このホテルに前泊したのですが、ここのホテルは広岡朝子の生誕地。
NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインといえば、ピンと来る人もいるかもしれません。
まだ女性の社会進出がそれほどでもなかった明治・大正の時代。
そんな時代に女性実業家のさきがけとして輝いた彼女の生誕地がこのプランのスタートです!
フィギュアスケート選手羽生結弦の代表曲といえば、「SEIMEI」ですよね。
この曲のテーマとなっているのが、ここ清明神社に祀られている平安時代の陰陽師「安倍晴明(あべのせいめい)」。
その縁もあり、この神社は羽生結弦の聖地のひとつとも言われ、ファン必訪の人気スポットになっています。
この神社のもうひとつの人気の理由が桔梗の花。青紫の可憐な花を訪れる人を和ませます。
境内の桔梗が咲き始めてから最後の一つが枯れるまでしか販売されない、期間限定のお守りもあるんですよ。
この橋、堀川にかかるただの橋…ではなく、歴史的にはいろいろな言い伝えがあるようです。
案内板に書いてあるような伝説だけではなく、平家物語にも出てきたり、戦国時代にも関係があったりとなにかと歴史の舞台となった橋なのです。
何度か建て替えられていますが、先ほどの清明神社内には建て替え前の実際の欄干などを使ったレプリカもあります。
ただ、今は市民の生活の一部としての役割を担っています。
春にはほとりに咲く桜が見事で、多くの人を魅了しています(写真のひとつは3月下旬に訪れた時のものです)。
京都には普通の道に何気なく細い石碑が立っていることが多いです。見つけたら、おそらくそれは歴史の舞台となったことを表すもの。
世界的に評価されている近代日本画家である富岡鉄斎(とみおかてっさい)。
彼ほどの偉業を残した人の邸宅、ほかの地域であれば保存して残しておくのではないでしょうか。
それだけ京都には歴史の遺産が多いということがわかります。残していたらキリがないということなんですかね…。
水の神様を祀っているというこの神社。「福が長く続きますように」と願ってくる人も多いんだとか。
しかし、この神社の由来は福井と綱長井の2つの神様を祀っていることからこの名がついたということです。
京都には大きく立派な寺社仏閣がクローズアップされていますが、このように住宅街のど真ん中にこじんまりとしたものも多く見られます。
きっと、地元密着型で地元の人たちから愛されている神社なんですね。
幕末の混乱期に、今の鹿児島、薩摩藩が構えた広大な邸宅の跡。
これも今はひっそりと石碑が建つだけです。
幕末には重要な役割を果たしたこの地も、明治時代に新島襄が買い取り、今は同志社大学の一部となっています。
散歩の途中には、糖分補給も欠かせません(笑)
ここは本格派のニューヨークチーズケーキが食べられるカフェ。オーナーがニューヨーク出身なので、間違いありません!
月ごとに代わるチーズケーキもあり、この日は「日向夏とカシスのチーズケーキ(550円)」。
どれにしようか迷って、ニューヨークチーズケーキ(550円)、キャラメルマーブルチーズケーキ(550円)、フレンチバニラチーズケーキ(500円)(すべて税別)の4つをついつい大人買いしてしまいました。
濃厚でクリーミーなチーズの味わいが堪能できること間違いなし!チーズケーキ好きにはぜひ食べてほしい一品です。
これも歩道の片隅にポツンと何気なく建てられている石碑。よく見ると水戸藩の文字。
ここもさきほどの薩摩藩邸跡と同様、幕末の混乱期に今の茨城県、水戸藩の屋敷があったそうです。
水戸藩と言えば、水戸黄門でおなじみの徳川御三家のひとつ。
そんな藩の屋敷跡も、令和の時代には石碑が建つのみ…です。
この神社は和気清麻呂(わけのきよまろ)を祀っている神社として知られていますが、もうひとつ特徴があるんです。
それは…イノシシがそこらかしこにいる神社としても有名です。
毎年多くの人が初詣に参りますが、亥年のときは特に人が多いとか。
その代表が、狛犬ならぬ狛猪! イノシシは足腰の守護神ともいわれ、 参ると足腰にご利益があるとも。
足や腰に不安がある人はぜひお参りを!
あれっ、これなんだろう? 実は京都の町中を歩いていると、よくあることです。
ガイドブックに載っているところ、多くの観光客が訪れるところに行ってみるのも京都の魅力。
でも、このようにひっそりとした歴史を感じてゆったりと散歩してみるのも、京都のもうひとつの魅力なのかもしれません。