛けています。双子のプルセル兄弟アップの写真の壁はインパクトがあります。
店名のサンス・エ・サヴール(Sens & Saveurs)は、五感の追求という意味のフランス語。モダン・キュイジーヌの先駆者とも呼ばれる、約20年以上ミシュランの三ツ星に輝き続けるプルセル兄弟の世界観を受け継ぎ、従来の濃厚なフランス料理とは全く異なる、文字通り五感で味わう料理を堪能できます。
5600円、7128円、11286円などのコースがありますが、今回は7128円のコースです。
最初に出て来たのは、コロッケ・オリーブとアンチョビのチップ・牛蒡のケークサレです(左)。季節のスープ(右上)。前菜のゴーヤとサワラ、クッキーの組み合わせは斬新です(右下)。
フルーツの酸味や、さまざまな野菜の食感、味わいを楽しめるサラダ(左)と、メイン料理1の魚料理は、スズキの蒸し焼きとハマグリのグラチネを添えた逸品(右)。
メインの2の肉料理は、牛肉のイチボのステーキ。ソースと野菜が、丸いコロッケが絵画のような色どりで動きのある盛り付けで出されます。
デザートは、ブルーベリーのソルベとヨーグルトのエスプーマ。さらに最後に、コーヒー&ミニャルディーズ(小菓子)が出されます。
全体を通して、色彩豊かで、軽やかな、さまざまな食感や味覚の融合を楽しめる料理でした。
ここには、お子様メニュー2000円(消費税 ・サービス料別)円があります。季節のスープ、パン、メインディッシュ(お肉料理 or シーフード料理)、デザート、小菓子などがついてこの値段です。お子様メニューのコストパフォーマンスはかなりいいです。
誕生日など、ご家族でスペシャルな日を過ごすのにおすすめのレストラン。料理の待ち時間はそれなりにあるので、お子さんは、遊び道具を持って行った方がよいかもしれません。