こちらは、やはり南房総市にある、紅葉で有名な「小松寺」です。
現在、ちょうど見ごろを迎えております。
今年で開基1300年を数える、こちらも歴史あるお寺です。
現在、特別開帳ということで、
普段は見る事のできないご本尊まさを拝見することができます。
12/9までの期間限定ですので。
ぜひ、行かれてみてください。
こちらの詳しい情報はココから
⇒ https://play-life.jp/plans/25412
その小松寺からは車で10分ほど。
山の中から海岸線へと走って行きます。
海に出る少し手前にあるのがこちら!「高家神社」です。
「高家神社」があるのは、千葉県南房総市千倉町。
千倉は、外房の海と山に囲まれ、
南房総の中でも、昔ながらの「房州」的な色合いを色濃く残す街です。
特に関東の中でもいち早く訪れる春。
1月中旬からは、ストックやキンギョソウなどの花々が
みんなの目を楽しませてくれます。
そんな千倉に、日本唯一の料理の祖神をまつる神社としてあるのが、
ここ「高家神社」なのです。
駐車場に車を停め、
整備された参道を入っていきます。
周りには、民家もあって、
それほど大きな神社ではありませんが、
すごく気持ちいい空間が広がっています。
山のほうの神社さんは、大きな木々に囲まれたところが多いですが、
こちらは開けた場所に、
お山を背負うような感じでお社が建っております。
参道脇には、たくさんの木々が植栽されており、
また、綺麗に手入れされています。
季節折々の花が咲くように、
よく考えられて植えられているようですね。
ここから見ると、とっても絵になる様子…
お社が素敵です♪
お山全体が神様の居場所のようで…
この場所、わたしはすごく好きです♡
ちなみに、
社務所はこの左側にあります。
御朱印帳は、こちらに預けてから、
お参りされることをオススメします。
( とても丁寧に書いてくださるので、時間がかかります…(^_^;) )
<御祭神> 磐鹿六雁命、天照皇大神、稲荷大神
高家神社は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を祀っており、
その歴史は古く日本書紀にも記されています。
景行天皇が房総を訪れた際、釣った海の幸を料理して御膳に出したのが磐鹿六雁命で
その味を称賛されて以来、宮家の食事を司るようになったと伝えられています。
創建の由緒は不詳ではありますが、
高家神社の由緒書では、
磐鹿六雁命の子孫の高橋氏の一部の者が、
祖神に縁のある安房国に移り住み
氏神として祖神を祀ったのではないかとされています。
また、高家神社は一度所在不明になっていたそうです。
「1620年、高木吉右衛門が桜の木の下から木像と2面の鏡を発見し、
それを神体として「神明社」として神社を創建した。
その約200年後、この鏡に「御食津神、磐鹿六雁命」と書かれていることがわかり、
これは所在が不明であった高家神社の神体であろうということで、
1819年、京都の吉田御所に届け出て証を願い、神明社から高家神社に改称した。」
現在の宮司さんの祖先が御神体を発見したところから
改めて祀られるようになったようです。
境内には、「包丁塚」があり、
毎月17日に行われる庖丁供養祭には、
調理師など料理に関わる方々が供養に訪れるそうです。
境内には絵馬も掲げられていて、
みなさん、料理に関するお願い事がたくさん書かれてましたよ^m^
また、磐鹿六雁命は〝醤油醸造・調味料の神〟として祀られており、
特に味噌醤油醸造業の人などが、日々多く参拝に訪れます。
銚子市のヒゲタ醤油工場内には、
醤油醸造の守護神としてこちらの分霊が勧請されているそうです。
この日は、
私たち以外は、数組のお参りの方だけ。
とてもゆっくりとお参りすることができました。
私、お料理がとても好きなので、
こちらにお参りできて、すごく良かったです!(^^)!
ご利益、あるかしら?(笑)
そして。
こちらは南房総のパワースポットの1つとして、
入口の看板には「南房総 Lovers’ Spot」とあった。
(他にはどこにスポットがあるのだろうか?www)
やはり、恋人の心をつかむには、
「料理」ということで、
恋愛成就の祈願に訪れる女性も多いとの事です(^_-)-☆
そんな高家神社に、今回はお詣りさせていただきました。
境内は、さほど広くはありませんが、
とても綺麗にお手入れされており、
また、海が近いせいか、風も心地よく、
気持ちよくお詣りすることができました。
こちらは日本で唯一の料理の神様。
女子力アップに、絶大なご利益があるに違いありません(笑)
彼と上手くいきたい、あなた!
ぜひ、高家神社にお詣りされてはいかが?