本日は地下鉄に乗り大阪心斎橋へ。
高級ブランド店が立ち並び、常にトレンドを発信し続けるここ心斎橋はまさに大阪のロデオドライブ!
トレンドに敏感な若者から観光客やセレブが国内外問わず足を運び、日々大阪のビックマネーが動いている一大市場です。
そして、心斎橋といえば商店街。
大阪には数多くの商店街がありますが、ここ心斎橋には南海難波駅側へおよそ370m伸びる戎橋筋商店街と心斎橋駅側に600m伸びる心斎橋筋商店街がり、
世界中から訪れる多くの観光客で連日賑わっています。
またファッションだけでなく、話題のタピオカ店なども続々とオープンし、常にトレンドの先駆けスポットとして注目を浴びています。
ところで、今回のテーマは"本気のソロ活"。
ん?「こんな賑やかな場所に心休まるソロ活スポットがあるとは思えない?」そうですよね。
私もそう思いました。ですが、日々黙々と散策しているとソロ活の神様が舞い降りる時があるんです。(茶番に少々お付き合いください。
まずはソロ活におすすめなランチ店をご紹介します。
心斎橋筋商店街ににあるポロラルフローレンと串カツだるまの間を東方向へ進んだ先にあるのが、創業67周年を迎える老舗洋食屋グリルばらの木。
長年の歴史を感じざるを得ないレンガ調の外観と、重厚感のある木製のドアを開けた先に広る12席のこじんまりとした店内。
扉を開けた瞬間、先ほどまでまとわりついていた騒音が嘘のように消え、一気に落ち着いた大人の空気に変わります。
実は一度閉店したのですが、ばらの木を愛する多くのお客さんの声から復活し、今も昔も変わらず大阪を代表する名店となりました。
いただいたのはハンバーグランチ(1,200円)。
柔らかい笑顔が特徴の4代目店長の庵崎さんはとても気さくな方で一人でもにこやかに迎えてくださいました。
冷静ポタージュスープの後に登場したのが、驚くほどふっくらとしたハンバーグ。
玉ねぎは季節によって調理方法を変えるこだわり様。特徴のあるデミグラスソースは仕込みに1週間はかけるのだそう。
一口、また一口と口に運ぶ回数が増えるごとに「1,200円は少々安すぎ流のでは...。」と強く感じてしまう一皿です。笑
お腹もいっぱいになったし、食後は美術鑑賞といきましょう!
心斎橋筋商店街に先日オープンしたのが、日本人なら誰もが知る浮世絵会の巨匠「葛飾北斎」「歌川広重」「喜多川歌麿」「東洲斎写楽」らの作品を中心に展示した大阪浮世絵美術館。
浮世絵を題材とした美術館は全国的にも珍しく、京都に続いて2店舗目となります。
作品は撮影禁止のため、土産ショップのみの紹介となりますが、
御朱印やコースターなど浮世絵を模った土産物が多く販売されており、土産物目当てに訪れる人も多そう!
肝心の作品ですが、丁寧に説明書きがされており、浮世絵初心者(?)の私でも楽しむことができました。
繊細なタッチで描かれる描写はもちろん、個人的には登場人物の表情がとっても愛らしかったです。笑
食後は再び落ち着ける場所を求めてリロ珈琲喫茶へ。
こちらも心斎橋筋商店街から御堂筋線沿いへ一歩抜けた先にある喫茶です。
階段を上がった先、扉を開けると「チリンチリン♩」と涼しげな音が鳴り、レトロ柄をあしらった着物姿の店員さんに笑顔で迎えていただきました。
店内をぐるりと見渡すと暖色に包まれた店内キッチンカウンターにはサイフィン式珈琲が置かれ、まさに絵に描いたような純喫茶!
その雰囲気につられ、昭和を代表する人気喫茶メニューであるクリームソーダ(650円)をオーダー。
ここで突然ですが、ソロ活をさらに充実させる方法をご紹介!
その方法はいたってシンプルに"紙の本を持ち歩くこと"。
電子書籍が普及している現代ですが、電子書籍を読んでいる最中にLINEが送られてきたりとせっかくの読書タイムが台無しになることもしばしば。
電子書籍より紙媒体の方が、より集中して本の世界観に浸ることができますよ。
そのまま、しばらく読書に耽ることに。
気づけば1時間ほどが経過していました。
さぁ、ここからは少し遠出してパワースポットへ向かいましょう!
リロ珈琲喫茶を出て向かったのは、心斎橋駅から徒歩5分の場所にある難波神社。
ここは「商売繁盛」や「家内安全」にご利益があると言われている人気のパワースポット。
境内に一歩入ると交通量の多い御堂筋沿いにあるということを忘れてしまうほど、静かで厳かな雰囲気を体験することができまよ。
参拝した後は難波神社の裏手にある古本と雑貨のお店 コロンボ コーナーショップへ。
こちらは古本を取り扱うお店ですが、カフェメニューもテイクアウトのみで販売中です。
カフェオレ(300円)をいただきつつ店員さんとお話しすることに。
9畳ほどのコンパクトな店内には古本が山積みにされ、本の森にいるかのよう!
店員さんもとっても気さくな方で本の歴史やおすすめの本について教えてくださいました^^
ふと、窓の外を見て「雲行きが怪しくなってきたな」と思えば、あっという間にバケツをひっくり返したような雨が降り出しました。
それを見て「止むまで雨宿りしていくといいよ。」と店員さん。
ソロ活もをしていると話しかけやすいのか、店員さんと仲良くなることが多く、このように素敵な出会いもたくさんあります。
心斎橋は多くの人で年中賑わっており、ソロ活に不向きなイメージですが、実は穴場スポットもたくさんあります。
ぜひ、散策してあなただけの沖にいるのソロ活スポットを見つけてみてください♩