まずは、博多港に集合です。
国際港と国内港で乗る場所が違うので、場所を間違えないように注意しましょう。
国内港でも、近場の志賀島に行く乗り場と、壱岐・対馬フェリー乗り場と違うので、こちらも事前にしっかり調べておきましょう。
フェリーに揺られ2時間ほど。
フェリーには座席はもちろんのこと、靴を脱いでくつろげる上がりがあります。
船酔いが心配な人は、ここに寝転がって寝ているのがオススメです!
私は結構船酔いするタイプなので、いつもガッツリ寝ちゃいます。
内海湾に鎮座する小島神社。
海が割れて現しているその御姿からはとても厳格な雰囲気を感じます。
干潮時は海が割れて参道が現れ、満潮時は島に変わる小島神社。
鳥居をくぐり、右手に回ると、さらに鳥居があり、登ると社に通じています。
あまり人の出入りがない場所なので、蜘蛛の巣に引っかからないように注意をしましょう。
そして、小島神社に立ち入る上で守っていただきたいことが一つ。
ここ、小島神社は小枝すら持ち帰ることが許されない島全体が神域とされています。
悪さをしない、何も持ち帰らない、フォトジェニックの場所だけでないということを念頭に置いて訪れてください。
左京鼻からより奥の海蝕岩の方に向かうと、海に続く鳥居が現れます。
左京鼻にある龍神が祀られている神社です。
龍神と言いますと、水の神様ですから、船が遭難しないように、水の事故がないようにと祈っているのでしょうか。
お参りをして帰りましょう。
男嶽神社は、最初の神様「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)や「月読命」(ツクヨミノミコト)の降臨の地として文献には記されています。
壱岐にはすでに月読神社が存在していますが、もとの月読宮はこの男嶽神社とされています。
つまり、もともと月読命を祀っていたのはこの神社ではないかということですね。
日本でも、壱岐は5番目にできた島で、「天比登都柱」は、島が産まれた時の神様だとのこと。
現在、男嶽神社では、導きの神である「猿田彦命」(サルタヒコノミコト)が御祭神として御鎮座しています。
「天比登都柱」「月読命」を導いてこられたことから「猿田彦命」をお祀りしていることが所以だとのことでした。
綺麗に整備された神社には、地元の島人たちも参拝に訪れていました。
次に、芦辺町の竜神崎にある「少弐公園」(しょうにこうえん)にやってきました!
この敷地内に、大蛇の伝説が残る「龍蛇神神社」があります。
ゴツゴツした岩場にズーンと鎮座している鳥居がとても印象的です。
少弐公園のその場所は元寇の時(鎌倉時代)にモンゴル軍が上陸し激しい戦場となった所ですが、今はのどかな無料キャンプ場になっています。
1985年に出雲より神さまをお迎えしたとされている「龍蛇神神社」。
あまり歴史はない神社なんですね。
昔から大蛇が泳いでいた・・・とぐろを巻いて寝ていた・・・などの言い伝えがあります。
なんとも言えない、ロマンも感じる雰囲気満点の神社です。