福岡県宗像市にある福岡県で一番大きい島・宗像大島。
港から島まで20分ほどと、かなりアクセスがしやすい島!
2017年に世界遺産登録された「神宿る島」沖ノ島を、見守る島として一緒に世界遺産登録された島です。
昔から女人禁制の島で、その厳格な伝統は今でも守られています。
世界遺産登録されてからは、島民も島民でない人も島を盛り上げようとしている、今とても活力のある島のひとつです!
島には、沖ノ島への信仰を起源とする「宗像三女神」が祀られている宗像大社の中津宮、沖ノ島を望む沖津宮遥拝所、明治初期の陸軍砲兵部隊の配備の跡・大島砲台跡など、大島の歴史を知る観光スポットも島中に点在しています。
フェリーの便は1日に結構たくさんあります。
おすすめは11:15のお昼時の便に乗ること。
チケットは片道分しか買えないので、帰りの分は大島の港で買いましょう。
片道560円と、島旅にしてはリーズナブルな値段ですね。
フェリー「おおしま」でおよそ25分の船旅を楽しんだら、大島が見えてきます。
朝の風が気持ちい時期ですね。
島の観光スポットや見どころは、島内のあちこちに点在しているので、歩いて回るのは絶対に無理・・!
でも島タクシーを使ったりレンタカーもちょっと・・
という方は、ターミナルで電動機付き自転車を1回500円で貸し出しているので、観光地を回る予定だったら自転車を借りるのがオススメです。
結構坂道が多い島なので、油断は禁物です!
動くのが楽チンなスニーカーがおすすめ!
「お魚大好きクラブ」って!
名前が気になりすぎて、どんなお店なのか、どんなお料理を出してくれるのか・・ネットで調べても出てこない情報が多すぎて、実際に行ってみました!
(※要予約。)
迎えてくれたのは、島の漁師さんとその奥さん。
にっこり優しい笑顔と島んちゅ特有の人懐っこさで、料理とか魚の種類とか、もう色々教えてくれます!
ご飯もお味噌汁もお代わり自由だけど、これが一人前!?ってくらいの量を出してくださるので、かなり空腹にしてから行きましょう♩
お店は要予約で、魚の煮付けや数種類の小鉢が付いた1500円の定食を出してくださいます。
今回も「絶対4人分!」と言えるくらいたくさんの料理を出してくださいました。
量が多すぎて食べるのに時間がかかる(笑)ので、ここで食事をするときは2時間ほど時間を見ておきましょう。
島の夜は早くて、ほとんどのお店が閉めてしまう中、
「お魚大好きクラブ」さんは夜は居酒屋もやっているのだそう。
問い合わせてから行ってみましょう!
お魚大好きクラブから自転車を漕ぎ続けて約20分。
津和瀬の海岸は筑前大島の西部にあり、フェリーターミナル港とは反対側の海岸です。
実はここの浜はキャンプ場になっており、夏シーズンはテントを立てて島に宿泊をする観光客もいるのだとか。
島でサバイバル・・一度はやってみたいですね。
津和瀬から自転車を漕いで約10分。
1926年(大正15年)11月初点灯された宗像大島の灯台は沖ノ島にある灯台と呼応して、暗い海をゆく船を見守っています。
灯台の後ろに回ると、島の大自然が広がります。
ゴツゴツした岩場、コバルトブルーの海、もののけ姫に出てきそうな山々。
自然の広大さを改めて感じることができる場所です。
付近の傾斜地のほとんどはハマヒサカキ(イソシバ)と呼ばれる岩生植物の一大群生地になっています。
神代の昔、宗像三女神の一神・田心姫神が馬に乗って沖ノ島へ飛び渡ったときにできた馬の足跡だと伝えられている馬蹄岩。
大島灯台から一望することができます。
風が強く、柵がないので落ちないように要注意です。
灯台から自転車でおよそ10分ほど。
坂道がなかなかきつかったけど、ようやく到着!
ここは、明治初期の陸軍砲兵部隊の配備の跡・大島砲台跡です。
きちんと管理がされているのか、綺麗に跡が残されていました。
夏は一面青い草原が広がりますが、秋はススキが広がり、海とのコントラストがとても綺麗です。
夕日の時間に来ても絶対に綺麗なこと、間違いなし!
歩いて来れるように散策路も途中見られましたが、かなりの山道だったので、ハイキングの方はお気をつけてください。
砲台跡から沖津宮遥拝所まで行く道はよく車も通るので、スピードを出しすぎないこと、事故には注意です。
遥拝所の周辺を探検。
以前は遥拝所の扉は常に開けられていたそうですが、世界遺産になってからは年に数回しか開かないとのこと。
神聖な空気が立ち込めている場所でした。
少し曇り空でもかすんでいなければ、沖ノ島は見えるとのこと!
今回はかなりの晴れ空!だったので、沖ノ島を一望することができました。
島民の方と話しながら沖ノ島を眺めました。