こんにちは!
御朱印ガールの 高橋 のりこ です。
今回の旅は、関西にある、誰しもが知るあの神社さんへ行くプランです♪
その場所とは「伊勢神宮」
実は、わたし、お伊勢さまに行くのは初めてでございまして…
かなり心高ぶるお出かけです(≧▽≦)
お出掛けの日程が三連休ということもあり、
渋滞を避けるため、なんと都内を午前4時に出発!
たいした混雑もなく、予定通り9時過ぎにはこちらの外宮に到着。
前回は、正宮までをご紹介しました。
後編は、境内にある別宮を回っていきます。
他にも、忘れずに見ていただきたいポイントを押さえていきましょう。
正宮からいま来た道を戻ります。
すると古殿地の南側に、結界の張られたこんな場所があります。
ここは通称「三ツ石」と言われおります。
三個の石を重ねた石積みで、この前では御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)や、
奉仕員を祓い清める式年遷宮の川原大祓(かわらおおはらい)が行われます。
その昔、ここには川が流れており、ここで禊を行っていたことから、
いまでも式年遷宮の際の「川原大祓」が執り行われているのだそうです。
実は、現地に行くまで、この存在を知らなかった、わたし。
多くの人だかりがあるので、気になって側にいったところ、とても大事な場所である事を知りました。
ここは、パワースポットであると言われていますので、みなさんも忘れずにお詣りしましょう。
では、敷地内にある別宮も回っていきましょう。
外宮の中は、とても広いので、域内マップを見ながら回るといいかもしれません。
実は、わたしは入口でいただくのを忘れてしまったのですが、親切な立て札があるため、迷うことはありませんでした。
しかも、人の流れに乗っていけば、なんの問題もありませんので…(笑)
安心してください。
別宮の三社に行く途中。
こちらも忘れずに立ち寄ってほしいスポットがあります。
それが「亀岩」
一瞬、何の変哲もない石橋なのですが…
よーく見ると、亀の形をしているのです。
こちらの亀岩は、かつて外宮の後方にあったとされる「高倉山古墳」の入口とされ、
数千年前からこの場所で見守ってくださっております。
伊勢神宮の境内にずっとあるのですから、そのパワーは絶大です!
噂によると、どうやら亀の頭をなでるとご利益があるとか…
(わたしは撫でなかったのです(T_T))
ぜひぜひ、忘れずになでなでしてみてくださいね。
亀岩を過ぎて、まず左手に見えてくるのがこちら!
別宮「風宮」
ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命。
内宮別宮の「風日祈宮(かざひのみのみや)」のご祭神と同じだそうです。
雨風は農作物に大きな影響を与えるということで、古より、正宮に次いで重んじられてきました。
鎌倉時代、中国の元の大船団が九州に二度攻めて来て、
そのたびに暴風雨が発生して、船団の多くが沈没して征服を免れたと言われています。(元寇)
その時、伊勢神宮では「風宮」「風日祈宮」にお祈りしました。
そのため、暴風雨は、風の神による「神風」と信じられたようです。
人は、昔から雨や風という天災に見舞われてきました。
つい先日も、関東から東北にかけて甚大な被害のでた台風がありました。
「風宮」の神様には、これからも大きなお力で守っていただきたいです。
亀岩を挟んで風宮の反対側にあるのが、別宮「土宮」
ご祭神は、大土乃御祖神。
古くから山田原(やまだのはら)の鎮守の神でしたが、
外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされました。
土宮の前は式年遷宮山口祭(やまぐちさい)、御船代祭(みふなしろさい)の祭場でもあります。
別宮の中で、こちらのお社だけが東向きなんだそうで…(他はすべて南向き)
詳しい事は明らかではないようですが、本来の姿のまま、残されたようです。
こちらは大地の守り神さま。
多くの災害からお守りしてくださいます。
さらには、土宮の奥には、水の神様の「下御井神社(しものみいのじんじゃ)」があります。
実は、下御井神社には、井戸が掘られており、現在もこの井戸の底からは、伊勢の山嶺から脈々と流れ出る清水が涌き出ています。
この井戸は、「御饌(みけ)」の御料水が枯れた場合に備えて作られましたが、
1000年以上の歴史の中で、井戸が枯れることは一度もなかったそうです。
風宮、土宮とお詣りしたら、次は石の階段を登って行きます。
周りを木々に囲まれていて、ホントに気持ちがいい場所です、
こういう所は、ゆっくり深呼吸するのがいい。
パワースポットに行ったら、ぜひ、やってみて欲しいです。
そして、ここにも見落としてはいけないポイントが…
それはこの階段を登り切った、次に向かう「多賀宮」の前にある、
「寝地蔵石」
参道が造られた当時にはなかったそうで、いつの間にか現れたのだとか…
ぜひ、その前にて手を合わせてみてください。
そして、その参道の先、外宮の中で一番高い位置にあるのが「多賀宮」です。
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。
殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。
ご祭神は、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)。
神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂(にぎみたま)」というのに対して、
荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえるそうです。
通常、正宮では、個人的なお願いはタブーとされています。
ですが、ご安心ください(笑)
ここ、多賀宮では個人的なお願いOK!だそうですwww(*^^)v
しっかりとお願いしちゃいましょう♪
正宮、別宮、すべてお詣りを終えましたら、こちらで御朱印をいただきます。
伊勢神宮の御朱印は、シンプルな印と日付のみのもの。
格式が高い感じがして、わたしはとても好き。
御朱印帳も紫色で品があります。
この機会に、御朱印集めを始めるのもいいですね。
そして、その隣では、お札やお守りもお受けすることができます。
特に人気のお守りは「開運鈴守」
外宮には、勾玉の形をしたものがあり、内宮には巾着の形をしたものがあります。
ふたつ合わせて持つのが良いようです。
しかも、お守りの効果はずっと続くとの事。(通常の神社の場合は1年間)
お詣りの際には、記念にぜひどうぞ。
せっかくなので、帰りは裏参道から帰りましょう。
こちらも木々に覆われた美しい砂利道。
清々しい気分で歩くことができます。
途中、「御厩」があります。
ここは神様の乗り物とされる神馬がいる場所でして…
神馬は、毎月1日、11日、21日に正宮にお参りもするそうです。
実はこの神馬ちゃん、見る事ができるのは珍しい事なんですって。
1日数時間しかここにいないため、なかなか見る事ができず、見られたらラッキーなんだとか。
わたし、いい事があるかしら?( *´艸`)
そして、「北御門」に出てまいりました。
こちらにも手水舎がありますし、駐車場からも近いので、
気にしない人はここから入ってもOKです。
外宮、いかがでしたでしょうか?
初めてお詣りさせていただきましたが、素晴らしいの一言でした。
さすが、格の違いを感じました。
令和元年の今年こそは、お詣りすべき場所ではないかと感じました。
外宮を後にしたわたし。
次に向かうは「内宮」です。
王道のセオリー通りに行ってみましょう(笑)
わたしは車で行ったので、まずは駐車場を探さなければいけません。
外宮は、無料の駐車場がありますが、内宮にはありません。
一番近くの駐車場はすでに満車の表示がありましたので、
少し離れた、川沿いの駐車場に停めました。
実は、こちらのほうがおかげ横丁などでお買い物する方には便利です。
駐車場利用の方は、事前にいろいろ調べておきましょう。
さぁ、では、早速内宮にお詣りしましょう。
この景色、いろんな番組や雑誌で見覚えのあるものですね。
内宮は、外宮とは逆で右側通行。
たくさんの方が歩いているので、間違う事はありませんが…(笑)
内宮は、外宮以上に広く、見ごたえがある場所でした。
ということで、中の詳しい様子は次回に。