千葉県在住とは言え、だいぶ端の方にいるので出発は早朝でした。
そのため満足にヘアセットもできなかったのですが…天気ははなまる!!
駿河湾沼津SAで降りてみると店内の奥の方にパウダールームがあり、そこにコンセントもあったため、ばっちり支度を終えることができました。(笑)
パウダールームの他にベビールーム(授乳室のような場所?)もありました。
駿河湾沼津SAから1時間ほどで到着したのは、三保の松原。
この場所は日本新三景、日本三大松原のひとつに数えられ、国の名勝に指定されています。さらにはユネスコの世界文化遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産にも登録されている、外国人にも有名な観光スポットなんです。
松原を歩いているとなぜか感じるのはおばあちゃんの家に帰ってきたような懐かしさ…。
松原を抜けると目の前に広がったのは広い空と海!どこまでも青が続いていました。
そしてさらに左を見てみると富士山まで見えました。
海と松と富士山のトリプルコンボで、まるで日本画を眺めているかのような贅沢な気分でした。
天女が羽衣をかけたと言われている羽衣伝説の残る松なんだそうです。
ちなみにこの松は三代目なんだとか。
三保の松原を後にして向かったのは駿河区と清水区の境界にある景勝地、日本平。30分ほどで到着。
少し富士山を眺めてから、ロープウェイに乗ります。
日本平駅より約5分間ロープウェイに乗るのですが、下を覗くとだいぶ高い位置にいることがわかります。高所恐怖症の人には厳しいかもしれません…。
高さだけでなく、風が強いと揺れるので(私が乗っているときはかなり揺れました!)ちょっとドキドキしながら向かった先にあるのは久能山駅。
ここ久能山東照宮は徳川家康公をお祀りする最初の神社なんだそうです。さらに家康公はこの場所に眠っているんだとか。
御利益はもちろん出世運!!彼とふたりでじっくり、じっくりと参拝してきました。
私たちはロープウェイで来ましたが、なんと1159段の階段があり、その階段を登って参拝する人もいるそうです。
1159段なんて果てしないけれど、パワースポットとしては階段を登ってきた方がさらに強いパワーをもらえるそうです。
今回はしっかりとホテルも予約しました。選んだのは日本平から20分ほど離れた場所にある焼津グランドホテル。
海は見えない部屋でしたが、夕食と朝食付きでふたりで25,000円でした。
敷地内に森のテラス&カフェという場所があり、その名の通り木々の中にカフェがありました。
ドリンクが1杯プレゼントということだったので、気持ちいい陽だまりの中休憩。
楽しみにしていた温泉タイム。
時間帯がぴったり良かったのか、露天風呂からは夕陽に照らされて紅く染まる富士山が見えました。写真に収められなかったのが悔しい!!
温泉から出てから夕食の時間まで少しだけ時間があったので、ウェルカムドリンクを飲んで待っていました。
デッキに出て温泉上がりに飲むカクテルは最高でした…。
ディナーはビュッフェか和食のどちらかを選択できました。
私たちが選んだのは和食。今回予約をしてくれたのは彼だったので、私は詳しいことを知らなかったのですが…なんと懐石料理のフルコース!!
豪華すぎてびっくりしてしまいました。
(1枚目は酒の肴…)
焼津グランドには地下1階と地下2階に温泉があり、地下2階の温泉は時間によって男性と女性で入れる時間が異なります。
そのため夕食後にもう1度温泉に入りました。
地下2階のため地下1階の温泉のような景色は見えませんが、種類豊富なお風呂がありました。
そして温泉から出た後はラウンジでバータイム。
潮風を感じながら飲むお酒で1日を締めくくりました。
朝食はビュッフェスタイルでした。
ビュッフェと言うとあまり期待はできませんが、目の前で作ってくれるオムレツがあったり地元の食材があったりと朝からお腹いっぱい食べてしまいました。
朝食後、私が支度をしている間に彼は朝風呂に入ってきていました。朝風呂もできるなんてうれしいですよね。
これでふたりで25,000円は安い!!
(ウェルカムドリンク以外の飲み物は別途料金がかかります)
ホテルを出発して15分ほどで到着したのは花沢の里。
歴史を感じる長屋門造りの民家が建ち並ぶ集落です。江戸期に建てられた味のある古民家には現在も実際に人々が住んでいます。
万葉集に詠まれた場所でもあるそうです。
花沢の里に唯一あるカフェのカントリーオーブン。
山の水で淹れたコーヒーを改装された蔵の中で楽しめるカフェです。
ケーキとクレームブリュレも食べたのですが、値段もリーズナブルで味も本当においしかったです。
(ケーキやパンの販売は土日祝のみだそうです)