前回はあんみつの元祖を辿りましたが(https://play-life.jp/plans/23290)、今回はくず餅の元祖を食しにやってきました。
そこで辿り着いたのが1805年から亀戸に根を下ろし、今も変わらない人気を誇る「船橋屋 亀戸天神前本店」。
明治時代には、芥川龍之介、永井荷風、吉川英治ら文化人も良くこのお店にやってきたのだと言われています。
そんな船橋屋は、錦糸町からも亀戸駅からもアクセスができます。
船橋屋はくず餅だけではなく、かき氷やあんみつの販売もしています。
最近発売された「くず餅乳酸菌入りかき氷」は、健康にいい乳酸菌入りのシロップを使用した一品。
私が入店したときにも、何人か注文している人がいました。
暑い夏にはかき氷と行きたいところですが、
今日は”元祖巡り”ということでシンプルなくず餅(630円)を注文しました。
テイクアウトとイートインどちらも可能です。
イートインの場合は、レジで先にお会計をしてから席につきます。
ちょっぴり薄暗い店内。
創業当時の面影が残っていて落ち着きます。
お手洗いへはこの裏庭のようなところを通っていきます。
ちょっとした庭園のような雰囲気を醸し出していて、とても魅力的でした。
もう少し涼しくなったらここでぼーっとしたいところです。
元祖くず餅が運ばれてきました。
一口めのモッチリとした食感が忘れらない味になります。
このくず餅は、上質の小麦でんぷんを天然水で15ヶ月発酵精製したあと、丁寧に蒸し上げているのだとか。
黒蜜ときなこ無しでもとってもおいしいくず餅。
ふわ~っと甘い味が口のなかに広がります。
幸せなおやつタイムです。
そしてお決まりの一言。
「家族にもこの味、伝えてみませんか?」
【営業時間】9:00~18:00(お召上がり17:00)
【定休日】無休
【公式HP】http://www.funabashiya.co.jp/
続いてやってきたのが、船橋屋からすぐのところにある「亀戸神社」。
別名「東宰府天満宮」または「亀戸宰府天満宮」とも呼ばれており、学問の神様・菅原道真公をお祀りしています。
春には立派な桜と藤が咲き乱れることから、多くの人が訪れますが、日常的にもこの神社でお参りをして帰られる方々がいます。
今ぐらいの時期だと17:30ぐらいから夕日とスカイツリーが一緒に見えるので、夕方に行くのがおすすめ!
九州大宰府天満宮に倣って作られた赤い橋は「太鼓橋(たいこばし)」と呼ばれています。
この太鼓橋は3つあり、渡るごとにそれぞれ過去、現在、未来のすべての人生をお清めできます。
奥に進むと参拝所があります。
写真5枚目の牛は「神牛(しんぎゅう)」と呼ばれ、参拝者が優しく撫でると病が治り知恵を授かるといわれています。
なぜ牛なのかというと、いくつか説がありますが、一つは菅原道真が 農耕に慎む牛に深い慈愛の心を示したということです。
私も(肩凝りが治りますように…!)と念じながらナデナデして帰りました。
お正月だけではなく年中さまざまな行事やイベントが行われているので、お散歩好きな人は行ってみてください!