出島よりもさらに前に、かつてのオランダ貿易の拠点だった平戸島。
その貿易地であった平戸オランダ商館があるのがこの崎方町です。
オランダ商館に向かって続くレトロな町並みが「オランダ商館通り」と呼ばれています。
平戸オランダ商館は、長崎の出島よりも前に建てられ、日蘭交流の歴史の中で最も繁栄した時期に建築された建物です。
オランダとの貿易が盛んな場所というイメージは長崎市の出島にありますが、それよりも以前に反映していたのはこの平戸だったんですね。
現在の平戸オランダ商館には、当時の貿易に関する史料や貿易品などが展示されています。
平戸オランダ商館のある崎方町一帯は、1609年に和蘭船が入港し、1641年に長崎出島に移転するまでの約33年間、平戸が我が国唯一のオランダ貿易港として賑わいました。
幕府の命令により商館は取り壊されるまで、この港とオランダ商館は貿易の交流の場所としてとても発展をしていたそう。
2011年にオープンした「平戸オランダ商館」は、この倉庫の忠実な復元となり、貴重な建物とのこと。
日本が栄える入口となった平戸島はすごい!
平戸に来たらぜひ行ってほしいグルメスポットが、ここ「六曜館」。
可愛いマスターがいるレトロな喫茶店で、お酒やコーヒー、食事を楽しむことができます。
気さくに話しかけてくれるマスターと奥さん二人で切り盛りをしています。
店内はマスターの好みに仕立てられています。
たくさんの漫画が詰まっている棚もあります。
マスターの趣味でしょうか?
ちょっと薄暗くて隠れ処感があるのが素敵ですね。
今回は、ドライカレーとハンバーグのセットを注文してみました。
パラパラで味が染み込んだドライカレーが心にもしみました。
平戸北部を巡り廻るなら、当然1泊2日するのがオススメ。
こちらの宿は「井元旅館」。
北部オランダ商館通りの端っこにある旅館です。
素泊まりで安く宿泊することができるので、とってもリーズナブル!
食堂も併設されているので、ご飯にも困りません。
この旅館には、お風呂にちょっとしたルールがあります。
自分で湯船をためる必要があること&使用できる時間が限られていることなど、もしかしたら旅館にサービスを求める方もいらっしゃるかもしれないので、あらかじめ問い合わせをしてみましょう。